"餅は餅屋"という言葉があるように
ニット産業の聖地といえば英国。
John Smedley , Jamieson's
William Lockie , Harley of Scotland..etc。
ニットメーカーで挙げだすときりがないですが、
やはり良いニットメーカーといえば英国物が多い印象。
以上は新品のニットメーカーですが、
こんな ワークウェアニット も英国ニットの代表格。
- Guernsey Sweater (Fisherman Sweater) -
鋭いまなざし・綻びのある表情・どこか朧げな
異なる面持ちをした6人の男性たち。
ベレー帽に咥えタバコ、
そして見るからにがっしりとしたニットを着用している
当時のフィッシャーマン。
そんな彼らが着用しているのは、
漁師たちの海上でのユニフォームである
ガンジーセーター。
防水・防風対策で羊の脂を残した原毛が使用されていたり、
繊維がバラバラにならないよう 糸に捻りを加えた強撚糸を使用していたり。
さらに編み目をできる限り詰めてギチギチに編まれていることから
「シーメンズ・アイアン(船乗りの鎖)」と呼ばれているのも
ガンジーセーターの特徴の一つ。
実用性を兼ねた「機能美」を優先するガンジーセーターは
まさしく 質実剛健 という言葉が良く似合う
浪漫を感じるアイテムではないでしょうか。
以上、商品紹介でした。
と今にも紹介が終わりそうな冒頭でしたが(笑)
ガンジーセーターといえば、
個人的にはダークネイビーカラー。
王道な色味を最初に思い浮かべますが、
個人的に今回おすすめなのが、
色合い豊かな色物ガンジー。
以前 S H & All American Khakis のブログでも
述べたかと思いますが、今年の秋冬は色物にも挑戦したい気分。
冬場のヘビーなスタイリングを軽くしてくれるような
そんな存在感を放つ色物ガンジー。
個人的には初見?いや忘れているだけ?
かは分かりませんが、とてもこのみな
Vintage Le Tricoteur Guernsey Sweater Made in the British Chanel island
Color : Blue , Size : - (実寸Lくらい)
Price : ¥12,800 (Taxin ¥14,080)
爽やかなコバルトブルーカラー。
先にご説明したように
伝統的でリアルにフィッシャーマンが着用していたものは、
それぞれフロントチェスト部分に
家紋が施されているものが多いですが、
こちらはソリッドなプレーンデザイン。
ならではな両脇部分にダイアモンドガゼット、
襟ぐりの両肩部分に「三角のマチ」がついた独特な形も
このガンジーセーターの特徴の一つでもあります。
またメーカーは、
フランス語で "網み手" を意味する Le Tricoteur メイドの一着。
Guernsey Woolens 等とならんで、
英国ガンジーセーターを代表とする人気どころ。
また防寒上の観点から、冷たい冷気が入らぬよう
元来タイト目に着用するのがセオリーですが、
個人的にはボディラインが出るセーターはちょっと苦手でして...(笑)
そんな僕と同意見の方にもうってつけな
173cm / 75kg
程よいゆとりのある絶妙なサイズ感。
着丈の長さが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、
そこはタックインなどして工夫して、
アレンジを加えてご着用頂くのが良いかと思います。
Syling...
Shirts : 40's Vintage Van Heusen "Sea island Cotton" Collarless Shirts
Pants : 90-00's Levi's 517 STA-PREST
Bag : Puma × JC Penney Satchel Bag
淡いトーンの合わせで×スタプレ517。
足元をスニーカーにして、
サッチェルバッグで学生気分。
色物ならではな爽やかさが映えるブルーカラー。
とてもおすすめな良色です。
続いても珍しい色、
Vintage Rutland Knitwear Guernsey Sweater Made in Gt. Britain
Color : Beige , Size : 42 (実寸XLくらい)
Price : ¥14,800 (Taxin ¥17,280)
ベージュカラー。この色も中々見ないのでは。
タグデザインからして ~80's 頃に思う
Rutland Knitwear のガンジーセーター。
デザインは先程の Le Tricouteurと変わりませんが、
目立つダメージの無い状態抜群な個体。
個人的にギチギチ系のニットは、
ボロくてもカッコいいと思いますが、
グッドコンディションに越したことはなし(笑)
173cm / 75kg
表記 42 、体感 XL くらいのサイズフィット。
個人的にはめちゃめちゃ好きなフィット感。
Stylling...
