また、雨です。
こうゆう天気って、めたくちゃ眠くないですか。
冬眠したくなります。
僕も散歩に行けないのは不満です!るーく
それでは本題です。
今、私はアロマスクールの講師をしてるわけですが、現在、担当はベビーマッサージです。
マッサージという表記はアロマの関連法規上問題があるので、「タッチケア」という表現をします。
仕方のないことですが、表記、商標もいろいろめんどくさいですよね。
ベビーのタッチケアはぜひ皆さんにやっていただきたいです。
ということで、ベビータッチケアについて、お話したいと思います。
なぜ、タッチケアか、をお話する前に、人間の成長と発達についてお話ししたいと思います。
『動物は「まね」をすることで成長する』
動物は、特に人間はとても未熟な状態で産まれてきます。
本能的に兼ね備えた能力もあります、乳の匂いを探しおっぱいを飲む、泣く。
でも、ほとんどのことを「まね」をすることで獲得していきます。 そして、見たことがないこと、経験したことがないことはできるようになりません。
動物のドキュメンタリー番組などで、鳥のふりをして小鳥の世話をする飼育員さんをみたことないですか?
まねをしないと生きていけない、生きるための方法を学ぶことができないんです。
産まれてほどなく親を失い、動物園で育てられたチンパンジーが出産したとき、生まれ落ちた赤ちゃんを見て、ギャッと叫んでとびのいたそうです。 そして、そのまま、赤ちゃんには近づかなかったそうです。
やはり、親が無く人間に育てられた別のチンパンジーは、出産後、赤ちゃんの抱きかたがわからず、逆さに抱いたり、片足をつかんで動かしたりしたそうです。
このチンパンジーたちは不幸にも、出産育児をみたことがなく、まねをすることができなかったんですね。
親子の顔かたちが似ているのは、遺伝子の影響があるでしょう。
でも、その立ち居振る舞い、後ろ姿、歩きかた、そっくりだったりしますよね。 考え方や行動パターンまで、なんでにちゃうんだろうって思ったことないですか?
これは、まねをして成長しているからなんです。
そして、
もし、誰も話しかけることがなければ、話すことはできません。
誰も応えてくれなければ、泣くことも笑うこともありません。
優しくしてもらったことがなければ、優しくすることがわかりません。
思いやりをもって接してもらっていなければ、思いやることがわかりません。
誰しも子どもの成長を思うとき、「心の優しい子になってほしい」とか「思いやりのある人になってほしい。」と願いますよね。
もし、そうなってほしければ、自分が子どもにそうやって接することです。
見たことがないこと、経験したことがないことは、できないのですから。
子どもは、自分が愛され、慈しまれることで、他人を愛することができるようになるんです。
育てるということは大変な責任がありますね。
私のまねをした子どもたちは、どうゆう大人になるんでしょう?
「あなたをそんな子に育てた覚えはありません!」なんて、「あなたのまねをして大きくなりました!」と言われたら、完全にまけです。
まねしないでー
また長くなったので、今日はここまで。
あしたは、『赤ちゃんが、パパの抱っこで泣く理由』についてお話したいと思います。