デザイナーkoji shimizuのI Love デザイン -7ページ目

デザイナーkoji shimizuのI Love デザイン

デザイナーkoji shimizuによるデザイン総合ブログ。
プロのデザイナー観点からデザイン解説やレイアウトのポイントはもちろん、ロゴや名刺、広告やweb、文字といったデザインに至るまで、マーケティングを意識したデザイン、日々目にするユニークで面白いデザインもご紹介。

いつも見ていただきありがとうございます。

広告を頼む時、内容のイメージを伝える事も大事ですが、
時に配置する場所を限定する事によって、
より強い視覚的な効果が狙える場合もあります。

コチラ↓

I Love Design

海外のポスターです。
反戦メッセージを訴えた広告ですね。

上を見てもらえると分かる通り何て事無いポスターです。
これでは何の広告か分からず、メッセージ性の感じられないものになってしまいます。
しかし電柱に巻き付ける事によって強烈なメッセージを伝える広告に早変わりしていますよね。

相手に向けた攻撃の矛先は自らを狙い、

戦争をおこす人間と、戦争がもたらす災いがダイレクトに描かれています。
災いは自らにも降り注ぐ…といったところでしょうか。
非常に素晴らしい広告だと思います。

よく見ていただくとお分かりになると思いますが、
広げた状態でキャッチが左右両端に分かれていますよね。
つまり、予め電柱に巻いて配置する事が考えられた上での広告であるということです。

確かに電柱ですので看板広告のように大きく宣伝できるものではありませんが、
利用する消費者に向けた商品のような、
特定の対象者に絞ったものではなく、
広い範囲に対して訴えかけるメッセージ広告なので、
人の目線に合わせたパッと目につく位置だからこそ、
シンプルに表現されたメッセージが印象に残り易いという利点があります。

おそらくその辺の要素を全て踏まえた上で考案された広告だと思いますよ。

広告配置と視覚効果、
皆さんも
今後何かしら広告制作の機会がありましたら、
是非
意識して思い出してみてくださいね。


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今回はさらっと効かせるアクセントについてお話したいと思います。

コチラ↓

I Love Design

雑誌のコーナーページです。

左側を見てください。
コーナータイトルの“笑”がちょっと踊っているように見えませんか?

アクセントには色を変える、形を変える、要素を加えるなど様々ありますが、
多用しすぎてしまうと、それはもはやアクセントではなく、
内容そのものの伝えたい意図を乱してしまいます。

このページは落ち着いた写真と落ち着いた雰囲気でまとめたページなので、
大爆笑感は必要ありません。
女性が生活を楽しむ上でのちょっとした“ウキウキ感”を表現出来れば良いので、
あくまで
ほんの遊び心として効かせる程度がポイントなんです。

文字の固まりそのものに変化を施すタイポグラフィーによるグラフィック化もありますが、
このようにメインとなる写真や読ませる部分が多く占めている場合はあまり適しておらず、
コーナーの扉等そのものだけで独立した場合に効果的なので、
アクセントというよりは
、かなりイメージ化されたメイングラフィックとして見せた方が良いでしょう。

皆さんも雑誌を見る時は、このちょっとしたアクセントを見つけてみてください。


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今回は広告イメージの見せ方に関して、
より見る側に立って考えてみましょう。

コチラ↓

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サングラスをメインとして打ち立てた
Diorのポスター広告です。

さて、皆さんはこのメインビジュアルをどう捉えますか?
私は正直あまり良いイメージは湧きません。

この広告はいつのものか分かりませんが、おそらくそこまで古いものではなさそうです。
レディース向けの広告だと思うので、おそらくガリアーノが主任デザイナーの時のものだとは思うのですが…

確かにインパクトはあります。
しかし手に付いた黒い粒状の物体(キャビアでしょうか?)や、黒びかりした唇、サングラスに写り込んだ円盤状のモチーフ等、狙ったイメージがあったであろう事は分かりますし、ブランドの持つ世界観にはまっていない事もないのですが、やはりちょっと気持ち悪さが先行してしまうのは私だけでしょうか。

日本で展開された広告なんですかね。
海外では広告イメージの幅が日本よりも広いのでこのようなイメージの捉え方が異なるのかもしれませんが、相手に不快感を与えてしまうイメージや、違ったものを想像させてしまうようなイメージは避けるべきです。

もちろんDiorは素晴らしいブランドではあるのですが。

このような誰でも知っているブランドならまだしも、そうでない場合は必ずブランドを全く知らない立場にたった客観的なイメージの見直しが大切になってきます。
ブランド側や作り手は、伝えたいという想いが強い反面、意外と出来ているようで出来ていない見落としがちなポイントなんですよ。


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今回はコチラ↓

I Love Design

動物病院のロゴです。

さて、皆さんは線が与える印象の違いについてご存知ですか?

