★ 戦う方法 その2 「食事」
食事のポイントは、植物性エストロゲン 抗酸化作用 脂質 コレステロール カルシウム
足りなくなるエストロゲンを補うものと、動脈硬化の予防、骨の強化、脳の活性、アンチエイジングですね。
まずは、「植物性エストロゲン」からです。
植物の中にはエストロゲンと同じような働きをする成分を持つもの があります。 それらは、フィトエストロゲンと呼ばれます。 代表的な者に、イソフラボンがります。
イソフラボンはよく耳にしますよね。 大豆に含まれる成分です。 コ マーシャルでよく放送されますよね。
イソフラボンを代表とするフィトエストロゲンは、エストロゲン様作用と、抗エストロゲン作用、抗 酸化作用、抗腫瘍効果があるそうです。
エストロゲン様作用と抗エストロゲン作用って反対じゃん!
そ うなんです。フィトエストロゲンはエストロゲンに形が似てい るので、エストロゲンと同じように働き、一方では、エストロゲンの過剰による乳がんの発生なども防いでいるんです。
これが、人工の薬と 自然のものの力の違いですよね。
ですので、サプリメントなどのイソフラボン製剤はあまりおすすめしません。 特に、乳がんの中でも「エ ストロゲン依存性乳がん」の治療中には注意が必要だそうです。
食品としての大豆製品はものすごい優秀選手です。
豆腐 などの大豆製品を多く摂取している人は乳ガンや前 立腺ガンや胃ガンになる率が低いことが、 多くの疫学的調査からも示されているようです。
では、どのくらい摂れば良いのか?
一日に、豆腐で半丁、納豆なら1 パック(60g程度)、きな粉なら20gで十分だそうです。
そうなんです、普通に食べていれば良いんです。 普通の和食だったら、充分 な量なんです。
私たちは、すぐに、テレビに影響を受けて、身体にいいとなると、必死になってそのものを摂取しようとします。 そんなに 必死にならなくて良いんです。 ただちょっと気を使うだけでいいんです。
植物性エストロゲンだけで、結構な長文になってしまいました。 明日は、その他の食生活についてお話したいと思います。