これってオーストラリア映画?と思いながら
キーラー・ナイトレイのイギリス英語を聞いては
「やっぱりイギリス映画よね」
薬物依存症の母親と10歳になる息子の物語り。
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F31oN2P1It3L._SL160_.jpg)
夫の死に耐え切れずに麻薬に手を出した母親。
仕事先は解雇されるし、友人は麻薬犯罪がらみで殺されてしまう。
10歳になる長男のその息子は
母親の荒れ果てていく日々の姿を見ながらも、
自分の母は「ジャンキー」ではないと信じているものの、
ドラッグ中毒の母親に見捨てられ孤独に苛まれていく息子。
母親が薬は経つから協力して欲しいとの訴えに
ドアーをガードし、叫び声、罵声にも耐えて
ひたすら母親の矯正を願う幼心に涙を誘われる。
が、そこは映画、すこしばかり「なんで?」と感じるシーンもあって
多少の苛立ちを覚えてしまう・・・が仕方がないかな。
わずか10歳という子供がそこまで考えて行動するかな?
それだけの問題ではないでしょう?
と思いながらもハッピーエンディングに安堵。
自らもドラッグから抜け出せないものの、優しく彼を見守るウェイトレス。
キーラ・ナイトレイが好演でした。
そして、彼女のジャンキーは何故か「清楚」でした。