Pants : Fumiya Hirano THE TROUSERS "Regent"
Shoes : Edward Green "Lulworth" Butterfly Loafer
シンプルに スラックス×ローファーで合わせても良いですね。
質実剛健ですが優しい色味の個体。
この何とも言えぬバランス感が絶妙と思いますし、
前述、タックインですっきりご着用頂く着こなしもおすすめです。
続いてはもうワントーンライトな
Old Woolovers Guernsey Sweater "100% British Wool"
Color : Greige , Size : 42 (実寸Lくらい)
Price : ¥12,800 (Taxin ¥14,080)
グレージュカラー。
近年物の Woolovers物で、
柔らかい風合いが特徴なブリティッシュウール100%素材を使用。
単調な色味ではなく、
ややメランジ掛かった風合い、どこかアンニュイな雰囲気、
とても良いです。
173cm / 75kg
サイズも僕でジャストくらい。
↑ではカットソーの上からラフに被っていますが、
シャツを中に挟んでも良いかと。
Jacket : Le Laboureur Cotton×Linen Work Jacket
Pants : TELLASON Fatigue Pants Straight Made in Italy
Shoes : Crockett & Jones "Finchley 2" Bit Loafer
Accessory : Vintage Tootal Rayon Scarf Made in England
思いのほか、メインとなるガンジーセーターが見えてませんが(笑)
コントラストを効かせたこんなスタイリングにも◎。
ヘビーアウターの出番はもう少し先かと思いますので、
厚手なニットにコットンアウター×コットンパンツ。
こんな装いも気分ではないでしょうか。
最後は
Unknown Old Guernsey Sweater "Rare Color"
Color : Bordeaux , Size : - (実寸Lくらい)
Price : ¥9,800 (Taxin ¥10,780)
こちらもとてもいい雰囲気の ボルドーカラー。
タグなどは取り外されている? アノニマスな個体なので、
詳細は不明ですが、質感的に90-00'sくらいでしょうか。
パッと見、丈短いかな?と思ったのですが、
173cm / 75kg
僕でこの感じなので、良い感じのサイズバランス。
襟元も 通常のガンジーセーターとは異なる
せり上がっていないリブネックですので、
とても着やすい一着。ガンジーの襟元に抵抗のある方にも
是非お試し頂きたい一着ですね。
Styling...
Shirts : GAMBERT CUSTOM SHIRT Button Down "Chambray" Shirts
Pants : Westoveralls 807F Boot-cut Natural Denim Pants
Shoes : J.M. WESTON Golf Derby MADE IN FRANCE (Size: UK 6H D)
ある程度、重みもあるニットですので、
暑がりな方にはこんな感じの型掛けスタイルもおすすめ。
以上、こんな感じでスタイリングの提案もさせて頂きましたが、
一枚持っておくと 様々なスタイルに取り入れられるガンジーニット。
色物ガンジーもおすすめですし、
Vintage Guernsey Knit Sweater "Navy"
Size : 実寸 S ~ XL くらいまで
Price : ¥9,800 (Taxin ¥10,780) ~ ¥14,800 (Taxin ¥17,280)
もちろんガンジーセーターといったらな
ネイビーカラーも取り揃えております。
その中でも個人的におススメな
Vintage Guernsey Sweater Mint Condition
Color : Navy , Size : (実寸Mくらい)
Price : ¥14,800 (Taxin ¥16,280)
こちらの逸品。
先程のボルドーカラーよろしく
ブランドタグ・サイズタグもないので詳細は不明ですが、
これぞガンジーセーターと言わんばかりの
ハリを強く感じる堅牢な生地感。
色物ガンジーは大き目なサイズ感の個体をご紹介しましたが、
173cm / 75kg
王道なジャストサイズでの着用も もちろん◎。
保温性も間違いないですね。
インナー使いもできるジャストサイズ。
こちらのサイズもおすすめです。
さて今回ご用意しているガンジーニットは、
状態・サイズ・色味でプライスもそれぞれ。
ちょこちょこ小穴のある個体もありますが、
わざとらしさの無い小穴って
個人的には好きだったりします。
当店でお付き合いさせて頂いている
ブランド代理店の社長さんから聞いた
"ヨーロッパの人たちは物を大事にするから
ボロボロになっても着続けるんだよ"
そんな欧州の人たちの物を大切にする風習、
浪漫を感じて、受け継いで。
お好みの一枚を選んでみるのも良いかもしれませんね。
お買い得な価格に設定している個体もございますので、
気になる方は是非店頭へお越しくださいませ。
以上商品紹介でした!
タカノ