このロゴを見ていただくとやや太めの線で構成されているのが分かりますよね。
線をある程度太くする事により
、このようなかわいらしい雰囲気や温かみを強調する事が出来ます。

逆に線を細くする事によって繊細さや
シャープな印象を与える事も可能ですが、
今回の雰囲気にはそぐわないですよね。

ウサギの耳の包帯はアクセントとしてのデザインですので、同じ太さにする必要はありませんね。

もっとも、ロゴデザインの場合は太すぎて小さくした時に潰れてしまう、
または細くしすぎて形状が鑑別しにくいという状況を避けなければいけないので、
どのような媒体に使用されるかを事前に決定した上で
メイングラフィックにあった線形でデザインする必要があり、
その範囲内でイメージを強調できるような線形を見極めていかなければなりません。

一般的には視覚的なインパクトで言えば、線で表現されたものは“塗り”で表現されたものに劣る場合もありますが、メイングラフィックと名称とを同等のまとまりで表現したかった場合や、先程申し上げたようなどの媒体に使用されるのか、今回で言えばベタ塗りの看板の色を活かしたいという要望にそったため、このような線を主体としたロゴデザインになったわけです。

線なのか塗りなのか、細いのか太いのか、皆さんもロゴをお願いする場合はその辺も頭に入れながらご提案してみてはいかがでしょうか。


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いつも見ていただきありがとうございます。

さて、皆さん“比較広告”をご存知でしょうか?

比較広告とはその名の通り、
ライバルや競合商品と自社製品との価格や効果を比較して、
自社商品の優位性をアピールする広告の事です。

I Love Design

日本では
誹謗の恐れがあるという事で、
『従来の◯◯に比べ~』など、
パッケージを隠す、またはA社、B社と社名を隠した商品や、一部分のみをクローズアップするなど
とても緩やかな表現方法で行われていますよね。

しかし海外では画像のように、
マックのポテトを食べていた男の子が、周りの子からポテトを守るべく
バーガーキングの袋に隠してマックのポテトを食べたり、
自動販売機の上部ボタンのペプシコーラを買いたいがために、
下のコカコーラを買って足場にしてからペプシを買う等
非常にストレートな表現で行われているんですよ。
これはCMを一部抜粋したものですが、
以前ご紹介したマクドナルドのロナルドがバーガーキングに買いに来たポスターも
典型的な比較広告ですね。

前回の記事でも日本と海外の広告表現の幅の違いを描きましたが、
あれも代表的なものだと言えます。

そもそも比較広告の何がいいのかというと、
比較する事ほど、物事にハッキリとした優劣を付けてしまう方法は他にありませんよね。
一定量、または一定期間使用し続けなければ商品の特性が分からないものや、
好みによって意見が分かれるものなど、
比較するには手間がかかる、手段が限られてしまうものも多く存在する中、
一目瞭然でインパクトのある比較広告は大きな効果が期待出来るものです。

確かに、あからさまに競合商品をこけおろしてしまう表現は、
自社の評判やモラルの低下といった減少を起しかねないので気をつけなければなりませんが、
面白おかしく遊び心ある方法で表現出来れば、嫌み無く自社の商品の優位性をアピールできます。

日本でも最近は厳しいなりに徐々に表現方法に幅を持たせて来てはいるみたいですが、
限られた表現方法の中で、如何にして比較広告の効果を上げていけるかがカギとなりそうです。


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今回はちょっと?と思った広告をご紹介します。

コチラ↓

I Love Design

一瞬ビックリした方もいらっしゃると思いますが、
LEGOの広告なんです。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
このモザイク自体が実はレゴブロックなんですね。
皆さんお気づきですか?
よく見ると接合面の突起が見えます。

とてもリアルですね。
レゴブロックはその形状から様々なものを表現する事が可能な魅力ある商品ですが、
ちょっとこの表現はいかがなものかと思います。

子供はテレビなんかあまり見ないほうが良い”というコピーで展開している広告なんで
子供向けの広告らしいのですが皆さんはどう思われますか?

これはおそらくポスターですね。
ポスターにはイメージとコンセプトを強く表現し伝える事ができるという媒体効果があり、
たしかに強烈なイメージは伝わってきますが、
これを見て購買に繋がるかと言われると、あまり子供には見せたくない広告のように思います。

海外ではブラックジョーク的な表現で好評なんでしょうか?
国によってターゲットに向けた表現に様々な方向性があるように感じますが、
同じ商品とターゲットであるにも関わらず、
これほど表現方法に幅があるという意味では非常に面白いと言えますね。

そして共通して言える事は、日本では『え!?』と思ってしまう表現でも、
海外では意外とサラッと使用されている場合があるということです。

つまり、日本での広告表現の幅はより狭く、
海外よりも似通った表現方法が多くなってくるのかもしれません。
だからこそ他と違うイメージを打ち立てて、
より商品の魅力をダイレクトに届ける広告イメージを展開していく必要性が問われるので、
イメージが先行しすぎた“奇抜さ”を面白いアイデアと勘違いして
満足してしまわないように注意しなくてはなりませんね。


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広告イメージに気の利いた言葉で味付けをしているキャッチコピーですが、
たまにダジャレを使った広告コピーを目にしますよね。

コピーや写真を掲載してしまうと問題があるので、
画像や特定の広告が選別されてしまうものは載せませんが、
どうもダジャレのコピーというのはしっくりこない感じがします。
皆さんはどう感じますか?

