まず、樟?楠?となりました。
中国ではタブノキの仲間は楠、クスノキの仲間は樟。
日本では南から来た木(暖地(九州地方)の木)という意味で楠、
薬(樟脳(カンフル))の木という意味で樟と両方の漢字を使っているようです。
巨樹ランキング10のうち、8がクスノキらしいです。
大谷の樟はランキングには載ってませんでした。何位なのかな?
須賀神社にクスノキはあります。鳥居の右手に少し見えてます。
クスノキの前にも鳥居があります。
この神社にある説明では、推定樹齢1300年、樹高25m、
根回り25mとありました。国の天然記念物指定です。
少なくとも四国最大の巨樹だそうです。
主幹には空洞があって、中に楠神様が祀ってあり、病弱な人も
健康になると伝えられてるそうです。
どうやら、鳥居から入っても良いようなので、お参りしてきました。
クスノキは、材や葉に樟脳と言われる精油を含んでいて、
古くから防虫剤や鎮痛剤として用いられています。
空洞の中に入る前からクスノキの香りがしていますが、入ると
一段と香ります。すごいクスノキの香り。(大好き)
なんだか、入っては行けないところに入っている気分です。
だけど、近所の方が神社の前を通ったときに、「中に入ったか
~?」と声を掛けてくれました。やっぱり入っても良いみたい。
樹皮を触れて、香りも嗅げて、とてもありがたい気持ちに
なりました。
樹皮もなんだか変わってます。地層みたい。
長い年月の間損傷してはカルスができてを繰り返して、
こんな不思議な形になったのかな?
それとも、もともとは根っこだったのかな?
正面から右手に周りました。
鳥居の右手側から周って、少し上から見ています。
大きいです。
根っこが地上に出てきてこんな風になったのかな~?
板根の変形版みたいに? 木の上には鳥のふんから育ったのか
他の樹木もいろいろ生えてます。ひとつの小さな森みたい。
ぐるっと周ってきた?ちょっとわからなくなりました。汗。
葉っぱも大きいのが落ちてました。
根っこに付いてたマメヅタさえも大きかったような。
これは神社内にあったツバキ。
私は初めてみたので、どうなってるんだ?とびっくり。
ツバキにはいろんな花びらの付き方があって、
二段咲きというものがあるらしい。たぶんそうなのかな。