Toward the Dream 8th LIVE | 命短シ楽シメ人生!

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*過去にdNoVeLsに投稿*
 
一方その頃・・・・・・大手芸能事務所サニー・オブ・ハートの社長室には・・・・・赤坂学が父親であり社長の赤坂弘(あかさか ひろむ)が今回のFEEL SOUNDZ FESTIVALでの打ち合わせをしていた。

弘「こういう事だよ。」
学「凄ぇー!こりゃいいや!」
弘「使える輩は早く吸収してしまうのが手っ取り早い、彼等で稼いだ金を全てお前に注ぎ込むと言うわけだー。」
学「ふふふふ・・・・待ってろよ渚・・・・・・。」


そして・・・・・・フェス当日の朝・・・・・幻想族はそれぞれバンド事にバンに乗り込んで出発した。
浅野「カルマ、とりあえず寝てていいぞ。」
カルマ「大丈夫だ・・・つーか、他のメンバーは昨日の夜全く眠れなかったのだ殆どだ・・・俺も。」

そして、会場にやっと到着した・・・・・観覧では何度か来てるが、出演者として来るのは初めてである・・・・・・。

めぐ「あ~よく寝た!」
正義「俺も少し寝たよ。」
浅野「僕もね。」
渚「あ・・・浅野君!それって居眠り運転・・・・・・。」
浅野「僕も昨日はあまり寝れなかったからね。」

まずは・・・・・・メインステージのグランドステージ・・・・。

陽菜乃「こ・・・ここでライブを?・・・・・。」
カエデ「お・・・・・大きすぎる・・・・・。」
大成「お前等ミーティングちゃんと聞いておけよ。」
浅野「ここは、メインステージだ。 赤坂学とかが出る・・・そしてD-RAILにPersonne?Tempsも・・・・・・。」
カルマ「9つのステージで同時にライブが行われる・・・俺達はシャイニングステージだ、バンド事とプロジェクトでのライブも全てここだ。」

んで・・・・・シャイニングステージまで歩くこと30分・・・・・・やっと到着した。

竜馬「少し小さいな。」
孝太郎「テントステージよりは大きいけどね。」
めぐ「1番遠くのつきあたり・・・・・入場ゲートから約30分かかるね。」
渚「でも・・・・ここで僕等が・・・何かわくわくするね。」
カルマ「まぁでも、わざわざ俺達を見るためにここまで足を運ぶかどうかだな。」


んで、ここでちと腹ごしらえとして各自買ってきた弁当を食べようとしたが・・・・・・浅野は吐いてしまった!!!!
「!!!!??」
浅野「す・・・・すまない・・・・・実はここ何日か食い物を受け付けん無いんだ・・・・・それと・・・・大事な話がある。」
孝太郎「大事な?」


浅野「実は・・・・・このフェスに出場出来たのは3週間前にサニー・オブ・ハートの社長の赤坂弘からのある条件を元に出来た事だ。」
「・・・・・・・。」
浅野「幻想族関係のバンドやそのプロジェクト名義の今後の作品の全ての権利、それにともなうあの男のブッキングするツアーとプロモーションを無償で行うことだ。」
竜馬「マジで!!!??サニー・オブ・ハートって言ったら超大手プロダクションじゃねーか!!!!!ラッキー!!!!!」
イトナ「でも、無償だからびた一文払われないだろうね。」
カルマ「つまり。無茶苦茶なスケジュールをつめ込まれて使い物にならなくなったらポイ捨てされる使い捨てプロジェクトってワケか。」
孝太郎「でも、ミリオンアーティストにバンド、人気役者や芸人を多く擁するあの会社にしてみれば微々たる儲けにすぎないだろうな。」
莉桜「でも・・・・それ酷すぎない!?何でそんな条件を出したのよ全く!」
律「って言うことはもう条件を飲み込んだ・・・・・・。」
浅野「こっちからも条件を出したよ。」
「?」
カエデ「一体どんな?」

それは・・・・・3週間前のサニー・オブ・ハートの社長室にて・・・・・。
浅野「もし、僕等でのステージ、あなたの息子さんのステージより1番多くオーディエンスを集めたら?」
弘「・・・・・・何が言いたい?」
浅野「そうなったら・・・・全てをチャラにしてくれますか?」
弘「・・・・・・。」

それを聴いた赤坂学は汚い笑い声を上げた!
学「は?お前等が俺よりオーディエンスを集めるだと!?それにその時はもう2つのステージでD-RAILとPersonne?Tempsがそれぞれライブをやってる!オーディエンスは俺かあいつ等のどちらかを観に行くと思うが・・・・・まぁあいつ等もこの機会に潰してやろうかな?北浦亮と神倶土 春馬に「お前は外見ばかり見栄を張って中身は空洞そのまんまだ。」って言われたんだ!!!!この恨みも晴らしてやる!!!!」
浅野「君は黙っててくれないか?僕の父さんと渚君のお母さんには何も言えずヘコヘコしてたって話じゃないか。」
学「テメー!!!!!対等のつもりか!!!!!」
浅野「ただ・・・・・僕等は食い物にされたくない、それだけだ。」
弘「・・・・・・各ステージの観客の数はスタッフを配置してカウントをすれば簡単に分かる形式だ、マーケティングにも実に良い考えだ。良いだろう。」
学「と!父さん!!!!ギャンブルはやらないはずじゃ!!?」
弘「私は、こういう賭け事は好きなのだよ、浅野君、君も相当な・・・・勝負師(ギャンブラー)のようだな。」

