四谷の交差点で信号待ちをしていた昨日、
もう何十年も近所にいたのに、初めて聖イグナチオ教会の鐘の音を聞きました。
イギリスに住んでいた時は毎日クライストチャーチの鐘の音を聞いていました。
だから日常生活の中に、教会でもお寺でも鐘の音があることに親しみと憧れがあります。
そんな環境、東京では難しいと思っていたのに、まさかこんな近くにあったなんて。
灯台下暗し。
久しぶりに聞く教会の鐘が心地よくて、鳴りやむまでその場に佇みました。
そして、ふと前のビルに目をやると、ローマ教皇?と聖書の言葉。
泣くのに時があり、笑うのに時がある
思い起こせば幸せなことに私はこれまでたくさん「笑えた時」がありました。
笑えるだけの人生はないよね。
今は「泣く時」なんだ。
鐘の音を聞きながら、この時期を越えられたら、きっとまた笑える時も来るような気がしました。