なかなか薬が効かない。

 

難聴症状と顔面痙攣が治らず、外出先ではパニック症状を起こし・・・私の身体、なかなか厄介モノです。

 

家にいてもフラッシュバックして発作が起きることが多いので何か気分転換にと、少しずつ切り絵を始めました。

 

今回出来上がったのは、以前買ったベルばら切り絵から1作品。

 

久しぶりに無心になれました。

 

 

そして、新しい本も届きました❤

 

 

とても素敵なデザインばかりで、眺めているだけでも楽しいです。

 

でも今日は瀬戸内寂聴さんの関連記事を読み、不倫者側の勝手な言い分に気分が悪くなり寝込みました。

 

寂聴さんの考えには共感するものもありましたが、不倫に関しては決して同意できません。

 

 

寂聴 

そもそも私は井上さんとの関係を不倫なんて思ってないの。井上さんだって思ってなかった。今でも悪いとは思ってない。たまたま奥さんがいたというだけ。好きになったらそんなこと関係ない。雷が落ちてくるようなものだからね。逃げるわけにはいきませんよ。

井上さんとは、寂聴さんの不倫相手(既婚者)です。

 

荒野(井上さんの娘)

本当にそうだと思います。不倫がダメだからとか奥さんがいるからやめておこうというのは愛に条件をつけることだから、そっちのほうが不純な気がする。もちろん大変だからやらないほうがいいんだけど、好きになっちゃったら仕方がないし、文学としては書き甲斐があります。大変なことをわざわざやってしまう心の動きがおもしろいから書くわけで。~///~最近は芸能人の不倫などがすぐネットで叩かれますが、怒ったり裁いたりしていい人がいるとしたら当事者だけだと思うんですよね。世間が怒る権利はない。母は当事者だったけれど怒らなかった。怒ったら終わりになる。

 

不倫された側の娘でもこういう発想をする人もいるんだなと思いました。

 

今でも悪いとは思ってない。

 

これが不倫する人の本音でしょうか。

 

傷つけた人への罪悪感は持って欲しかったです。

 

好きになったら奥さんがいるとか関係ない。

 

お腹が空いていたらおにぎりを盗んで食べてもいいのでしょうか。

 

欲望に歯止めをかけるための理性が人間にはあるはずです。

 

理性なく欲望のままに生きるのであれば動物と一緒です。

 

世間が怒る権利はない。

 

まだ刑法に列記されていないだけで、不倫は傷つき苦しむ人が存在する行為。

 

当事者が許す許さないは自由ですが、不倫行為自体は悪いことと認識・評価されるべきです。

 

当事者以外関係ない・・・というのであれば、ほとんどの犯罪は第三者に関係ないものです。

 

悪いことは悪いことだとしなければ、同じ過ちを犯す人、同じ苦しみを味わう人が減ることはありません。

 

一度の人生、人が傷つこうが人にどう思われようが好きなように生きる。

 

これって犯罪にもつながる発想ではないでしょうか。

 

美談になるものではありません。

 

こんな自分本位な発想がまかり通る世の中ではあってほしくないと思いました。