色々な人を見てると、どうも表面的に

「苦労してる」「努力してる」

ように見えて、実はイージーモードのエピソードなどが結構存在する。
今回はそこら辺も含め、人生イージーモードの人の特徴をちょっと
挙げてみようかと思う。



〇「食費1週間であと200円」「電気止められた」「家賃滞納した」

芸能人の苦労話とかでこんなエピソードをよく聞いたりするんじゃないだろうか。
実はこれ、

「人生イージーモードの特徴」

である。
ただし、それらを解決できてない場合はイージーからノーマルやハードモードに
移行してしまう場合がある。
ただ、そういうエピソードを思い出として語ってる場合は、その問題はすでに解決し
ているため、結局その人は人生イージーモードである。

なぜそれらがイージーモードの特徴なのか。
なぜならハードモードの人は色々しいたげられてきた過去の恐怖から、

「絶対にそういう状態にならないように気を付ける」

からである。常に未来に怯えている。
だから、上記状態になる前に必ずなんとか手を打っている。

たとえば、仕方なく実家に帰るとか、寝る間を削って働くとか、知り合いに土下座して
頼み込むとか。
そういう状態になる数か月以上前にその状況を打開する。
だからハードモードの人が上記状態になること決して無い。
ただし、万が一なったとしたら、

「もう自殺か浮浪者になるしかない状態」

に陥っている。
頼れる身内も知り合いもなく、借金がたくさんあり、睡眠を削って起きている間中働いても
どうにもならないくらい切羽詰まっている。
そういう境遇に追い込まれている。

対してイージーモードの人が上記状態に陥るのは大抵「自業自得」である。
「アリとキリギリス」のキリギリス的な行動を続けた結果である。
つまりイージーモードの人は

「苦労したこと無いし、自分のやりたいことしかしない」

だからやりたくないことは全部避けて、先々への対策もしないし、ギリギリまで放置して
そういう状態になる。
イージーモードで育ってきたから「なんとかなる」という気持ちでいられるのである。

逆にこの「なんとかなる」みたいな気持ちは大事で、恐怖心が無いのでなんでもやってみる。
それが成功につながる。
ハードモードで来た人は恐怖心から絶えず杞憂するため、リスクのある成功への第一歩をふみ出せない。



〇「自分の好きなことは仕事にしない」

なんてことをいう人は、イージーモードの中でも上位である。
スーパーイージーモード人生だと言っていい。

例えば好きな趣味が好き度100だとする。
それが仕事にすると好き度50になってしまう。
だから仕事しながら趣味をする。
そういう感じだろうか。

つまり幸福度が

普通の仕事(X)+趣味(100)>趣味を仕事にする(50)

となる。

この(X)の値も高いということになる。
要するに普通の仕事も嫌いじゃないし、何をしてても楽しい人生である。

しかし例えば自分なんかは人生絶えず好き度-50のことをしている。
だから好き度100の趣味を仕事にした場合50どころか好き度
なったとしても、他の場合よりはるかにマシとなる。
だからもしできるとしたら、間違いなく好きなことを仕事にするだろう。

だから、

「好きなことは仕事にしない(キリッ」

みたいなやつを見ると、殺意が湧く。
「スーパーイージーモードがえらそうな口を利くんじゃねぇよ」と。
人生一度も苦労していないくせに。
せめて「ノーマルモード」くらいクリアしてから言え、と。

ちなみにイージーモードの「苦労した」は当人比の話であって、
ハードモードから見ると鼻で笑うくらいの苦労でしかなかったりする。



〇「1日中仕事のことばかり考えてる」

誰が言ってたのかはわからないけど、言いそうなことである。

「この仕事につけば、年中仕事を考えていなければいけない」

「だからこの職業はお勧めしない」みたいな。
これ、

「完全にイージーモードの思考」

である。
自分にも経験があるが、

「嫌な仕事してる時って、プライベートでは仕事のことなんか考えたくない

のである。
逆にそんなに嫌いじゃない仕事をしてた時

「しょっちゅう仕事のことを考えていた」

というのを思い出す。
場合によっては深夜3時に起きて寝られないので「じゃあ仕事するか」みたいになっていた。
年がら年中仕事のことを考えていられるのは幸せであり、イージーモードである。
逆に言えば「この仕事につけば、年中仕事を考えていなければいけない」というのは、

