【不登校だった長男が、再び学校へ向かいはじめた今思うこと】
長男が小1の夏に不登校になってから、もうすぐ2年。
この春、少しずつ登校できる日が増えてきて、
今は“ほぼ復帰”といえる状態にあります。
この2年間、たくさん悩んで、たくさん考えて、
いろんな関わり方を試してきました。
そんな中で、偶然出会った本に書かれていたやり方が、
私たちの実践ととても重なっていたので紹介します
『不登校の9割は親が解決できる』(小川涼太郎さん 著)
タイトルだけ見るとちょっとドキッとするけど、
読んでみると「子どもと信頼関係を築くこと」や
「親がブレないこと」の大切さが
とても丁寧に書かれていて、うんうんと頷きながら読みました。
“ほぼ復帰”といえる今、私の中にあるのは
「ここまで、よくがんばったな」という気持ち。
「本人が急に前向きになった」というわけじゃなくて。
ここまで来られたのは、学校と家庭、
両方からの関わりの積み重ねがあったからだと思っています。
小2の担任の先生は、無理に登校を促すことはせず、
学校を「安心できる場所」に育ててくれました。
登校したときは温かく迎え、
「ここは怖くないよ」と伝わるような関わりを続けてくれたことが、
少しずつ“学校って行ってもいい場所かも”と思える土台をつくってくれました。
そして3年生の担任の先生は、
その土台をもとに、さらに一歩踏み込んで関わってくれる方でした。
登校していない間も、
「待ってるよ」「いつでも来ていいよ」
というメッセージを何度も届けてくれて、
本人の中に、“見守られている感覚”が育っていったのを感じます。
一方、私たち家族がしたことは
家を「安心・安全な居場所」にすること。
「行きたくない」という気持ちを否定せず、
「そう思うのも自然だよ」と、ただただ受けとめました。
焦らず、責めず、
「行けなくても、あなたの価値は変わらないよ」と伝え続けながら、
でも同時に、「行ってみようか」という選択肢も、そっと差し出し続けました。
振り返ってみると、
子どもを“登校させる”ことを目的にしていたら、
たぶんうまくいかなかったと思います。
登校を強制したわけじゃないし、
不登校を否定したわけでもない。
でも、“学校へ行けるようになった”という今の状況は、
心から喜びたい出来事です。
再登校はゴールではなく、またひとつのスタート。
これからも本人のペースを尊重しながら、
「安心できる居場所」を家でも学校でも、大切にしつづけたいと思っています。
