50's 〜 70's US Army UTILITY SHIRTS | ILLMINATE blog

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IMPORT & SELECTION

昨日に引き続き米国の軍モノを。

 

昨日のジャングルファティーグ と 今日ご紹介の

50's 〜 70's US Army UTILITY SHIRTS

 

このユーティリティージャケットは自分に取っては無くてはならない存在。

 

使い勝手 、クオリティー & プライス。

 

どちらも、3拍子揃ったアイテムかと思います。


が、50年代〜80年代まで支給されていた ユーティリティーシャツ。

一重に "ユーティリティーシャツ" と言ってもいろんなパターン/違いが有る訳で。

いくつか種類が入荷しましたので順をおってご紹介したいと思います。

まずは、M-47 HBT ジャケット から コットンサテン生地 のユーティリティージャケットに変わった

 

50's Vintage US Army OG-107 Utility Jacket 1st Model


1 st Model がこちら。

形は M-47 HBT と全く同じで生地がコットンサテンに変更になったこのモデル。

第一ボタン と 第二ボタン の間隔が広いのが特徴的なディテール。

 

 

他にも

 

四角形 の ポケットフラップ に 茶色の皿ボタン。

こちらは さらに中にしろいプツプツが入った古いタイプのボタンが使われています。

袖には

カフが無く 脇、肩、袖口 は全て巻き縫い。

 

このタイプの初期型にはタグは付かず

 

襟元にスタンプでモデル、サイズ等が表記されるのですがたいがい消えてしまっています。

こちらも例に漏れず消えてしまっていますが、

 

手書き & ナンバリングのスタンプの様なものが売ってあってこれはこれで軍モノらしい良い雰囲気。

 

サイズ表記は消えてしまっているのですわ借りませんが

171cm / 62kg

(T Sh) Made in Britain Binder Crew Neck T-Shirts Gray / 着用サイズ S

 

僕でこの感じなので 実寸 XS くらいと言った所でしょうか。

 

フロント閉めれるは閉めれるんですが、僕にはややきつめ。

 

その代わり開けて着るともたつきが無いいい具合のシルエットになるかと。

 

これの後続、60年代に入ると同型のジャケットタイプでボタンが緑色になったり

60's Vintage US Army OG-107 Utility Shirts

SIZE:15 1/2 x 33 (実寸 S-M くらい) , COL:OD , ¥6800 + Tax

 

袖にカフが付くシャツタイプも追加されます。

 

こちらはシャツ袖タイプの中では一番古いタイプ & ボタンは前述同様の

皿ボタン で 探すとなかなか見つからないタイプのヤツ。

 

DSA # に 2桁の年代表記が無いので Mid 60's くらいの一品になるかと思います。

 

ボタンは前述と同型ですが茶色から緑色に変更。

 

胸ポケットの形もホームベース型に変わっています。

  

ボタンの色の違いは並べると分かりやすいですね。

 

またこちらも 肩、袖付け根、脇 全て巻き縫い仕様。

 

個人的には↑のように羽織って着るのも好きなスタイリングですが、

 

 

このくらいのサイズですと無理無く前止めて着られます。

 

また、ループカラーシャツと同じ台襟無しの作りですので、寝かしてオープンカラーにしても◎。

 

コットン 100% 、3カ所 (肩、脇、袖付け根) 全て巻き縫い (ロールシーム) で 初期タイプの皿ボタン。

 

さらにサイズ感も良く 状態の良い一品 となると 最近あまり見ないかと。

 

お探しの方オススメです。

 

もう一点同型のシャツ。

60's Vintage US Army OG-107 Utility Shirts

SIZE:15 1/2 x 35 (実寸 S-M くらい) , COL:OD , ¥6800 + Tax

 

こちらは開衿仕様でパリッとプレスされている一品。


黒x黄色 の オールド仕様 の US Army パッチも◎。

やっぱりこのフォントカッコいいですね。

 

肩にもパッチが付いていて

 

袖は前述同様の カフ付き袖。ボタンも緑の皿ボタンで

 

脇、肩、袖付け根 の 3点 ロールシーム。

前立て裏側にタグは残っていますがギリギリ肉眼で見える感じ。

 

こちらも DSA # に 年号は言っていないので Mid 60's の一品になるかと思います。

 

着た感じは

 

171cm / 62kg

 

同じ ネックサイズ の 15 1/2 表記ですが前述の一品より細く感じます。

 

また袖丈は 35 表記 と 前述の一品 (33) より長いのですが、着た感じほとんど変わりません。

 

アームレングスが長い表記な分、着丈は前述の一品より少し長めかと。

 

ですが、出しても着れて タックインもしやすい程よい長さでは無いでしょうか。

 

最後はこれの後続

 

70's Vintage US Army OG 107 Utility Shirts

SIZE:15 1/2 x 33 (実寸 S-Mくらい) , COL:OD , ¥4800 + Tax

 

こちらは DSA # に 70 の文字も確認出来る 70's Vintage。

 

こちらは

肩、袖口 は 巻き縫い ですが、脇の縫製は シングル の ロック処理 に。

 

3カ所 全て巻き縫いのものもこの年代にも有るのですが

 

この頃から シングルステッチ/ロック処理 が混ざり始め

 

これ以降の 70's 後期 のモデルになると 全て シングルステッチ/ロック処理 に。

 

さらに 80's に入ると 素材も コットン 100% から ポリ混紡 に変わります。


ボタンは前述の皿ボタンではなく

 

昨日ご紹介したジャングルファティーグ  同様 の BDU/UFO型 ボタンに。

 

60's 以前の古いボタンは耐久性に難があったため

 

70's 以降 の米国軍モノにはだいたいこのボタンが使われていますね。

 

着ると

(171cm / 62kg)

 

僕でこんな感じ。

 

前閉めて開衿仕様で着られるイイかんじのサイズ感。

 

状態も良く、プライス的にも買いやすくお勧めな一品です。

 

 

 

一昔前までは当たり前の様に見てきた このユーティリティーシャツ。

 

ですが、ディテール、サイズ、状態 & プライス に拘るとなかなか好みのものが見つからなくなってきましたね。

 

個人的には コットン100% 、サイズ & 状態の良い物 を前提に。

 

で、そこから どこかに 巻き縫い が入っていればラッキーかな?ぐらいでいつも探しています。

 

さらに "皿ボタンタイプで状態、サイズ 共に良く" ってなるとグッとハードルあがりますね。w

 

それぞれの年代でシルエットにも多少違いが有りますので

 

自分の好みを見つけて探すのも面白いのではないでしょうか。

 

オススメです。

 

 

 

 

AMEMIYA