デザイナーkoji shimizuのI Love デザイン -9ページ目

デザイナーkoji shimizuのI Love デザイン

デザイナーkoji shimizuによるデザイン総合ブログ。
プロのデザイナー観点からデザイン解説やレイアウトのポイントはもちろん、ロゴや名刺、広告やweb、文字といったデザインに至るまで、マーケティングを意識したデザイン、日々目にするユニークで面白いデザインもご紹介。

近年のゆるきゃらブームで様々なキャラクターがいますが、あるキャラクターがずっと気になっていました。
コチラ↓

I Love Design

『マヨフレンズ』という大阪のお菓子会社のキャラクターらしいのですが、去年大阪に行った際にあまりにパッケージが気になり買ってしまった商品に描かれていたキャラクターです。
※ちなみにこれは私が撮ったものではありません

調べてみたところ、真ん中で立っているのが「マヨ」。
クールでマイペース、それでいて情に厚く涙もろい…らしいです。
何も考えていなさそうで以外とアツい性格なんですね。

そのマヨが持っている丸いのが「ジャガ」。
ジャガイモだったんですね。
マヨ想いの優しい性格みたいです。
これは何となく分かる気がします。

そして最後にマヨに抱きついているのが「ロニ」
食いしん坊のマカロニで、マヨの料理をつまみ食いするのが大好きだという事です。

商品に描かれたキャラクターの場合、私のように思わず手に取らせてしまうという購買に繋がるための魅力があるかどうかが非常に重要ですよね。
パッと目に飛び込んできてシンプルなもの。
他とは違う魅力があるのに、誰にでも書けそうで馴染みやすいという点も大事です。

ゆ るキャラでは無いですが、仮面ライダーで有名な石ノ森章太郎さんは、子供に愛されるヒーローというものは子供が描き易いものでなくてはいけないという持論 をお持ちだったそうで、そう考えると、確かに当時のキャラクターは今よりもシンプルなものが多かったかも知れませんね。

その点で言えば、人それぞれ好みは違うとは思いますが、このマヨフレンズ、商品キャラクターとして理にかなったデザインであると言えるのではないでしょうか。
私はとても好きです。

気になった方は、こちらからマヨフレンズの情報が見れますのでどうぞ。
http://www.mayofriends.com/friends/index.html

それにしても、何とも言えない表情ですよね。


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明日から週末ですね。
皆さんはどんな事をしてお過ごしになるのでしょうか。

さて、マーケティング戦略を検討する時、視覚的な要素が極めて重要だという事はご存知ですよね。
事実、ある統計では85%の消費者が、色が購入の理由になったというデータも出ている程です。
本日はその色の中から“赤色”を題材にお話をしましょう。

コチラ↓

I Love Design

これはイングランドプレミアリーグのマンチェスターユナイテッドが優勝した、クラブワールドカップ2008年の写真です。
現在香川が所属する世界有数のビッククラブですね。

真っ赤なユニフォームですが、この赤いユニフォームに関して面白いデータがあります。
2004年アテネ五輪の個人競技のうち、ボクシング、テコンドー、レスリングのグレコローマンスタイル、フリースタイルの計4種目について、選手が身に着けたユニフォームの色と勝敗の記録を比較した際、全試合の55%で赤の選手が勝っていたそうで、イギリスの科学誌『ネイチャー』でも、赤色のユニフォームを着た選手の勝率は55%と発表されているという事です。

面白いですね。

そもそも赤色には情熱や力強さという意味合いが含まれ、アメリカ大統領選挙での赤ネクタイ着用というのは有名なようです。
また、時間を早く感じさせるという効果に着目し、回転率を上げるためにファーストフード店で赤が使用されていますが、食欲を増加させるという意味合いも持ち合わせていますよね。

積極的に商品を購入してもらうため、特売時の価格表示やSALEなどのバーゲン告知は全て赤色です。
基本的に赤色は購買欲をかき立てる色として、売り上げに20%の違いが生まれるとも言われています。

赤信号や危険を表す表示に使用されているのも、赤色の持つ視認性が高いという特徴からです。
消化器や郵便ポストも同じように、人に着目してほしいものに使われているケースは高いですね。

もっとも、激しさや興奮させるという効果がうるさい方向に向かってしまう場合も考えられるので、色の配分には気を付けなくてはいけませんが、これらの特徴をうまく活用する事で、効果的なデザインに落とし込めるのではないでしょうか。


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だいぶ寒くなってきましたね。
皆さんも季節の変わり目に風邪をひかないよう気をつけて下さいね。

さて、今回は写真を使用したデザインについてご紹介したいと思いますが、もし魅力的な写真や、写真そのものに世界観がある場合、余計なデザインや装飾はその世界観を潰してしまう事があります。

コチラ↓

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写真全体が全面に配置された一見なんて事の無い、いたってシンプルなデザインです。

しかし、この一見なんて事のない中に、写真を活かすためのポイントがつまっているのです。

まず、この写真の中で時間を感じるとすれば、それはとてもゆったりと穏やかな流れですよね。
ドレスの素材感やモデルの印象からも、伝わってくる雰囲気にフワッとした羽のような軽さが感じられます。