これが・・・・・・条件だ・・・・・・。

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
カルマ「なるほど・・・・・・。」
渚「む・・・・無茶だよそんな・・・・今僕等より人気あるんだし・・・・・・。」
陽菜乃「ほ・・・本気なの?」
莉桜「ちょっと!!!!一体何考えてんのよ!!!!!?」
竜馬「俺等がプロジェクト名義でかかっても勝てるか分かんねーんだぞ!!!!」
浅野「だが・・・・・・渚君とカエデが共作した曲のフレーズを聴いたとき・・・・・・直感で勝てる気がしたんだ。」
カエデ「え!?あたしと渚が一緒に作った・・・・BLUE EARTHを・・・・・・?」
渚「そうなの!?浅野君!?」
竜馬「ふざけんなーーーー!!!!!そんないい加減理由でいくら大将のお前でもそんな大事なこと勝手に決めるなよ!!!!!!」
孝太郎「何か・・・前夜祭が重要な意味を持つような気がするな・・・・・。」
カルマ「でもその前に、明日の各バンドでのライブを成功させないとな。」

んで、翌日・・・・・各バンドのライブは何とか成功したが・・・・・・すいません省略します・・・・w

今回も、メシア一派とR.T.D一派の各バンドもメインステージでのライブを成功させ(全バンドではないが、他は翌日へ)
その日の夜・・・・・・。

彼等はキャンプゾーンで用意されたキャンピングカーに泊まっていた。
渚「またジャンケン負けた・・・・・。」
カルマ「メロンパンは、表面のツブツブが溶けてないのがあったらそれ買ってきてくれ。」


ストアエリアまで行く途中・・・・・・メインステージのグランドステージを通りかかった・・・・・・・。
渚「夜見ると・・・・まるで要塞みたいだ・・・・・・何か不気味・・・・・・・。」

暗いし人もいない・・・・・そりゃ当然そう思っても不思議ではない。・・・・と、その時!!!!!

一台のベンツが前に停まったと思ったら、そこから降りてきたのは、赤坂学である!!!
学「おい、こんな真夜中で真っ暗なとこほっつき歩いて何処行くんだよ?」
渚「学くん・・・・・あ、ちょっとストアエリアに行って買出しへ。」
学「お前等はキャンプゾーンのキャンピングカーに泊まってるのか?」
渚「そうだけど。」
学「あそこも変わったよなぁ、前はテントだったけど今やキャンピングカーでゆっくり寛げるようになったもんなぁ。」
渚「で・・・・学君は?・・・・・・あ・・・・・・。」

そう!ホテルだ!!!!!そこには、メシア勢やR.T.D勢はもちろん!大御所や人気のバンドや歌手やグループがたくさん泊まっている。
学「今回、光闇関係のバンドは全員オファーを断ったんだよなぁ・・・・・まぁ気分次第で出る出ないの人達だし・・・・・・お前のおふくろさんの広海さんもそんな感じだよなぁ?」
渚「え~っと・・・・どうなんだろう・・・・あ!とりあえず僕行くから。」
学「おい、ちょっと待てよ!」
渚「へ?」
学「ちょっと付き合えよ、前夜祭までにはまだ時間があるぜ。」

そう言われると・・・・・ホテルの中に連れて行かれそのままエレベーターへ・・・・・・。

一体なんなんだろうか・・・・・。


着いた場所はホテルのバーである。
渚は、初めての場所で何だか落ち着かずキョロキョロしている・・・・・因みに飲んでいるのはウーロン茶である。
渚(こんな大人の人が来るようなバー・・・・・・落ち着かないよ・・・・・・。)
学は、途中携帯で外に出て数分話して戻ってきた。

学「おう悪ぃな!」
さぁて・・・・話と言うのは?・・・・・・・。

学「さて・・・・これで決まるよな。」
渚「?」
学「オーディエンスは、どっちのステージを観に来るのかを・・・・・。」
渚「・・・・・・・・・・。」
学「親父との約束は絶対だからな、それとだ・・・・・もし俺が勝ったら・・・・・茅野カエデをもらう。」
渚「!?」
学「これは俺とお前の賭け勝負だ、あいつは可愛い顔してるし俺の好みだ。」
渚「・・・・・なら・・・・もし僕がそうすると言ったら・・・君は?」
学「You bet!」

少し沈黙が流れ・・・・・・・・・渚は「その勝負乗るよ!絶対にカエデちゃんは渡さない!」と・・・・・。
学「言うじゃねーか!それでこそ男だ!!!!!これで成立だな!」


今宵・・・・・2人だけの賭け事が決まった・・・・・・・果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか?
続く・・・・・・・。