そもそもコピーとは、見た人を引きつけるための広告効果における一手段であり、
商品やブランドに興味を持たせ、人の心を動かさなくてはいけないものです。

たしかにダジャレは言葉の掛け合わせ、言葉遊びとしてはインパクトがあるかもしれませんが、
人によって面白い、面白くないが分かれ、さらには意味がいまいち伝わらない場合も少なくなく、
最悪『何これ!?
と不快感を感じてしまう人もなかにはいるかもしれません。

うまいダジャレがその広告自体の魅力を底上げし、
購買や告知に向けて人の心を動かすかと言われると疑問を感じます。
もちろん良いものもあるのでしょうが、とても難しい表現ではないでしょうか。

それよりは、ストレートであってもイメージグラフィックと合い、
かつ伝えたい商品やブランドの魅力に直結するワードの方が好ましいように思うのです。

この言葉の掛け合わせは面白い!
と思っても、それがコピーとして伝えたいものを見る側に届ける事ができるのかを
きちんと考えるべきだと思います。

皆さんも何かご自分で考える場合や広告を作る時は、
最適なコピーで広告に良いアクセントを加えて下さいね。


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ブログを見ていただきありがとうございます。

やや時期外れではありますが、
今回はこんな素敵な広告をご紹介しましょう。

コチラ↓

$I Love Design

カナダのパラリンピック委員会の広告です。

モデルとなっているのは実際の選手で、
T44クラスの200mと400mのカナダ国内記録保持者でもある
アリスター・マックィーン選手です。

事故から生還し、手術、リハビリを経てゴールへと走っていく一連の流れを描いた作品です。

調べてみると、
マックィーン選手自信は先天的欠損症により幼い頃に左脚を失ったそうなので、
事故によるものではないそうですが、
事故を乗り越えて懸命に努力する姿と、
夢を叶えスタートラインに立ち、走り出す力強さの両極端のイメージが描かれているため、
非常にドラマ性の優れた素晴らしい表現だと思います。

ポイントなのは、事故救出~スタート直後までのカムバックを果たすまでの流れと、
カムバック後の走っている姿との間に一呼吸を置いている点です。
このちょっとの“間”を作る事によって、成功のイメージに独立性を持たせつつ、
流れを止める事無く対照的なイメージが比較出来るようになっています。

動画もありますので是非ご覧下さい。




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オバマ大統領が再選を果たしましたね。
日本ではとあるお笑い芸人が歓喜したとのニュースもありましたが、
この世界的なブランドの広告(ポスター)もまだまだ効果を発揮しそうです。

コチラ↓

I Love Design

ナイキです。

一部分だけなので広告なのかポスターなのか定かではありませんが、
スウォッシュ型の笑った口が印象的なオバマ大統領です。

口だけでなく本来であれば星条旗が描かれていそうな場所に、
しっかりスウォッシュが描かれています。

ここはどこかの演壇か何かなんでしょうか。
JUST DO ITに変わる新しいナイキのスローガンを打ち立ててくれそうですね。

モチーフと相まって世界的なブランド力が更に強調された
ちょっと遊び心のあるイメージグラフィックを紹介してみました。


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雑誌を見ていると様々な広告が入っていますね。

今回は面白い雑誌広告をご紹介します。

コチラ↓

I Love Design

脱毛クリームの広告だと思いますが面白いアイデアじゃないですか?
きれいに取れた毛と、スッキリした足が対照的に位置した、
“めくる”という動きをうまく利用した広告です。

だいぶ広告をめくってから、やっと本誌がスタートする…
なんて雑誌も少なくなく、最近は広告量が増えてきていますよね。
ですがどのブランドや商品も共通して、あまりにモデルを起用したものや
似たようなイメージが多すぎるように感じます。

すでに浸透しているブランドや商品ならまだしも、
本当にこれで効果があるのか?と私は職業上感じてしまう広告も少なくありません。

雑誌に掲載する広告料もばかになりません。
本当にそのイメージが明確なものであるかを考えなければいけないですよね。

同じような商品で、美肌で美しいモデルを大きく掲載する広告もありますが、
こちらの方がシンプルでいて分かりやすく、
かつ広告としての効果を望めると思います。

皆さんも広告掲載の時はちょっとした一工夫を意識してみてはどうでしょうか。


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