Burberrys & Aquascutum Part.2 | ILLMINATE blog

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IMPORT & SELECTION

先週に引き続き、Burberrys & Aquascutumの逸品のご紹介です。

 

先週は秋冬の定番であるウールコートをご紹介しましたが、

 

 

今回は、両ブランドの"変り種"をピックアップ。

 

"渋い"アイテムをお求めの方、必見ですよ。

 

まずは Burberrysから。

 

Vintage Burberrys Wool Country Jacket Made in Spain

Size : UK 52  , Color: Olive Brown    

Prize :¥29,800 (Tax in ¥32,780)

 

Burberrys はロングコートだけでなく、

 

ショートジャケットも人気が高いですよね。

 

こちらは定番のハリントンジャケットではなく、

 

より伝統的なデザインに感じるカントリージャケット。

 

 

スペインはバダロナに店を構える紳士服店 SELECTA VIDALの別注品です。

 

スペイン企画には通好みの逸品が多い印象で、

 

こちらもなかなか興味深い逸品ですよ。

 

 

襟はボタン留めのスタンドカラー。

 

 

 

フロントディテールはカントリーウェアらしく、

 

比翼仕立てのジッパーフロント。

 

 

両脇にハンドウォームポケットとフラップポケット。

 

Barbourのジャケットにも通ずるデザインですね。

 

 

こちらには、フラップポケット横にもポケットがついています。

 

 

 

フラップに配置されたバーバリーロゴや

 

襟と裾に配されたクルミボタンの雰囲気がいいですね。

 

 

素材は、味わい深いオリーブブラウン色のウール生地。

 

フカフカと柔らかい、肌触りの良い生地感で、

 

しっかりと厚みがあり、防寒性◎。

 

 

裏地は、スペイン企画らしい、

 

オリーブベースのバーバリーチェック柄が配された、

 

ウールライニング。

 

 

袖裏はキルティング素材が使用されています。

 

 

ライニング左側にはフラップポケット、

 

 

腰にはドローコードも装備されています。

 

ギュッと絞れば、防寒性を高められますし、

 

また、着こなしのアクセントにもなりますね。

 

 

デザインは然ることながら、

 

カタチも非常に良く、

 

(着用モデル 170cm 60kg)

 

ゆったり着ても野暮さのない良い雰囲気。

 

前をすべて留めて着てももちろん良いですが、

 

 

バサッとラフに羽織ったときの渋い雰囲気が

 

僕は好きですね。

 

 

フロントからチラリと覗く

 

バーバリーチェックの雰囲気が絶妙です。

 

今季は暖冬のためか、

 

例年に比べてショートジャケットの動きが非常に早いので、

 

気になる方はお早めに。

 

 

続いては、Aquascutum。

 

70's~ Vintage Aquascutum Suede Jacket Made in England

Size :  42   ,  Color: L.Brown

Price :¥19,800 (Tax in ¥21,780)

 

既に春物を視野に入れている方にオススメの一着。

 

スウェードジャケットといえば、Levi'sのトラッカー型や、

 

イタリアが生んだバルスター型が人気ですが、

 

こちらは、70年代らしい面持ちのラペル型の一着。

 

 

4つボタンのラペルドフロント。

 

大ぶりな上衿が特徴的です。

 

 

両胸にフラップポケット。

 

フラップポケットから裾に向かって

 

ボックスプリーツが配された独特なデザインで、

 

 

プリーツ裏にポケットが隠された、粋なデザイン。

 

ウエスタンな雰囲気を感じさせます。

 

 

中央にボックスプリーツが配されたバックスタイル。

 

Levi's 506xx "1st" のビッグサイズに見られる、

 

"Tバック"に通ずるような、迫力のある雰囲気。

 

 

細かな部分ですが、襟裏の縫製も抜かりなく、

 

非常に丁寧に作られていることが窺えますね。

 

 

素材は本革のスエード素材。

 

生地の質感やタグに入った刺繍からして、

 

おそらくディアスキン(鹿革)かと思われます。

 

タフさとしなやかさを兼ね備えた生地感と

 

しっとりとした生地の風合いが絶妙です。

 

暖かみのある色味も素敵ですね。

 

 

(着用モデル 170cm 60kg)

 

やはりAquascutumのものだけあって

 

英国テーラリングの影響を感じさせる、

 

美しいカッティング。

 

 

襟の開き具合もいい塩梅で、

 

英国モノらしい色気を感じさせます。

 

 

写真ではなかなか伝わりづらいのですが、

 

ヴィンテージらしいフェード感が好印象で、

 

古着として味わい深い雰囲気かと思います。

 

Vintage Aquascutum Loden Coat Made in Austria

Size : 44   ,   Color: Loden Green    

Price :¥58,000 (Tax in ¥63,800)

 

こちらは、先週ご紹介しようかとも考えたのですが、

 

今回のために取っておいた一着。

 

Burberrysのローデンコートはよく目にしますが、

 

Aquascutumのローデンコートは意外と珍しいのではないでしょうか。

 

 

実はこちらは、オーストリアのブランド・BAURの別注品。

 

個人的にローデンコートの本場である、

 

オーストリア製という点に強く惹かれます。

 

 

フロントディテールは比翼式のボタン留め、

 

 

両脇にスリットポケットが配された、

 

シンプルながらも洗練された面構え。

 

 

素材は、バージンウール100%が使用されたローデンクロス。

 

縮絨加工が施され、しっかりとハリ・コシを備えつつも、

 

ソフトなタッチを兼ね備えた、伝統的なファブリック。

 

深みのあるローデングリーンの色合いが素敵です。

 

 

随所にローデンコートらしいディテールが配されており、

 

 

スロートタブ付きの襟。

 

 

フローティングショルダー。

 

ベンチレーションホールは省略され、

 

街着として着やすいようアップグレードされています。

 

 

バックにはセンターに深く入ったインバーテッドプリーツ。

 

 

また、トップボタンと袖先ストラップにはクルミボタンが配されるなど、

 

抜かりのない作り込み。

 

 

裏地は、ブランドを象徴するハウスチェックが配された、

 

ウールライニング。

 

見返し左側にはスリットポケットを配備。

 

 

別注品のためか、ライニングはデタッチャブル式。

 

 

ジップで装着できる仕様となっています。

 

着用感というと、

 

(着用モデル 174cm 64kg)

 

表記UK44ですので、大きめなサイズ感。

 

身長180cm程度の体格の良い方に、最適なサイズ感かと思います。

 

 

想像以上に軽い着心地で、

 

ウールコートの重さを不得意とされる方でも、

 

袖を通しやすいのではないかと思います。

 

 

やはり老舗の仕立てたコートだけあって、

 

カタチがキレイですね。

 

長めに採られた着丈、裾のドレープ感など、

 

クラシックなローデンコートらしい雰囲気が魅力的です。

 

 

最後にスタイリング紹介です。

 

Shirt : INDIVIDUALIZED SHIRTS Corduroy Shirts

Pants : Euro Levi's 501 Made in Spain

Shoes : John Lobb Leather Darby Shoes

Accesary : Unknown Vintage Rayon Scarf

 

ご紹介のローデンコートとスエードジャケットを合わせました。

 

ボトムスにはデニムパンツをチョイスし

 

スエードジャケットのウエスタンな雰囲気を活かしつつ、

 

首元にスカーフ、足元にレザーシューズを添え、

 

上品なスタイリングに仕上げました。

 

ご参考までに。

 

以上、商品紹介でした。

 

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