嘘がうまい人間は小説家か俳優になるといい。

嘘をついたあと、その嘘を繕えないようなら、嘘はつかない方がいい。

そもそも嘘はつかない方がいい。

 

しかしながら、自分が嘘をついているつもりがなくとも、勘違いや情報の齟齬から、嘘と断じられてしまう場合もある。

殊更、数字についてはお互いに確認するだけでなく、書類に残す必要がある。

当たり前のことである。しかしそれが私にはできなかった。

次からしよう。

 

反省終わり。

 

原動機付自転車によく乗る。

夢のスーパーカブである。

乗りながらつくづくよく分からない物だと思う。

どれだけ道の端っこを走っていても、自転車よりも大きな車体が邪魔になり、周りの自動車からの痛い視線を集める。

30キロ以上スピードが出せないため、下手すると自転車に追い抜かされることもある。

今日など狭い道を徐行気味に走っていたら、後ろから来た俊足小学生に追い抜かされた。

ゼノンのパラドックスによれば今後一生その小学生に追いつけることはない。

 

もう何年も乗っているカブなので、所々ガタがきている。

そこに昨年の軽自動車との衝突がトドメとなり、エンジンにも故障が生じているようである。

ただ走れてはいるので買いなおす気には全くなれない。

買い換えたとて、車体が細くなることも、スピードが30キロ以上出るようになることもないのだ。

正確には30キロ以上出すことは可能だが、法律がそれを許さない。

買い替えのメリットがほぼないならば、このカブと心中するのも吝かではない。

なんとなく愛着もある。

洗車は滅多にしないので車体前面のカバーの内側が地獄のように汚い。

そこもまた愛嬌である。

嘘である。

正直綺麗な新品の原付バイクに乗りたい。

やはり嘘はつかない方がいい。