そこで、繊細な明朝系のフォントで間隔を空けてタイトルを組む事によって、固まりとしての重さを無くしました。
“置く”というよりも“添えている”イメージに近いですね。
別の表現で言えば、フッと息をかけたら文字が消えてしまうようなイメージです。
全体を白でまとめ、色味を抑えたコンパクトな点も、軽さという効果をもたらしていると思います。

仮に、例え細い形状だとしても、もしこれがブロック体のように角のある固そうなフォントで文字間もつまっていたと想像してみて下さい。
今とは別の印象を植え付けてしまうのではないでしょうか。
逆に文字間隔を空けすぎてしまえばタイトルとしてのまとまり感が損なわれてしまいます。
この大きさと間隔がベストだと判断したわけです。

時にデザインとは、何もしない中にポイントを見いだす事も必要になります。
何かを加えていく事もデザインですが、何もしていないようにこだわる事もデザインだと言えますね。


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昨日のブラジル戦、まさかあんなに大差で負けるとは思っていませんでした。
しかし、要所要所での差はもちろんありましたが、私は前向きな大敗と思っています。
前のフランス戦よりも得るものは大きかったのではないでしょうか。

さて、今回はコチラをご紹介です↓

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ルイジ・ビアンキによってイタリアのマントヴァを拠点として創業した、高品質な衣料の自社生産を続けるイタリアで最も古いファクトリーブランドのロゴです。

カジュアルラインの“L.B.M.1911”は、まったく直しが必要ない程体系に合うので私も非常に好きなラインですが、このロゴも遊び心あるとても好きな系統のロゴです。

ジャケットに定評のある会社らしい、社名の“L”をラペルに見立てたデザインになっています。
ラペルの形がオーソドックスなノッチドラペルではなく、ドレッシーなジャケットに多く見られるピークドラペルになっている点や、ブートニエールのアクセントもポイントですね。

視認性に優れ汎用性があり、事業形態も投影されシンプルで非常に分かり易く、ちょっとしたひねりが遊び心として加えられ、オリジナリティーも加味された非常に素敵なロゴだと思います。


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今回は、今日という日に関連したあのエンブレムをご紹介します。
コチラ↓

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ご存知サッカー日本代表のエンブレムです。
vsブラジル、どんな戦いを見せてくれるのでしょうか。

ところで、何故エンブレムが三本足のカラスなのかご存知ですか?
このカラスは知っている方もいると思いますが“八咫烏(ヤタガラス)”という神の使い、太陽の化身とされる鳥です。
一見迫力にかける印象も受けなくもないですが、ある説によると、日本神話で神武東征の際に、高皇産霊尊によって神武天皇の元に遣わされ、熊野国から大和国 への道案内をしたとされ、日本に初めて近代サッカーを紹介した中村覚之介を讃え、その方の出身地である那智勝浦町の熊野那智大社の八咫烏をイメージとした そうです。
しかしあくまで有力な説としてであって、日本サッカー協会から発行された公式書籍などには中村覚之介との関連が記載されたものはないという事です。

さらに、そもそも八咫烏が三本足だというハッキリとした記述もないそうで、中国神話に登場する太陽に棲み、象徴とされる三本足の鳥や、日本の神道でも古来 より太陽を表す陽の数とされている“3”という数字、7世紀の朝鮮半島に存在した高句麗国の建国に関わる神話に登場する、太陽の中に棲む三本足の鳥と同じ 太陽の化身である八咫烏とを同一視し、八咫烏=三本足という見解に至ったようです。

つまりハッキリとした説というのは無いみたいですね。
翼を広げてサッカーボールをキープした姿は“素早さ”と“力強さ”を表しているそうでが、目がくりっとしていてなんとなく可愛らしい印象も受けます。
皆さんはどう感じますか?

とにかく、そんな“素早さ”と“力強さ”を持ったプレーで、ブラジル相手にどこまで出来るのか。
私個人としては、せっかくの親善試合なので引いて守って負けないようなサッカーや、勝敗を意識しすぎたゲーム展開にするのではなく、現時点での様々なオプションを試し、攻撃の形をどこまで見せられるかにこだわってやって欲しいですね。


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以前の記事でポスターの効果と、その意味について簡単に書きましたが、こんな画像であれば禁煙にむけたポスターのメイングラフィックとして面白いのではないでしょうか?
コチラ↓

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灰の歯磨き粉にタバコの歯ブラシです。

歯を磨いた分だけどんどん汚れていきそうです…。
タバコを吸い続けて歯が黄色くなり、灰が汚れていくイメージが伝わってきますよね。
身体に害があるというイメージや、脱タバコ、禁煙といったコンセプトをダイレクトに伝えるという意味では、ポスターという媒体の効果を有効に伝えることのできるメイングラフィックだと思います。

私はタバコは吸いませんが、喫煙者の方はどのように感じますか?
このように、メイングラフィックのみで伝えたい内容や発信者側の意図を汲み取れるようなイメージが確立されていれば、ポスターとして適していると言えます。
本来はここにキャッチも組み込まれるので、さらに訴えかけるものになりますよね。

歯ブラシに歯磨き粉を付けようとしている手が写り込んだ表現でも、見たものに物語性を想像させ、イメージを膨らみやすくするという効果があります。

あなたならどんなキャッチを付けてポスターを完成させますか?


