精油の体内動態を考える*第2回目 | イロイト

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アロマテラピーサロンilo

昨日は、久保田泉先生による

「精油の体内動態を考える」の第2回目

代謝と排泄について学びました。

 



代謝と排泄とは肝臓と腎臓が働いてくれることで

体内に入ったものの水溶性を高めて

尿や便、汗などから体外に排出する事です。

 

この

排出されるということは

とても大切な機能で

例えば腎臓の病気になり、それが悪化すると

排泄ができなくなり、透析が必要になる

その現場でお仕事をされていた事もある久保田先生のお話を伺いながら

親類の最期のことを思い出していました。

 

排泄ができなくなってくると

次第に足がむくみ、胸や肺などにも水がたまり

溺れたような状態になるそうです。

苦しい。もう、死なせてほしい。と言った親類の言葉を思い出しました。

人が亡くなるときは、こんなにも苦しいのだろうかと

いろいろ調べた時に

楽な最後とは、枯れるように逝くこと・・・

この言葉を見つけました。

 

人は、亡くなる前に食べられなくなることにより脱水状態となり、

徐々に眠くなる時間が増えて、ADL(日常生活動作)が低下していきます。

なぜ亡くなる前に食べられなくなるかというと、水分を体内で処理できなくなるから。

このような状態で強制的に水分や栄養を取り入れていくと、

身体がむくんだり、腹水がたまったり、痰がたまったりとかえって本人をしんどくさせてしまう。
身体で処理できなくなったら、できるだけ脱水状態にして自然に看ていくのが最期を楽にする方法

 

このように緩和ケアのお医者様が述べられているのを読んで

なるほど・・と思ったのですが

自分の腎臓を大事にするという意識に、その時には繋がりませんでした。

 


透析の現場でお仕事をされていた久保田先生のお話も講座の中でお聞きして

尿が出るということは、本当にありがたいことであるし

その仕事をしてくれる腎臓や

尿にするまでの仕事をしてくれる肝臓を大事にするという事に

意識を向けようと思いました。

 

 

大事にするという事とは・・

 

生まれた時は新築のお家の・・例えば水道管のようなものだとして

ヌメリも汚れもないピカピカの状態

 

食器を洗った洗剤や

油汚れが管を通ることによって

少しずつこびり付いて取れない汚れが蓄積していきます

雑に使っていると、詰まってしまうなんて事もあるかもしれません

定期的に、水道管の掃除をするなどして、大事に使うことは大切。

それでも何十年も経つと、交換しなければいけない事もあるかも。

 

人間の体は、移植という方法はあれど

基本的には交換がきかないものです。

だからより一層大事にしなくてはいけない

 

汚れたから掃除をするだけではなく

そもそも、洗剤の質にこだわったり

油を極力流さないようにするというように

代謝の負担にならないような日々の生活を営む事も大事な事。

そして、身体の隅々、心の隅々まで意識を巡らせて

元気かな?と気にかけてあげる  

そんな事も、不調を早めに知ったり、対処できたりすることに繋がるなと思いました。

 

そして、日々の生活

何をどう食べるかとか

睡眠は取れているかとか

ストレスがかかりすぎていないかなど・・・

日々の生活を大事にすることが

何より大事だと、精油の勉強からそんな事まで考えが及びました

 

 

代謝や排泄が、どういった仕組みで行われているのかという事を知る事で

どう気をつけたらいいのかの想像ができるようになります。

 

代謝酵素による分解、抱合など、体の中で行われている事。

そして、人によって代謝の能力も違うし

環境などによっても、精油が体内にどう入ってくるかも大きく変わる

この目線をしっかり持っていることは

やっぱりとても大切だと肝に命じました。

 

勉強をしながらも

生きることに繋がる大切な気づきを沢山いただける久保田先生の講座

いっぱいの愛が画面から溢れ出るようでもあり

みんな元気になる

こんな人になりたいなと、心から憧れます。

 

そして、久保田先生の講座、一人で聞くのはもったいないからと

お誘いくださった川瀬さんは、いつもマザーテレサみたいだな・・と思うのです。

 

猫は、精油が苦手

なんとなく聞いた事がある方もいらっしゃるかと思いますが

何故なのか?という事を

川瀬さんがブログでまとめて下さっていますので

シェアさせていただきます

昨日の代謝の学びで、本当に大事な事だと認識できました

 

 

 

うちにも猫がいますので

精油のディフューズなどは、猫を入れない施術室のみで行います。



ホームサロンなので、

体内に精油を吸い込んでいるだろうな・・・と不安になる事もありますが

できる事を注意しながら、長生きしてくれるよう、目と心をかけていきたいなと思います。