「年がら年中仕事の事を考えるぐらい好きじゃないとこの仕事はきついよ」

という意味でもあるだろう。



〇「返事が早い」

上記に関連して。
仕事のできる人は

「返事が早い」

というのを聞いたことがある。
深夜にメッセージを送っても秒で返ってくる。
これも同様の理由である。
つまり、

「仕事が好きだからすぐ返事を返す」

というイージーモードによるものである。
もし嫌な連絡だったらすぐ返事を返そうと思うだろうか。

「面倒だし考えたくないから明日にしよう」となるんじゃないだろうか。
そういうことである。



〇「毎日睡眠3時間でずっと仕事してる」

こんな感じのことを言ってる人は結構いるんじゃないだろうか。
でも睡眠時間を削ってまでやれるということは、

「好きなことをやっている証拠」

である。

ただしブラック企業で無理やりやらされてる場合は除くが(笑)
 

嫌いな事なんて5分でも嫌気がさしてくる。
だから、嫌いな事を毎日1時間やったとしたら、毎日睡眠3時間で
がんばっている人より実ははるかに努力しているのである。

寝食を忘れるぐらい好きな仕事に集中できて、生活も充実していて。
まさにイージーモードである。

ただ、精神的にはイージーモードだけど身体的にはハードモードなので
逆にやりすぎないようコントロールすることが大事である。

自分の好きなことに没頭しすぎて体を壊して早死にする人は結構いる。



〇泣く、叫ぶ

Vtuberとか見てると、自分が失敗して悲しくて泣いたり、ホラゲー
で叫んだりしているのを見る。
一見普通のようにみえるが実はあれ、

「ノーマルモード以上」

の特徴である。
まず「失敗して泣く」
ハードモードの人の過去の経験として

「何泣いとんじゃボケがぁ!」

と言って罵られ、殴られ、罰金すらとられる。

「泣いても何も解決しない」

ということを身に染みて体験してきている。
一方Vtuberとかが失敗するとどうなるか、

「大丈夫だよ」みたいに慰められ「よくがんばった」などと褒められ
スパチャまで飛んでくる。
そして同じ箱の人からなぐさめられ、支えられ、肯定される。

うーむ。まさに地獄と天国(笑)


次に「叫ぶ」
ホラゲなどで「叫ぶ」というのも同様。
例えば自分なんかは叫んだりすると毒親から

「うるさい!」

という怒号と一緒に暴力が飛んできた。
恐らく2、3歳の頃からそういう経験をしてきた。
そして「叫ぶ」という行為はマイナスにしかならないことを学んだ。

自分はホラーが得意なわけじゃないし、ビックリすることも多々ある。
心拍数はホラー配信者と同じぐらい跳ね上がっている。
でも上記理由により絶対に「叫ぶ」という行為はしないし、できない。

よってホラゲで素直に叫べる人間は親ガチャには少なくとも失敗しておらず、
人生ノーマルモード以上かな、と。

もちろん親ガチャが成功してもそれ以外の要因でハードモードになること
はいくらでもあるので一概には言えないけれども。



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以上。
ほかにも色々あるだろうけど。

なんかイージーモード人生ならでは苦労話を聞いて視聴者が

「苦労したんだ」「大変だったんだ」「すごい」

なんて言われているとクッソむかつくので(笑)

 

ただし、本当は人生はイージーモードであればあるほど良い。

性格が曲がらず素直でやさしくなり、好きなことだけに真っすぐ努力でき

ることによって能力も伸びる。

いいことづくめである。

 

つまり、この記事は

所詮自分という人生負け犬の遠吠えといったところである(笑)


ここんとこずっと体調が悪く風邪が治らない。
新しいゲームやろうかと思ったけどその気力もない。
やる気が何も起きないので時間つぶしに書いた。