邦画と言うものは見なければ見ないで済むし、
一端見始めたら、「日本の映画も捨てたものではない」などと
ついつい邦画をレンタルしては見てしまう、というシロモノです。
というか、そういう若干「凝り性分」があるのですが・・・
監督: 林弘樹
出演: 根本博成、 石橋けい、 斎藤洋介(特別出演)、
前田耕陽、 岡村洋一、 峰岸徹
なのですが・・・知っているのは石橋けい、 斎藤洋介、峰岸徹
だのに、主演の根本博成の傲慢とでもいえる主人公そのまんまの演技に引き込まれ、
そして、途中登場する青鬼、赤鬼に「うんん??」となりながらも、
見入ってしまって「人生ごっこ、ねぇ・・・・」と「ふ~~~ん、なるほどね」
なんで空から冷蔵庫が落ちてきたのかわからないけど、
とにかく不慮の事故で死んでしまう主人公の渡。
ハッピーライフ生命に勤めるバリバリのエリート社員。
でも、死んでしまって、何故か朝礼をする学校の校庭に・・・
そこは魂が新しい人生へと生まれ変わるための「魂学校(略して魂学)」
金のカチンコがなれば蘇るのは「人生で最高に幸せなとき」
お互いの「幸せ」をシェアーする「幸せオーディション」 でも
主人公・渡に大切なのは「自分だけ」他人の幸せなんてどうでもよかった・・・けど・・
「人生ごっこ!?」http://www.jinseigokko.com/index/top.html
人って死んでからいろんなことに気づくのよね、でも、それでは遅し、だから・・・
などとは考えず、すんなりと楽しめた作品でした。
死んだ後をコミカルに描いた映画は「愛が微笑むとき」が好きです。
これはお薦め★
ロバート・ダウニーJr主演、ドラマ「クローザー」のキーラ・セジウィック(http://hw-p.com/female/k/ki/ksedgwick/)出演
バス事故で死んだ4人の男女が生まれた赤ん坊トーマス
(ロバート・ダウニーJr)にとりついで、成長を見守りながらも
トーマスの肉体を「借りて」
果たせなかったことをやっていく、というストーリー。
あちら側へ行くお迎えのバスが来るまでの執行猶予。
4人がそれぞれの思いを果たしていく「現世」
それぞれの可能性、それぞれの過ち・・・そして・・・
人情の温かさをも感じ取れながら、コメディとしても十分に素敵な映画です。