夏近くなって呪いのビデオが見たくなったので、ネトフリをやめて
アマプラに入った。
って呪いのビデオ有料やないかーい。
けど、思ったより色々見れるし、そのラインナップもネトフリと違う
ので、映画もちょくちょくみている。
だいぶ前に見たのから順番に感想を。
〇テネット(☆3)
前半はあまり盛り上がりが無い。
逆行することで過去に行けるというのは新しい。
ただし未来にはいけなくなる。
BGMの逆再生で、現在時間の順行か逆行かを表すのも斬新。
ただ、話は非常に話がわかりにくい。
正直字幕はそっちにリソース取られるから内容がムズいのは厳しい。
結局、徹頭徹尾意味がわからなかった。
雰囲気で見てるだけになった。
〇ゴジラ-1.0(☆3.5)
ちまたで「今までで一番のシリーズ作品」とも言われる大好評のゴジラ。
でも自分にはあんまり刺さらなかった。
確かに、怪獣映画、戦闘シーン、人間ドラマ全部の完成度が高い。
戦闘シーンなんかはやっぱおもしろかった。
ゴジラを海底に沈める、という発想もなるほどな、と思った。
しかし以下の二点が自分と合わなかった。
まず、人間ドラマ。
自分は人間ドラマには興味が無い。でもその部分が長かった。
好きな人は称賛するかもしれないけど、自分は眠くなる。
意外性のなさ。
ストーリーはある意味王道なんだけど、意外性は一切ない。
予定調和のように進み、終わる。
主役2人ともの生存も容易に想像がついた。
根本的に、そういうタイプの映画じゃないんだろう。
というわけで、この監督の作品は自分には合わないかもしれない。
シン・ゴジラの方がおもしろかった。
〇シャークネード(☆2)
最も有名なB級サメ映画。
ネトフリは無かったけどアマプラで見れるということで見て見た。
うーん、これはひどい(笑)
一番感動した部分は、舞台がGTAVだったこと(笑)
ロスサントスという名前から舞台はロサンゼルスだというのはわかるけど、
結構そのままだった。
サンタモニカとか特に。
フランクリンの住んでたのはビバリーヒルズだったのか。
まぁ、映画とは関係ないw
なんかCGでがんばってるところはがんばってるんだけど…
バスから子供を救い出すとこなんか、バス周りは水浸しなのに、
橋の上はカラッカラで街は平和そのものだという(笑)
しかも救出速度がめっちゃノロノロ。
あんなん全員救出に3時間以上かかるやろ。
その間にレスキュー呼ぼう。
バス周り以外はカラッカラなんだから(笑)
トルネードに一瞬で吹き飛ばされそうなヘリで近づいたり。
いや、爆弾程度でおさまらんやろw
てか、サメよりトルネードの方がはるかに危ない。
なのに、なんかよくわからんがサメと戦うために武器持って外へ出ていく。
B級映画として評判が良かったけど、うーん…お勧めはしない(笑)
なんか2と4が人気みたいだから、また機会があれば見て見ようかな。
〇シン・ウルトラマン(☆4.5)
これはすごいおもしろかった。
シン・ゴジラよりこっちの方が好きかも。
まず上記ゴジラ-1.0と比べて良いのが
「人間ドラマが非常に薄くあっさりしている」
「何が起こるかわからない」
というところ。
自分は人間ドラマは眠くなるから必要最低限でいい。
とくに洋画の人間ドラマは非情に眠くなる。
人間ドラマの中でも洋画の恋愛ドラマはもう激眠である。
展開が読めない方がいい。
思った通りに進むとつまらない。
あと、すごく好きなのが
「外星人の不気味さ」
がよい。
ここらへん怪獣系の特撮ものの良さである。
ザラブは不気味だった。
そしてさらにゾフィとかゼットンの方が不気味。
メフィラス星人だけまとも(?)だった。
ストーリーでは阻まれたけど、交渉成立して、別に飼い殺し
にされても地球は平和でいいと思う。
ただ、ゾフィが来たら速攻で逃げた。
ということは手に負えない事件が起きたら地球を速攻で
見捨てるということだろう。
そういう意味では信用できない。
☆が-0.5なのは、最後の戦いが地味だったところ。
地球側が科学技術に差がありすぎて何も役にたたなかった。
結局ウルトラマンに倒し方のヒントを与えただけだった。
でもウルトラマンシリーズってそういうものだからそこはいい。
やはりラスボスのゼットンとの戦いがかなり地味だったところ。
その1点だけ。
設定的に派手にしようが無いのかもしれないが。
専門用語が難解で理解が追いつかないという意見もあるけど、
庵野作品って、別に理解してなくても見れる。
難解な設定はあるけど、流し見でもOK。それがよいところ。
悪い作品だと、その部分を理解しないと映画自体がわからない。
上記「テネット」なんかがそう。
色々特撮的な部分ものこしつつおもしろい作品だった。
シン・仮面ライダーも見て見ようかな。
〇28日後…(☆3.5)
時々、
「そうだ、全く情報の無い映画を見よう」
ってなる時がある。
最近そうなった時に見た映画がこれ。
