―AKB48の「じゃんけん選抜」(9月21日・日本武道館)は、かなり驚きのイベントですが、なぜ行うことに?
「6月の選抜総選挙では、最後の大逆転(大島優子が前田敦子を抜き、1位に)があったりと、結果的にファンの皆さんの思いが反映されたと思います。ただ、ファンの中には、やはり“メディア選抜(メディアに出ているメンバー)”が有利ではないか、という思いがあると思う。AKB48というのは、ベランダに並べた鉢植えみたいなもので、日差しが差しやすい場所にあるものもあれば、少し陰になるものもある。ならば“じゃんけん”という運だけで、シャッフルしてみようと思ったんです」
―全員に平等にチャンスが与えられた形ですが、メンバーに与える影響は大きいのでは?
「今まで『選抜に入りたい』と思っていた子たちが、選抜の持つ責任の大きさに、刺激を受けてほしいという思いがある。逆に選抜常連組は、選抜ではないところで頑張ることの大変さを学んでほしい。そういう意味では、メンバーにとってはいい刺激になると思う」
―メンバー同士がけん制し合ったり、遠慮したりすることも出るのでは?
「『先輩後輩に関係なく、ガチでやれ』と指示しています。それに、じゃんけんは気の使いようもない。多分、そういうこと(けん制や遠慮)は一切なく、本当にガチで戦えると思う」
―全く無名の子がセンターに立つ可能性もあります。怖さもあるのではないでしょうか?
「不安や怖さはない。あるのは期待です。AKB48というのは、ドキュメンタリーなんです。すべてさらけ出して、成長を見守ってもらうのが、進化系アイドルのコンセプト。(無名な子がセンターに立つようなら)それはそれで2010年の『じゃんけん選抜メンバー』ということで面白いと思う」