連休の最終日。
お天気はこれから下り坂模様ですねぇ・・・
本日は、スウェットトップス(いわゆるトレーナー)とボーイフレンドデニムでゆるめのコーディネートです。
スウェット素材のトップスは、扱いづらいファッションアイテムの一つだと感じます。
その点、今日着用したトップスは襟ぐりの後ろが大きく開いていて、『体育会系』なニュアンスが払拭され、コーディネートを考えやすいデザインです。
 
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ボトムにホワイトデニムを合わせ、レモンイエローのバックストラップパンプスを履いて、綺麗めにまとめてみました。
アウターに羽織っているのは、綿麻混紡のオーバーサイズのワンピースです。
 
 
トレーナー  MASSE*MENSCH
パンツ  GU
ワンピース  ユニクロ
バッグ  URBAN RESEARCH
パンプス  Dholic
 
 
・・・・・普段、忙しく、なかなかコミュニケーションのとれない次女と、先週久しぶりにゆっくり話をしました。
仕事のこと、結婚のこと、など、色々。
その際、次女が「親孝行しなきゃと思ってるんだけど・・・」と、「ごめんね・・」というニュアンスで呟きました。
その時には、「お父さんもお母さんも、親孝行してほしいなんて思ってないから、そんなこと気にしなくて良いの。」と返したのですが、言葉足らずだったなぁ・・と、振り返って思います。
 
河井酔茗という詩人の残した『ゆずり葉』という詩があります。
ご存知のかたも多くいらっしゃるかと思います。
 
 
『ゆずり葉』

子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入り代わってふるい葉が落ちてしまうのです。

こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちをゆずって――。

子供たちよ
お前たちは何をほしがらないでも
すべてのものがお前たちにゆずられるのです。
太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。

かがやける大都会も
そっくりお前たちがゆずり受けるのです。
読みきれないほどの書物も
みんなお前たちの手に受け取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれど――。

世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持ってゆかない。
みんなお前たちにゆずってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造っています。

今、お前たちは気が付かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に
気が付いてきます。

そしたら子供たちよ、
もう一度ゆずり葉の木の下に立ってゆずり葉を見る時が来るでしょう。 
 
 
 
私が若かった頃、この詩の心情を汲み取ることは難しいことでした。
けれど、子供たちを生み、育て、人生の晩年に差しかった今は、とてもよくわかります。
譲り続ける・・・まさしくペイフォワード。
もし、娘が、私達に返すべき恩恵を受け取ったと感じてくれているのなら、返さなくて良いから、次に繋いで欲しい・・・と、願います。

 

 

 

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