日本橋→銀座で用事があり、途中、ふと思い立って東京長浜観音堂に寄りました。
ここでは定期的に滋賀県長浜市から観音様がやってきて、間近で拝観させていただけます。
今月18日までは馬頭観音さんでした。
KO大卒で絵に描いたようなキャリアウーマンだったA子。
大学からKOに入り、幼稚舎上がりのお金持ち世界を知ったA子は、学生時代から上昇志向が異常に強かった。
結婚相手は年収1億円以上、少なくても五千万円
とよく言っていたし、就職後はブランド物で身を固めるようになった。
顔は内山理名似でモテたけれど、A子は収入の少ない同級生・同期を恋愛対象にはしなかった。
彼女が魅力を感じるのは、歳の離れた収入の多い男性ばかりだった。
高収入の恋人との旅行、食事、プレゼントは全てがラグジュアリーで彼女のプライドを満たすものだったし、恋人が彼女の出世の助け舟になることもあった。
彼女はそういう体験談をよく私に聞かせてくれたけれど、正直、私は羨ましさを全く感じなかった。
私とA子の幸せ基準が違っていたから。
その後もA子には結婚を前提にした付き合いが何回かあり、別れると落ち込み、でもすぐに新しい相手ができもした。
男性に対する望みや幸せ基準に違いはあったけれど、A子は気の置けない友人の一人だった。
だけど・・・離婚騒動後久しぶりに会った時、彼女からこれまでの恋愛話が不倫話であったと聞かされ、一方私は夫の不倫で離婚騒動中だと告白し、それ以降、お互い連絡を取らなくなった。。。
私にとってA子は「憎き不倫女」に、A子にとって私は「憎き相手妻」に重なったのだと思う。
先日、A子が自殺未遂して入院→自宅療養していると風の噂で知った。
だけど私は、可哀想だとは思えず、、、因果応報・・・という言葉が頭に浮かんだ。
不倫のきっかけは色々あると思うけれど、贅沢、お金、出世のために試みる女も少なくない。
夫のオゾマシイ不倫女達がまさにそれであり、A子も同じに思えた。
A子を憐れむことができない私の中で、友の情より不倫に対する嫌悪の気持ちの方が勝ってしまっている。。。
A子には不倫者になってほしくなかった。