7500万年 | ヤマ猫のブログ

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瞑想、精神世界、NLP、催眠療法などなどについての雑感。

6月5日のグループワーク以来、どうも、調子が悪い。

魔改造版のF21フリーフローをやりすぎて、オーバーランしたせいだろう、と思っていのたが、どうも事情は違うらしい。

先週の金曜日など、草刈をしていたとき、電動草刈機に、左足親指が触れ、怪我をした。

まあ、回転中の丸ノコに触れたのだから、怪我はアタリマエ。指がくっついているだけ、御の字である。履いていた長靴はバッサリ裂けていた。

一昨日は、ブレーカーが落ちて停電し、その衝撃でメールサー・バーがクラッシュした。(私は、一応、会社を経営していることになっているので、インターネットは固定IP接続で、サーバーをおいている。)

ブート・セクターをやられたらしい。最近、妙なエラーメッセージも頻発していたので、しかたなくOSを再インストールする。

OSといっても、UNIX、しかもマイナーなFreeBSDである。このマシンのセットアップは、8年ほど前、ウチにいた手下にやらせたので、自分では、ここ10年ちかくUNIXのインストールなどしたことがない。

丸一日、ガチャガチャいじくり回していたら、奇跡的にメール・サーバーが復活した。

しかし、よくもまあ、ロクでもないことが次々に起きるものだ。

サタヘミのレビューの中で、「どうも見てはいけないものを見たらしい」と書いたが、これは、7500万年前、銀河系のこの地域一帯で起きたとされる、『炎・の・壁』とよばれる事件のことである。

これは、コンフィデンシャルのプロセシング、つまり秘伝の奥義なので、私は、知らないことになっている。

だが、現実には、その秘伝なるものの多くは、ネット上に流出していて、その気になれば、いくらでも読むことができる。

そもそも、そんなもの読まなくても、7500万年前なら、行ってみればいいではないか。

と考え、私は、過去二度ほど行ってみたことがある。

私は、一応大姉クリアーなので、大姉はもう使えない。代わりに、『前世療法』のCDをつかって、『壁』を越えてみることにした。

直後から、ひどい関節炎に苦しめられるやら、胃潰瘍の症状が出るやら、欝な気分になるやらで、さんざんな目にあった。(『炎・の・壁』の『炎』とは、『関節炎』の『炎』のことである!と、これを書きながら悟った。どんなときでも、いいことは、あるものだ!)

「クリアーでない人が読むと肺炎にかかって死んでしまう」とまで言われているそうだが、秘伝の流出から、10年以上たつが、読んで死んだという人の話は、一向に聞こえてこない。

そうは言っても、下手にアクセスすると、ロクでもないことが起きるのも、マンザラ嘘ではないらしい。

どうも、その記憶には、なんらかの形で「見てはいけない」という人為的なプロテクションが掛けられているらしい。

今回のアンデス大旅行は、その積もりはなかったのだが、三度目ということになる。

このような個人的な体験から、私としては、『炎・の・壁』は、あながちホラとは、言えないような気がしている。

ただ、私が見たものは、巷に流布している「薬で眠らされ、ダグラスDC-8で地球に連れてこられて、火山に放り込まれ、核爆発で殺された」という通説とはだいぶ違う。

当時の銀河連盟内では、人口増大問題が深刻化していた。この点は、私の見たものと一致する。

人口爆発が引き金となり、惑星間の紛争や摩擦も頻発していた。

私の地域では、新しい惑星への移住計画がもちあがり、移住希望者を募集する大キャンペーンが展開されていた。

そのポスターには、映画『天地創造』のノアの箱舟のシーンみたいに、飛行船に乗り込もうとする、おびただしい人々の行列が描かれていた。

ノア伝説は、この事件のドラマ化のひとつみたいだ。

私は、この計画の技術的な中心課題である、飛行船の開発にかなりコミットしていたようだ。つまり、加害者側ということになる。

(加害者側の記憶を再生するのは、いつもの、大抵のパターンだ。というのも、記憶が失われる、最大の理由は、加害行為を正当化する目的で、次から次とウソの理由をならべることにある。この『ウソの壁』こそ、人間がバカになる最大の原因だ、と考える。

だから、「わたしはこんな被害をうけた」とか「謝罪しろー」などといった自分が被害に遭った記憶を再生したところで、記憶の向上はほとんど望めないはずだ。

冷酷な言い方かもしれないが、被害とは、加害行為に対するカルマ的な反射に過ぎないのである。つまり、自分の加害行為を正当化するために、わざと被害者になるのである。

実に、馬鹿げた話だが、そのような馬鹿な努力を一所懸命つづけているのが人間の心なのである。)

その関係で、有名なMr.Xにも何度か会っていたようだ。通説では、彼のことをとんでもない悪党と言っているようだが、当時は、人道主義者、博愛主義者、哲学者、教育家として、非常に人気のあった政治的指導者であった。(ところで、このような人物は誰かさんに似ていないだろうか?)

移住計画は彼の提唱による。この点も、通説どおりである。

そして彼の移住計画は大衆に熱狂的に支持されていた。実際、「地球への移住計画」こそ、惑星間紛争の唯一の『平和的解決策』だ」、と信じ込んでいた大衆がほとんどだったのである。

私たち技術者が、飛行船に注目したのは、大気圏の外に出ることなく、大気圏内から、地球の大気圏内にスペース・フォールドすれば十分である、と考えたためだ。何億という人口を一気に宇宙空間まで飛ばし収容するのは、コストがかかりすぎる、と考えられた。

その飛行船には、小さいながら後退角のある翼もあったし、大気圏内飛行専用という意味では、通説の『DC-8』も、あながち間違いとはいえないだろう。

計画の穴は、スペース・フォールドにあった。宇宙全体から見れば、1ミクロンにも満たない、薄い地球の大気圏にスペース・フォールドするのは、技術的には至難のことであった。それでも、当時の技術では、十分可能だったし、実験でも成功していた。

しかし、現実には、(あくまで私の脳内の現実だが・・・)、多くの飛行船は、地球の地下深くにスペース・フォールドしてしまった。また、太陽に突っ込んでしまった飛行船の数も、おびただしい。

ごく一部ではあるが、地球の大気圏内に滑り込んだグループもあったが、地球側には何の受け入れ態勢もなかった。

はっきり言って、夢としては素晴らしかったが、実行計画そのものは、ズサンだったのである。

この事実は、移住が実際に開始されてからも、ずっと、大衆には隠されていた。その後、しばらくの間は、大衆によるMr.Xへの熱狂的な支持が続くが、あるとき、真実が暴露され、Mr、Xは失脚し、私らも官憲に連行される、という結末になる。

犠牲者の総数はどれほどだったのか? 恐らく、数十億人は下らないだろう。

この事件を契機に、約2000万年つづいた銀河連盟は崩壊する。大戦争が勃発したのだろうが、あいにく私には、その記憶が全くない。

話が長くなったので、続きは次回にしよう。