Burberry’s Trench Coat "Trench 21" | ILLMINATE blog

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IMPORT & SELECTION

ファッションと映画。

 

ファッションを語る上で、映画は避けては通れません。

(目下、勉強中です!詳しい方は是非ご教授ください!)

 

先々週のブログで取り上げた、『乱暴者』のマーロン・ブランドら銀幕のスターたちは、

 

ファッションアイコンとして、その時代のファッションを牽引しました。

 

彼ら銀幕のスターたちの作品をきっかけに、

 

ファッションとして日の目を見たアイテムは数知れず。

 

たとえば、トレンチコート。

 

 

 

元々は第一次大戦時、過酷な塹壕戦に従事する兵士用に開発された軍用のコートでしたが、

(※塹壕=トレンチ / Trench)

 

今ではファッションに欠かすことのできない重要なアイテムの一つです。

 

このトレンチコートのファッション化への道を拓いたのは、とある一本の映画でした。

 

 

1943年公開の米映画『カサブランカ』。

 

メロドラマ映画の不朽の名作です。

 

主演は、名優ハンフリー・ボガード。

 

冒頭の写真に映るように、

 

映画の中でトレンチコートをスタイリッシュに着こなす彼の姿は人々を魅了し、

 

たちまちトレンチコート人気に火が付きました。

 

その後、『サムライ』(1967)や、

 

(Alain Delon)

 

『クレイマー、クレイマー』(1979)などを経て、

 

imageimage

(Dustin Hoffman & Meryl Streep)

 

トレンチコートはカジュアルなファッションアイテムとして確立しました。

 

このように、ファッションと映画の間には深い繋がりがあります。

 

映画をお愉しみになる際は、キャラクターのファッションに注目してみると、

 

より一層、映画が面白くなるかもしれません。

 

ということで、今回はトレンチコート特集!

 

 

トレンチコートの産みの親である英国老舗ブランド、Burberry's から

 

選りすぐりの逸品をご用意いたしましたので、順を追ってご紹介します。

 

ますはこちらから。

 

80's Vintage Burberry's "Trench 21" 100% Cotton 

One Pannel Sleeve Full-set Made in England

Color : Khaki Iridescent   Size : UK48 REG

Price : ¥160,000 (Tax in ¥176,000)

 

80年代頃のバーバリーのトレンチコート。

 

こちらは、"Trench 21" モデル。

 

トレンチコートの完成形として名高い、バーバリー社の傑作です。

 

 

 

ダブルブレスト仕様、

 

かつ胸元にガンパッチ、ウエストベルト&Dカン、

 

肩にはエポレット、

 

 

背中にアンブレラヨーク&インバーテッドプリーツが配された、

 

トレンチコートらしいディテールを備えた逸品。

 

また、このコートの特徴として挙げるべきは、

 

 

 

袖の作りが一枚袖であること。

 

アウトドアウェアによく見られるディテールで、

 

着る人の肩に沿ってストンと落ちるデザインで、

 

非常に肩馴染みがいいです。

 

また、生地にも特徴があります。

 

 

 

高密度な100%コットンギャバジン生地は

 

縦糸と横糸で違う色の糸が織られており、

 

玉虫の羽のように光の具合で異なる色合いを見せる、

 

美しい玉虫色を放っています。

 

なんとも魅惑的な色合いですね。

 

一枚袖のコートの最大の魅力は、

 

(着用モデル 170cm 60kg)

 

この着用時のシルエットの良さ。

 

 

ドレープの効いた、キレイなAライン。

 

バサッとラフに羽織って、

 

裾を風になびかせながら、クールに街を歩きたいですね。

 

Styling...

Tops① : Vintage Alan Knit Cardigan

Tops② : 90's~ ORVIS Cotton Flannel BD Shirts

Pants : Old "Lanerossi" Pleated Front Wool Tweed Trousers

Shoes : 80-90's Vintage Church's "Diplomat" Semi Brogue Made in England

 

ベージュカラーをベースに、ナチュラル&ブラウンカラーを差したスタイリング。

 

同系色でまとめて、玉虫カラーが映えるように意識しました。

 

寒さが厳しい冬場には大活躍のウールライナーですが、

 

秋には外して、レイヤードを存分に楽しみたいですね。

 

100%コットン玉虫、完品フルセットのTrench 21は

 

なかなかお目にかかれない代物だと思いますので、お探しの方はこの機会に是非!