アマプラのお勧めのトップ画面の中で1ミリも聞いたことの
ない映画を選んだ。
内容は、派手さはあまり無いゾンビ映画だった。
ゾンビは舞台装置で、極限状態の人間を描いたパニック映画。
アニメで言うと「がっこうぐらし」とか「ハイスクールオブザデッド」系
最後が綺麗に終わってたのが良い。
あと、人の全くいない街の雰囲気が良かった。
ポストアポカリプスな感じ、好きなんで。
見終わった次の日にちょうどラミィちゃんが同時視聴してた。
この作品、シリーズの最初だったようで、
「28日後」「28週間後」「28年後」と続く。
そして「28年後…」が公開される(された?)とのこと。
それをころさんがレビューして、監督にインタビューしてた。
てか、見るより前に紹介してた。知らんかった。
ころさんは「ゾンビ映画じゃない」って言ってたけど、断言します。
ゾンビ映画です(笑)
設定が違うだけで。
ころさんがホッカイロレンのパロディしてた。
ころさんも見てるのか(笑)
まぁ映画のレビューと言えばホッカイロレンと岡田斗司夫だから映画好き
は見てるか。
ラミィちゃんもそれを見るためにシリーズ1,2を同時視聴してたと思われる。
なるほど、新作公開前だからお勧めに上がってたのか。
でも作品としてはゾンビという舞台装置のネタは割れているんで、意外性
みたいなのが無いところが(自分にとっては)欠点。
そういうネタバレ的がされているという意味で、続編は多分見ないかな。
〇怪獣ヤロウ!(☆4.5)
最近バキ童チャンネルをよく見てるんで、その流れで見て見た。
正直むっちゃおもしろかった。
展開が読めないし、要所要所笑いをぶっこんで来るのもいいところ。
ただ、唐突にお笑いを入れて来るから、お笑いに鈍い人はそれがネタ
だと気づかない人もいるかもしれない。
あー、でも酒が結構入ってたから何回も笑ったのに笑った場面を
覚えてない…w
ただ、やはり金をかけまくったCGバリバリの作品ではない。
あと、ご都合主義的なところはやはりあるので☆0.5引いた。
でもこういうノリと勢いは嫌いではない。
本人の人生ともオーバーラップさせてるところがあるんだろう事も
見てとれた。。
わかりやすいのはインタビューで、それ以外の不遇な面なんかも。
普段からバキ童チャンネルを見てるという+αもあるかもしれない。
こういうノリと勢いで場面の移り変わりが激しく展開が読めない日本
らしい作品は好き。
色々な矛盾とか疑問もノリと勢いでごまかされて許してしまう(笑)
展開は読みやすい、という意見もあったけど、展開というか
「話の進んでいく方向性」は読みやすい、でもストーリー展開
は読めない。
それがゴジラ-1.0の「展開が読める」というのと違う所かな。
余談として、三重県人として関市がちょっとなじみがあるという。
関市は東海道五十三次の1つで、伊勢別街道の起点となるっていた
宿である。
んで、自分の知り合いが関市の名家、本陣(大名の宿泊施設)の家
の末裔ということで関市は少し親近感があったりする。
〇番外:心霊曼邪羅(18巻~)
「呪いのビデオ」を見たくてアマプラに入ったのにほぼ有料だった。
心霊系シリーズは結構有料が多くて、そんな中会員無料で観れるのが
このシリーズだった。
ただしなぜか18以降しかなく、ナンバーも歯抜けである。
この作品は、呪いのビデオまるパクリ作品である。構成とか全部同じ。
ただし、いくらか劣化版である。
作り物っぽい心霊映像がけっこうある。
特殊メイクのくっきり見える霊とか。
あと合成に全然動かない静止画を使っていたり。
そしてシナリオが不自然すぎる物がある。
演技自体は悪くないけど「普通そんな発言や反応する?」ってのが多い。
18を見ただけでも、
独りごとをつぶやきながら撮影する不審者の投稿者。
カメラが倒れただけで幽霊が出たかのような反応をする演者。
26まで見たけどそういのは結構ある。
良いところは、
元映像のホームビデオ感がちゃんと出ているところ。
ギャグに流れたりしてない。
1つ1つが短いから細切れに視聴できる。
こういうシリーズの醍醐味である
「どの場面で心霊現象が出現するのかわからない」
というドキドキ感はやはり良い。
というわけで、少々劣化版とはいえ、呪いのビデオのかわりに
見れるレベルの作品である。
ただ、こういうシリーズって評価☆2とかなんだよなぁ。
シリーズ20も30も見ておいて何で低評価するんだ(笑)
ビビらされるとむかつくのかな?w
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以上。
意見が他人にひっぱられないように、そんなにレビュー等は見てない。
この後気が向いたら見て来ると思う。
また見た映画が溜まったら書く。
でも夏だししばらくは心霊曼邪羅シリーズを中心に見る。
それが終わったらまた新しい心霊シリーズを探すかも。