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いつも見ていただきありがとうございます。

さて、いくつかの事業をやられている場合、
うちの会社の特徴って何だろう?と、ロゴをデザインする上でそのような問題を抱えるケースがある経営者さんもいると思います。

今回はコチラ↓

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新規事業開発会社のロゴです。

特定の業種や事業に偏らないロゴということで抽象的な形態にしたものです。
名称頭文字“O”から飛び出す物体を、今後次々と発展していく事業イメージと結びつけ、
シンプルでありつつも未来や可能性を感じられる“動き”を取り入れたものです。

企業によっては、全く業種の異なる事業をいくつかやられているところもありますよね。
あそことあそこが実は同じ会社だった。。。なんて事はよくあります。

その場合、各業務別にロゴを使う場合も多いので、基本となるロゴには会社の理念や想いを投影し、愛着を持てるものや、気持ちをかきたてられるような意味合いを含めてみるのも一つの手です。

事業内容によっては、イメージやモチーフをロゴに投影するには伝わりにくい業種もあるので、
その上で特定の業種に関連しすぎてしまう偏ったデザインは避け、シンプルで認識し易いものをベースにした地域や競合と比べて独立性の高い形に、心理的な意味を落とし込んでデザインしてみても良いでしょう。


↓facebookにも様々な記事や実績画像の一部デザインを載せていますので、良かったらご覧下さい。
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今回はあるポスターに焦点を当ててみましょう。
コチラ↓

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映画『300 〈スリーハンドレッド〉』のイメージポスターです。

この映画は、2007年に公開されたハリウッド映画で、紀元前のペルシア戦争で、主演のジェラルド・バトラー率いる300人の軍勢が100万人のペルシア軍を迎え撃つ映画ですね。
ご存知ですか?

確かに面白いですがメインポスターとして見ると…といったところです。
しかし、すでに公開を開始して映画の内容が定着した後のイメージ補助としての役割、例えばDVD発売用であったり、従来のポスターがあった上でのイメージを強調するために使用される場合においては、大きな効果が期待出来るデザインになっていると思います。

黒い点が実際に100万個あるかはわかりませんが、キャッチや宣伝用のコピーが一切無いにも関わらず、映画の内容をズバッと表しています。
回りを経線で囲み、唯一の出入り口を300の固まりが塞ぐ、さらにその回りに余白を作る事で、数が圧倒的に少ない赤い固まりが、密集した黒い集団に対して全く力負けしていません。
両者のパワーバランスが経線と点のみで見事に表現されています。

そもそもポスターには、即効性のチラシや、商品の詳細を明確にするカタログとは違った、イメージやコンセプトを印象付けるという効果があります。
このようなメインポスターを補助するためのイメージやコンセプトに特化したデザインであれば、マーケティング効果としてデザイン性の高いポスターだと言えるでしょう。


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台風が去ってだいぶ秋らしい気温になってきました。
徐々に本格的な寒さが到来してくるわけですが、そんな時にこんな広告があっら目を引かれるのでは。
コチラ↓

I Love Design

どこかのカフェかコーヒーメーカーの広告でしょうか。
海外のものだと思うのですが、穴があいたマンホールと商品の特徴を利用したこれまたアイデアの素晴らしい広告です。

もっとも、イメージグラフィックが普通のコーヒーなので、どこどこのという特定のショップ、ないしメーカーに限定されずに“暖かいコーヒーを飲みたくなる”というような大きなくくりで捉えられてしまい、限定したショップやメーカーへ誘導させるための導線として考えると、ライバル店が密集していない場所で、かつPRされているカフェが近いという環境に限定したり、商品の特徴や表記をもう少し目立たせる、またはショップへの方向を示すマークや違ったキャッチなどの一工夫が欲しいところではありますが、このアイデアは面白いですよね。

日本でも寒くなってくると煙の出ているマンホールを見かけますが、寒い時期にこんな広告があったら思わず一息いれてしまいたくなるのではないでしょうか。


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面白い広告を見つけました。
コチラ↓

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スイスの高級時計メーカー『IWC』の広告です。

電車のつり革広告というかなりお金をかけないと打ち出せない形態なので、簡単に真似出来るものではありませんが、商品の形を上手く利用したナイスアイデアな広告ですね。

一般的に“見せる”という視覚のみに頼った手段から情報を発信していく広告ですが、実際に触れて試すというアクションを加えることによって、通常の何倍も認知させ、印象付ける効果が生まれます。
イメージを打ち出したり、モデルを使用した広告よりも私は好きです。

あくまでコストや現実的な問題を省いての話になりますが、つり革によって時計が様々なタイプ別になっていたら、なお面白いですね。
特に時計好きな人は、空席があるにも関わらず、つり革につかまって立っていたい、なんて事を思う人もいるかもしれませんね(笑)


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