「自我を持つな」というのはぺこーらが使っていた言葉である。
どういう文脈で使われていたか知らないので解釈が違うかもしれないが、
自分みたいなニコ生系配信を好むリスナーの理想の配信は、
この言葉を借りれば、
「リスナーは自我を持たない、ただしライバーも自我を持たない」
となる。
簡単に言えば、
「リスナーは「おれがおれが」と自己主張をしない」
「ライバーはお気持ちしない」
となる。
○リスナーの自我
もともとニコ生のコメントは匿名なので自分の意見は言えても自己主張
のしようがない。そのかわり好き勝手なことを適当に言える。
ここらへんのことを「自我を持たないリスナー」と言ってみた。
そして実はそっちの方が治安が良くなる。
なぜかと言えば荒らしの
「自分にかまって欲しい」
という承認欲求を満たせないからである。
一方Youtubeのチャットは名前が表示されるため自己主張をしやすく、
荒らしがわきやすい。
以前にブロックされない程度の荒らしを見かけた時、ちょっと思い立って
その名前をコピペして検索してみたらしっかりツイッターもやってた。
「あぁ…」って感じだった（笑）
荒らしは必ず人から見られやすいSNSに活発に書き込んでいる。
リアルでは普段から（自業自得で）誰にも相手されないし認められ
ないから承認欲求がすごいことなってんだろうなぁ、と。
○ライバーの自我
ニコニコ生放送では、配信はライバーじゃなくアニメなどのコンテンツであるので
当然自我をもたない。
んで、自分の言うYoutubeの「自我を持つ」ライバーとはお気持ちをするライバーの
ことである。
個人的には、たとえ配信という点では一流であっても、お気持ちするライバーは
「営業的には二流、三流」である、と思っている。
何故なら
「リスナーよりライバー自身の気持ちを優先している」
からである。
「お気持ち」とは注意ではない自分のまさしく気持ちのことを言う。
リスナーや荒らしに文句を言っているのはもちろん、
例えば
「概要を読め」「注意の文章を読め」
みたいなのもはっきり「お気持ち」である。
そもそも概要なんていうのは何かトラブルがあった時に「概要にこう書いてある」と言う
ための保険みたいなものである。
「概要を読め」と言っても荒らす奴は荒らすし、逆に一般リスナーは読まなくてもモラル
に反するような違反行為はしない。
だから無意味である。いや、それどころか逆に荒らしを喜ばす行為ですらある。
つまり、「概要を読め」と言うのは
「一般リスナーは嫌な気分になるだけの、怒りたいライバーの自己満足行為」
である。他には
「ハトをするな」
もお気持ちである。
ネタで言っているだけだったり、また協力ゲーや並走ゲーでハトがあるとゲームが成り立たない
場合念のために言っておく場合も言うが、
そういう必要の無い普通の配信で言う場合、
「ハトという言葉をしっている時点で「ハトを飛ばすな」という言葉は全く無意味」
である。「ハト」という言葉を知っている人はわかってハトして荒らしているのである。
だからこれも上記ライバーの自己満足でしかない。
言うのならちゃんとハトを説明するか「他の配信者のチャットで言わないで」と言う
べきである。
そもそもリスナーへの荒らし対策や文句を言いたいようなことは配信の持っていき方で
リスナーをコントロールすべきである。それがプロだろう。
そこらへんホロならころさん、ぺこーら、船長ほかニコ生出身組、あとスバルやすいちゃん
なんかはうまいなー、と思った記憶がある。
他の人では、リスナーの扱いに関してはるしあがすごくうまかった。ただしるしあの仮面を
かぶることができている時は、であるが。
そして荒らしはフブキングのように「ガン無視」がするのが正解である。
荒らしはかまうと承認欲求がみたされ、また同様の行為を行う。
荒らしを見かけたら全く反応せずにブロックすればいい。
自分の言う「自我を持たないライバー」とは
「一般ファンやリスナーを楽しませる為だけに配信するライバー」
である。
一般リスナーを嫌な気持ちにさせ、荒らしを喜ばせる行為なのに「お気持ち」するのは
結局ファンやリスナーよりライバー自身を優先しているからである。
○ライバーへの教育
余談であるが、ある程度ライバーへの基本的な教育も必要かな、とも思う。
個人契約で社員ではないので社員教育はできないかもしれないが。
以前あるライバーが「運営に失礼な事言われた」みたいなことを言っていた。
しかしそのライバーは普段の言動が失礼なことが多く、運営の対応は恐らくそういう
態度に対する反応だから「どうせ自業自得なんだろうな」と思っている。
