ご訪問いただきありがとうございます。
ニューヨークから始まった
シティカクテルの旅
時々、
ウィスキーの旅を
織り交ぜて
あちこち移動します
旅をしているような気分と
飲めなくても飲んだような気分を
感じていただけると嬉しいな
初めましての方は、
気分は5番街 からも
ご覧になってみてくださいね
こんにちは
今日の、
ウイスキーの旅は、アメリカ
アメリカのウイスキーといえば、
バーボンが有名ですね
政府の財政を立て直すために
課せられたウイスキー税から逃れるため、
ケンタッキー州やテネシー州で、
ウイスキー造りを始めたのが、
バーボンウイスキー誕生のきっかけです。
2つの州で造られていたバーボンですが、
南北戦争を境に
テネシーウイスキーの名を聞くようになります。
ケンタッキー州とテネシー州は
ともにバーボン文化を
育んでいたのですが、
南北戦争時に北軍と南軍に分かれて
敵対してしまいます。
敗れた南軍に属していた
テネシー州は、
壊滅的な被害を受け、
ケンタッキー州に対して
強い対抗意識を持ったといいます。
その後、
テネシー州のウイスキー生産者は、
ケンタッキー州の
バーボンウイスキーに対抗し、
テネシーウイスキーの
製造に励んだとか。
今でも
バーボンウイスキーではない
”テネシーウイスキーだ”
と強いこだわりを
持っているのだそうです。
そのこだわりは、
”テネシーウイスキー”と明記された
ボトルラベルにも現れていますね。
じゃあ、
テネシーウイスキーは
バーボンではないの?ってなりますよね…
そんなことはありません。
テネシーウイスキーは、
法律上はバーボンウイスキーです。
ですが、
反対にテネシーウイスキーを名乗るためには
外せない条件があります。
それが、⑥と⑦
①アメリカ国内で製造
②主原料のトウモロコシの使用比率が51%以上
③アルコール度数80%以下で蒸溜
④内側を焦がしたホワイトオークの新樽で、
アルコール度数62.5%以下で貯蔵・熟成
⑤水以外を加えず
アルコール度数40%以上でボトリング
⑥テネシー州で製造
⑦チャコールメローイング製法で造られている
①から⑤の条件を満たせば
バーボンと名乗れます。
ですが、
⑥と⑦の条件を満たしていなければ、
テネシーウイスキーは名乗れないんです。
―⑦についてはまたの機会に詳しくお話しできればと思ってます―
今日は、
そんなこだわりの満載の
テネシーウイスキーの蒸留所へ
ジャック・ダニエル蒸留所
1866年、
アメリカ初の認可蒸留所として
操業を開始しました。
山に抱かれるようにして建っている
蒸留所は緑豊かで、心が穏やかになるとか。
創業者 ジャック・ダニエルが
この地を蒸留所に選んだ理由は、
この洞窟にあります
この洞窟も見学ツアーに入ってますよ。
ただし、
この蒸留所では屋外であっても禁煙です。
ウイスキーの香りを守るためだとか。
この洞窟に湧き出る水は、
”ライムストーン・ウオーター”と呼ばれる
石灰(ライムストーン)の層でろ過された水。
町の人たちからも
ジャックおじさんと慕われていた彼。
彼は、
小柄で身長は155センチほどでしたが、
テネシーいちモテモテの色男だったとか。
GFが7人もいたんですって。
だけど、
跡継ぎを残すことなくこの世を去ります
ある朝、
いつもより早く出社した彼が
金庫を開けようとしますが、
暗証番号がわからない
カッとなった彼は
金庫を思い切り蹴飛ばし、
つま先を負傷してしまいます
その怪我が原因で命を落としてしまったのです
なんと申し上げればいいのか…
その金庫がこちら▼
見学ツアーでは、
チャコールメローイング製法を
間近で見ることができますよ。
発酵中の鼻に突き刺さるような香りを
体験してみてください
お楽しみの試飲
スコッチ派のあなたも、
こだわりのテネシーウイスキーを
試してみたくなるかもしれませんよ
ブログ読んだよ~とポチッてもらえると励みになります