オカルトは好きだけど、基本信じてない。
なぜなら自分が体験してないし、この目で見たこともないから。

あと、以前も言ったけど、

「不思議なことはそのままにしておく方がいい」

っていう態度が「最も嫌い」である。
そんなわけで今回は、オカルト好きの自分が

「このオカルトはほぼ100%嘘」

って思うものを挙げたりしてみる。



〇きさらぎ駅

これは9割9分ネタである。
なぜなら

「オカ板に投稿された」

から。
駅名や路線関係のことが知りたければ電車関係のスレに聞くはず。
それをわざわざオカ板に投稿している。

これで自分はきさらぎ駅は100%ネタだと思っている。
話として嫌いではないけどね。



〇超古代文明

これは100%絶対に無い
よく「昔の核戦争の跡だ」だの言われるが絶対に無い。
もしそんな超古代文明があれば、

「100%その痕跡がある」

はずである。
何億年前の古代生物ですらその痕跡が数多く見られる。
そういう痕跡が無いはずはない。

超古代文明は100%嘘である。



〇宇宙人

太陽系外からやってきた宇宙人など100%いない。
自称UFO研究家はなぜ未確認飛行物体を見ると全部宇宙船にしたがるのか。
まず他の物理現象を疑えよ、と。

ただし原義のUFO(未確認飛行物体)は存在する。

物理現象だったり、軍用実験だったり、そういうのはあるだろう。
それに比べればまだ

「月は宇宙船説」「火星人」「地底人」

の方が存在確率が高い。
もちろんめちゃくちゃ確率は低いが、少なくとも外宇宙から来た宇宙人よりは
はるかに可能性が高い。

エドワード・スノーデンが宇宙人じゃなく地底人だって言ってたのはそういう
意味ではほんのわずかだが、説得力があるな、と思った。



〇グレイという意味不明の宇宙人

UFO研究家はグレイは宇宙人だと言う。
しかしそれはない。
なぜなら、

「グレイには知性が全く感じられない」

からである。
科学技術が地球よりはるかに進歩した星から来たのなら、宇宙人は少なくとも
地球人よりははるかに頭がいいはずである。

それが、グレイには知性がいっさい感じられない。
動物レベルである。
まだチュパカブラというUMAであると言われた方が納得である(笑)

もしグレイを宇宙人と言い張りたいなら、

「グレイは生体ドローン、あるいはAIロボット」

とした方がマシである。
遠隔操作か自動操縦で動いているただの生体機械。
それならまだ納得できる。



〇月は宇宙船説

これは結構おもしろい説だったりする。
ただし月が宇宙船かどうかはまた別の話ではあるが。

世界各地の神話には「洪水伝説」が存在する。
そしてそれら神話にはその洪水伝説以前に「月」が全く出てこない。

また、月は不思議な点がいくつもそんざいする。

・地球の衛星としては大きすぎる
地球という大して大きくない惑星の衛星としては月はあまりにも大きい。

・月の自転と公転の周期が同じ
結果、月はいつでも同じ面を地球に向けていて、地球からは裏側が観察できない。


・月と太陽が一致する。
日食月食で地球から見た月と太陽の見かけの大きさが一致する。

ここらへんは偶然ではありえないレベルである。
そこから「月は宇宙船説」が存在している。
しかし、それはどうかな、と思う。
なぜなら、

「上記の事柄が、月が宇宙船である必然性と全く結びついていない」

からである。
月が同じ面を向けている点に関して言えば「地球を観察しやすい」という理由付け
ができるかもしれない。
しかし月表面にそれらしき人工物は見つかっていない。
もしそういう構造物があるならなんらかの違和感があるはずである。

もし月が後で地球にやってきたとするなら、宇宙船ではなく普通に地球に飛来したと
考える方が自然なような気がする。

洪水伝説は、月が地球にやってきたことによって月の引力により引き起こされた。
また、月面着陸時に月の表面が振動したというのは
「月の内側は空洞で宇宙船の居住区域である」みたいな説よりは、水が入ってて
地球の引力にひっぱられて水が地球へ移動し、空洞になった、みたいな考えの方が
自然な気がする。

月はロマンある天体だが、宇宙船というのはどうかな、という感想である。



〇霊能力者、霊媒師

UFO研究家と並んで一番信用できないのが「霊能力者」とかいう輩である。
UFO研究家が未確認飛行物体を全部「宇宙船だ」と言うのと同様に、
何が不思議なことがあると全部「霊の仕業です」とか言い出すのが霊能力者である。

しかし今まで霊能力者がその力を発揮したところは見たことが無い。

ある番組で事故物件の事件を霊能力者が当てる、っていうのがあったが全く見当
はずれであった。
また、アメリカの霊能探偵が実際の事件解決に貢献した事例は0であるらしい。
アメリカは実質主義だから可能性のあることは全部試してみる、というスタンスでは
あるが、結局霊能者は何の役にもたたなかった。

大体ただのデータである心霊写真や心霊映像から霊など感じられるはずがない。
TVなどでみた霊能者は全員が嘘くささ満載である。

まぁ、本物は表に出てこない、という可能性も無きにしもあらずだが。

ただ、自分は現在の科学では説明のつかない不思議なことはあると思っている。
将来的には解明されるかもしれないが。

それを「全部霊のせい」にしてしまうのは暴論でこじつけでしか無いと思ってる。
霊とかそういうのは置いといて、不思議な現象は理由をつけずにそのまま語られるのが
正解だろう。

ありがとうぁみさんの「実話怪談」みたいに。
理由は全くわからないが不思議な話、というのは勝手な理由をつけずそのまま語られる
のが一番よいと思っている。



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以上。
ほかにも色々あるけど今回はこのへんで。

オカルトは好きだけど、安易に霊やUFOの仕業にするのは嫌いである。
また、できるだけ科学的に論理的に解明しようとする態度の方が好きである。
その結果、科学的に解明されたとしても、それはそれでロマンがある。