あの「こだまですかいいえ誰でも」というやつである。
悪気が無かったとしても言い方や書き方１つで印象はだいぶちがう。
自分はヤフオクで何千という品物を売った経験があり、その時には素人なりに言動に結構
気を使っていた。
落札時の入金や発送の指定は今は自動でやってくれるが、昔は落札者と直接やり取りする
必要があった。
まず、その前に出品時の商品説明も気を使い、
「取引方法や条件は必要最小限」
にしていた。長いと読まない人がいるからである。
だから箇条書きの５、６行で済むように書いた。
しかしそれでも読まない人がいて「指定以外は非対応」と書いているのにそれ以外を
書いてくる。
そんな時は私はホロメンほど性格が良くないので、本心では
「５行も読めないゴミクソが入札してくんな。死ね。」と思っていた（笑）
しかしもちろん思ったことをそのまま書けるわけがない。
こういう時、もし上記の失礼なライバーが対応したら、
「その入金・発送方法は対応しません。きちんと商品説明を読んでから入札してください。」
みたいに書くだろう。これは最悪の返答である。
自分は、
「申し訳ありませんがその入金・発送方法は対応できかねますので、すいませんが指定の方法
で行っていただけると助かります。」
と、多少素人臭いが謝罪言葉＋お願いによりへりくだる（笑）ことでなるべく相手の気分を害
さないようにしていた。以後リピーターになった時に備え「商品説明に書いてある」ことも
言っておくべきかは迷う所であった。少し嫌味を感じさせるかもしれないからである。
そうやって気を使い、そのライバーよりはるかに悪い性格をひたかくしたのであった（笑）
なぜこういうことをするかと言えば荒らしを防ぐためである。（その時の）ヤフオクは嫌がら
せ入札などの個人攻撃によって簡単に商売不能になってしまう。
だから「アンチが発生するのを防ぐ」ためにそうやっていたのである。
そしてアンチ対策はヤフオクとは比較にならないくらいライバーの方が重要であろう。
自分みたいな規模の小さい素人でもこういう気を使っている。
ましてや会社で色々な取引先と頻繁にメールや連絡などをやり取りしている人はもっと気を
使っているだろう。取引マナーのマニュアルとかもあるんじゃないだろうか。
自分ほどへりくだるような言動をする必要はないだろうが、書き方言い方次第で同じ言葉でも人に
すんなり受け入れられたり、逆にイラつかせたりする。言葉一つでアンチをや荒らしをある程度
抑えることができる。
だからトラブルを生まないように、そういうマニュアルをライバーに教えた方がいいと思うんだが
どうだろうか。
○ライバー自我を持つのは悪いことではない
こんだけ文句を言ってきたが「自我を持たないV」はあくまで
「ニコ生的配信が好きな自分の好むV」の方向性である。
実は、
「アイドル方面を目指すライバーは自我を持つ方が良い」
と思っている。
なぜならアイドルオタク達はアイドルであるライバーと
「喜怒哀楽を分かち合いたい」
と思っているからである。だから良いことも悪いことも共有したいのである。
しかし、自分みたいなファンというよりは娯楽として見ている人間はあまり
「怒哀」は共有したくないのであった。
でもドルオタが好むタイプのＶの方がちゃんと金を落としてくれるので、
もしかしたら「自我を持つ」方がライバーとしては正解なのかもしれない。
○ニコ生系リスナーの期待の新人Vtuber
またどうでもいいことを長々と書いてしまった。
実は以下が一番言いたかったことである。
タイトルにある自分に合いそうな期待の新人Ｖとは
「ＡＩＶｔｕｂｅｒ」
である。
聞いて拍子抜けしたかもしれない。
最近ＡＩのＶが出てきて話題になっている。
しかもかなり性能が良いらしい。英語らしいので見たことはないが。
そしてこのＡＩＶｔｕｂｅｒは自分の考える問題点を全てクリアしている。
１つに「自我を持たない」これは当たり前である。
１つに「荒らし、アンチが湧きにくい」荒らしの”人間”にかまって欲しい、という欲が
ＡＩでは満たせないからである。
１つに「無限に配信できる」特にニコ生はコンテンツが有限なので放送時間が限られるという
大きな弱点がある。
自分の求めるＶｔｕｂｅｒとしてはある意味完璧かもしれない。
～～～
以上。クソ長い上に内容も微妙になってしまった。
もし日本語対応の高性能なＡＩＶｔｕｂｅｒがでてきたら２４時間配信しててくれないかなぁ。
そしたら見たい時にいつでも暇をつぶせるんだが。
ニコ生やＶの配信を見ることが無くなりはしないだろうけど。