何となく そうだろうなぁ・・とわかってはいたつもりだったけど、
こういう風に映像で見てしまったら、「まいったなぁ・・・」
もうマックもモスもピザも、あれもこれも食べれないやんか。
(見た直後はそう思うのですが、多分マックります。モスります。)

例えば一人がこれだけ食べて、日本中の人がこれだけ食べて、
そして世界中の人がそれだけ食べて・・・・なんて計算していくと、
この作品に登場する「物」はほんの一握りにしかすぎなくって、
そこで昼夜働く人もほんの一握りなんだと、
もう頭のなかでは「壮大」なストーリーが「膨大」に広がっていました。

いのちの食べかた [DVD]
 http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/main/main00.htm
YouTube http://www.youtube.com/watch?v=EmZk-Lwl2Uk

映像に映し出される、牛、豚、ひよこ、にわとり、さかな、そして野菜に果物。
小さい機械から巨大な機会、そしてアームロボットに至るまで
全てが「オートメーション」かと思いきや、包丁を研ぐ人、ホースで流す人、
機会と人とのコラボレーション。これは考えてしまいました。

これだけを食べるのに何人の労働の手が使われているのだろう。
恐らく洗浄シーンはワンクルー後だろうから、昼夜交代勤務もあるだろうし・・・
なんて考えていたら、いくら育てても間に合わないかもしれないけど、
「人の手」も間に合わなくなってしまう。これは大変。

映し出される「物」も然りだけれども
そこにいる「人たち」そして周囲の環境保全・・これは食べ物だけのことでは終わらない。

でも、生きていくには食べないといけない。

私たちの手に届くまでのほんのワンステージが描かれた作品。

いや~~まいったまいった。もう許容範囲を超えて理解は宇宙の彼方を彷徨っている。
いえいえ、理解などはできません。考えが及ばないとはこのことかも。

本当、DAILYのことだけに見るに値するドキュメンタリーでした。