息苦しさと押し寄せる不安感でいっぱいに。

 

神様、仏様、ご先祖様、どうかお救いください

 

泣き疲れて寝て悪夢で起きるの繰り返し。

 

 

不貞女への名誉棄損で逮捕された女性の事件は

 

私に更なる苦しみと孤独感を与えた。

 

被害者はじっと涙して我慢することしか許されない理不尽

 

不倫シタ側が刑法で守られサレタ側が守られない理不尽

 

そういうことが罷り通る国なのだということを改めて突きつけられた絶望感。

 

どんなに抗ったって無駄。

 

被害者になった時点で負け、救われることはないのだよ

 

そう宣言された気がした。

 

法治国家なのだから法的措置をとればよかったじゃないか。

 

そういう意見もあるけれど、これは現実を知らない人の理想論。

 

心がボロボロの中、一生懸命証拠を集めて、弁護士探してお願いして、不倫相手には嘘と悪態を散々つかれ傷つけられ、それでも裁判所が「適当」だと判断する慰謝料は雀の涙程度。

 

裁判所も不倫に寛大。

 

そして、サレた側は心も人生も人格も尊厳も破壊されたというのに、不倫者はこれ以上の制裁なく無罪放免、「名誉」を守られ、社会で何事もなかったかのようにのうのうと生きていく。

 

(ちなみに、今回の事件の不倫女は不倫をやめるという誓約書も守らず、慰謝料もまだ払っていないとか。)

 

あまりにも軽く扱われるサレタ側の被害。

 

死にたくなるほどの苦しみの中、国は不倫者を擁護し誰も助けてくれない孤独。頭だっておかしくなる。

 

こんなわずかなお金いらないから、不倫者に社会的制裁を与えたい。

 

被害者として当然の感情だと思う。

 

(不倫者に痛みを味わわせるために)慰謝料額をもっと上げるとか、前科者にするとか、国がきちんと対処してくれれば済む話なのに。

 

今回のことについて、政治家もマスコミも全く取り上げない。

 

そうだよね。みんな不倫したいのだから。

 

以前、日本の未来を変える!と息巻いてる政党の人が「「不倫を犯罪に」なんて公約したら負けちゃうよ~」と言っていた。

 

有権者も不倫したい人の方が大半なのだろう。

 

被害者に理不尽を強いることを許す司法・政治・社会、全てが敵のように見えて孤独感しかない。

 

僅かな救いは、署名やヤフコメに女性の気持ちを理解してくれた人が一定数いたこと。

 

不倫された側の人権をきちんと守って欲しいと望むことはそんなにおかしな願望なのだろうか。

 

理不尽にただ耐えろと言われ苦しむ被害者を見るのは、現実を思い知らされるようでツラい。