パッケージというのは結構重要なもので、
それを見て借りるかどうか考えてしまうものです。

これもそういう種類で、見たかったにもかかわらず、
パッケージとキャッチコピー?で躊躇したのですが・・・

雲南の花嫁


中国雲南省に魅せられたチアン・チアルイ監督の雲南三部作、第二章。

「結婚後三年間、夫婦は離れて暮らさなくてはならない」
少数民族イ族のしきたりをめぐる花嫁と花婿。
パッケージの通り、どこにでもいるのかもしれない「今時の若者」。

雲南省とはいえ、都会からの波は押し寄せるもので、
そんな雲南の若者たちを描いていました。

前作「雲南の少女 ルォマの初恋」がドキュメンタリータッチで、
雲南省の棚田、文化、風習、風俗が描かれていたのですが、
今回はまるっきりの「お話」

物語の背景に映し出される雲南の歌や踊り。人々の心から溢れ出す笑顔。
そして、雲南省の風景。


中国最期の秘境、とは言われるものの、もうすでに秘境ではなく、
そこの次世代の若者たちは、すぐ身近にいる若者たちと変わりなく・・・

う~~ん、ちょっと「映画」しずぎた感も無きにしも非ず。かな。