40年は長い、お客様が支えてくれた

その年輪には多くのドラマが刻み込まれている・・・

もう17年前になるだろうかー

 

ある日、厨房の電話が鳴り響いた、フランス修行時代の仲間からだった

アメリカ大使館のお客様から「札幌総領事館で料理人を探しています、誰か知りませんかと」イズミさんしか思い浮かばないので紹介してしまった

「総領事館から電話がいくけど、よろしく」とのことだったー  

簡単に言ってくれたけど・・・・

「2008年7月7日洞爺湖サミット」が北海道で開催されるが、総領事は要人を接待するための料理人を探していたようだ

「豊富な料理経験、高いスキルを持つ人材を求めるアメリカ合衆国」

 元アメリカ大使3名と札幌総領事を前にして、官邸の台所で試食のフランス料理をつくることになってしまった私

案の定料理は好評、伝わると思っていた

数日後面談に来てほしいとの電話があった、それから3年間、楽しく務めさせて頂いた

 

別れの日、総領事にフロンボアーズのタルトを持って行った

「あなたの料理はアメリカでウケます」「たくさん友達を紹介します、カリフォニアで

やりませんか」と誘われた、とても嬉しかった・・・

料理は人との出会いも生み出すのかもしれない