 

続いても Trench 21で、

 

80's Vintage Burberry's "Trench 21" 

One Pannel Sleeve Full-set Made in England

Color : Olive Green   Size : UK48 REG

Price : ¥178,000 (Tax in ¥195,800)

 

こちらは珍しいオリーブカラー。

 

 

Trench 21 らしい 無骨な面構えで、

 

もちろんこちらも一枚袖仕様。

 

チンストラップも付属し、

 

 

ベルト、Dカンといった欠損しがちなパーツの欠損はなく、

 

また、生地にもハリがあり、総じてグッドコンディション。

 

余談ですが、第一次大戦時に登場したトレンチコート、

 

その後ほとんどデザインの変更はなかったそうです。

 

それだけ当初から完成されたデザインだったということですね。

 

着用感は、

 

(着用モデル 173cm 75kg)

 

スタッフ高野でジャストサイズくらい。

 

UK54 くらいまで着用する当人ですが、

 

温かい気候の今年は、シャツ一枚でこちらを羽織るくらい

 

な着方がメインになりそうな気もします。

 

チンストラップ&フロントボタン&ウエストベルトを全て留めた、

 

クラシックな着方もやはりカッコいいですね。

 

こちらも完品フルセットですので、お探しの方はこの機会にいかがでしょうか。

 

最後にご紹介するのはこちら。

 

80's Vintage Burberry's x Harrods "Trench 21" 

One Pannel Sleeve with Wool Liner Made in England

Color : Beige   Size : UK52 REG

Price : ¥148,000 (Tax in ¥162,800)

 

三着目も Trench 21です。

 

こちらはなんと、

 

 

英国老舗デパート Harrods 別注品です。

 

この老舗と老舗のコラボ、アツいです!

 

 

 

一着目のカーキ玉虫よりも、明るいベージュカラー。

 

ダークトーンの色味の洋服の出番が増えがちになる秋冬シーズンこそ、

 

明るめな色味のアウターをチョイスして、気分を変えてみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

Trench 21 らしい威風堂々な雰囲気。

 

ウールライナー付きです。

 

残念ながら、襟のウールライナーは欠損していますが、

 

(着用モデル 170cm 60kg)

 

シェルのみの襟元も十分雰囲気良し。

 

表記 52REG ですが僕でも雰囲気良く着れます。

 

身幅大きめ&着丈長めな、僕の大好きなサイズ感。

 

ウエストベルトをラフに結んだ、H.ボガード風ハードボイルドSTYLE。

 

トレンチコートは一着で様々な着こなしができるため、

 

僕はその時の気分でいろいろと着方を変えて楽しんでいます。

 

よりドレープ感のあるAラインシルエットを楽しみたいのであれば、

 

ワンサイズ、もしくはツーサイズアップをオススメします!

 

骨格に沿う、流れるような肩落ちですので、

 

サイズを上げてもスタイリッシュに着れるところが一枚袖の美点ですね。

 

Styling...

Jacket : 50~60's Vintage Tweed Jacket

Tops : Mars Knitwear Lambswool Plain Knit Turtle Neck Sweater Made in U.K

Pants : Old Levi's 501 Denim Pants

Shoes : CROCKETT & JONES x BARBEYS NEWYORK Suede Boots

 

ロングコート x ツイードジャケット x ハイネックニット x デニム x スエードブーツ。

 

僕の秋冬の定番スタイル!

 

これが一番落ち着きます。(笑)

 

サイズ感・色感といい、雰囲気の良い逸品ですので、

 

気になる方は是非店頭でお試しください!

 

以上、商品紹介でした。

 

OKUBO

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実は先週の休日に初めて『カサブランカ』を観たのですが、

 

とてもいい映画でした。

 

僕は『男はつらいよ』シリーズが大好きなのですが、

 

情に脆く、特に愛が絡むと途端に弱くなるリックは、寅さんに似てるなぁと思いました。

 

寅さんが言っていましたが、

 

「男は引き際が肝心」ですね。