先週末に引き続き、今日も新入荷品をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、こちらのヴィンテージ。
"40~50's Vintage British Army Bush Jacket"
40~50年代頃の英国軍のブッシュジャケット。
通気性・速乾性に優れた、
Aertex 生地があしらわれた同ジャケットは、
高温多湿な6〜7月の日本の気候にも最適で、
いま僕が一番にオススメしたい逸品です。
50's Vintage British Army 1950 Pattern "Aertex" Bush Jacket
Size : 7 , Color : Olive
Price : ￥19,800 (Tax in ￥21,780)
こちらは、50年代の英国軍のブッシュジャケット。
写真だと読み取りづらいのですが、
ミルスペック上部に 「1950 Pattern」 の文字が確認されます。
ウィング/アーチ型の４フラップポケット&ボタンフライ、
トップボタンは配されず、オープンになった襟型、
ウエストベルトが装着された腰回りが特徴的な1950パターンですが、
こちらは両腰のポケットのフラップと、
ウエストベルトが取り外されています。
本来はウエストベルトを絞って着用するブッシュジャケットですが、
これを着用していた軍人さんは、
きっとウエストベルトを嫌ったヘミングウェイのように、
きっと面倒くさがりな方で、
両腰のフラップも、ポケットに手を突っ込むときに
邪魔で仕方なかったのでしょうね。(笑)
クイーンクラウンがデザインされた、
英連邦のワッペンも良い雰囲気ですね◎。
先述しましたように、生地は "Aertex"。
メッシュ状の組織で、凹凸の出た生地感が特徴的。
経年変化も魅力的で、着込んで洗いを重ねる度に
まるでガーゼのように柔らかい風合いへと変化してゆく、
味わい深い生地です。
(着用モデル 170cm 60kg)
着丈短めで、合わせやすいボックスシルエット。
夏本番は袖を捲ってショーツ × サンダルの
トロピカルなスタイリングを楽しみたいですね。
続いての一着は、
40's Vintage "1948 Dated" British Army "Aertex" Bush Jacket
Size : 5 , Color : SCC19 Green
Price : ￥19,800 (Tax in ￥21,780)
先にご紹介した1950パターンよりも古い、
40年代のブッシュジャケット。
年代が違うだけに、ディテールも異なりまして、
襟元にトップボタンを備え、かつ腰回りはベルトレス仕様。
実はこちら変り種でして、
カラーコード「SCC19 Green」を纏った、大変希少な一着。
通常のオリーブグリーンに比べて、
深みのある色合いで
まさに深緑というべき魅惑的なカラーリング。
後ろ身頃にはダーツが2本、裾はサイドベンツ入り。
珍色 SCC19 Greenですが、もう一着ご用意ありまして、
40's Vintage British Army "Aertex" Bush Jacket
Size : 6 , Color : SCC19 Green
Price : ￥19,800 (Tax in ￥21,780)
こちらは茶色掛かったようなグリーンカラー。
先ほどの深緑もよいですが、
この枯れたような、渋い色合いもなかなか趣がありますね。
このヴィンテージらしい土臭さが残った雰囲気、最高です。
さて、着用感はといいますと、
(着用モデル 170cm 60kg)
こちらは一着目の SCC19 Green。
サイズ表記は「5」となりまして、
華奢な僕でジャストサイズといったところ。
こちらは2着目のもので、サイズ表記は「6」。
一着目に比べて、全体的に適度なゆとりを感じます。
気になる方は是非お色味にも着目しながら、
着比べてみてください。
続いてご紹介するのは、
40's~ Vintage British Indian Army "Aertex" Bush Jacket
Size : approx M, Color : Khaki
Price : ￥19,800 (Tax in ￥21,780)
台襟にスナップメスの付いた一枚。
40年代の英国軍のブッシュジャケットに見えて、
実はこちら、英領インド軍のブッシュジャケット。
ステンシルは消失しているのですが、
ボタンホールのハンドステッチなどのディテールからして、
同軍で間違いないでしょう。
デタッチャブル式のウエストベルトは残念ながら欠損しておりますが、
ベルト締めない派の方にとっては、むしろ好都合なのでは。
後ろ身頃中央にアクションプリーツ、
その両サイドにもプリーツが配され、
なおかつ、それらプリーツを辿るように
センターベントと、その両脇にもプリーツが入るというように、
上下にプリーツが施された、なんとも手の込んだ作り。
この作り込みを見るに、
おそらくテーラーメイド品ではないかと思われます。
ディテールのみならず、カタチも秀逸で、
(着用モデル 170cm 60kg )
英国軍らしいキュッとくびれたウエストから、
裾にかけての美しいシルエットライン。
テーラーメイドらしい、実に見事なカッティングです。
小さめなサイズの個体が多い英領インド軍のブッシュジャケットですが、
こちらはメンズMサイズ相当の貴重な一着。
オススメですよ！
最後は番外編として、
こちらのブッシュジャケットをご紹介して締め括りたいと思います。
~60's Vintage British Indian Army or
British Forces Overseas Hong Kong
Cotton Drill Bush Jacket
Size : approx M~L, Color : Olive
Price : ￥19,800 (Tax in ￥21,780)
~60年代頃のブッシュジャケット。
ショルダーパッチ等のディテールからして、
こちらも英領インド軍のものかと思われる一枚。
写真からも、これまでご紹介したものとは
異なる雰囲気が伝わるかと思いますが、
こちらは Aertex ではなく、
グリーンドリル生地が使用された一着になります。
打ち込みの良い、抜群の風合い。
やはり古いドリル生地には得も言われぬ迫力がありますね。
中央にアクションプリーツ、裾にはセンターベント。
デタッチャブル式のベルトはこちらも欠損。
袖に取り付けられているのは 駐香港イギリス軍 のワッペン。
恐らく後付け？にも思いますが詳細不明なので(笑)
インドまたはイギリス本国から香港に渡って、
実際にユニフォームとしてリユースされていたのかもしれません。
想像の域を出ませんが、こうしたストーリーに思いを馳せるのもまた、
ヴィンテージの楽しみではないでしょうか。
(着用モデル 170cm 60kg)
裾広がりな美しいシルエットに、思わず惚れ惚れしてしまいます。
ミルスペック等が欠損しているため、サイズ表記は不明ですが、
着用感はM~Lサイズ相当のグッドサイズ。
小さいサイズが圧倒的に多い中、このサイズは本当に貴重です。
また、こちらは生地にハリの残ったグッドコンディション。
サイズ＆コンディションと条件の揃った個体は大変希少ですので、
お探しの方はこの機会に是非！
以上、商品紹介でした。
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