先日、やっと入手をしました。ちょっと前までアマゾンや7netでも入荷待ちになっていました。

世界的に見て、お話しにならないほど弱小だった日本のラグビーを世界中のラグビーファンが驚くほど強いチームにした彼の言葉が詰まった本だろうと思って手に入れました。まだ読み始めたばかりです。

日本には、「ノーサイドの精神」という言葉がある。これは日本独自のラグビー文化といえるのではないのか。これは日本にしかない言葉である。
「その考えは素晴らしい。ハードにプレイをして、終われば友達。これは日本社会の概念とも融合している。しかし『ノーサイドの精神』だけでは足りないんだ。ラグビーをしている限り勝たなければいけないのだから」



そして話しはウイニングカルチャーへと続きます。


勝つための精神、あるいは文化。これをウイニングカルチャーと呼ぶ。強豪国のラグビー文化には必ずウイニングカルチャーが存在するが、今の日本ラグビーには存在しない。


氏は日本ラグビーにはウイニングカルチャーが存在しないが、日本社会には存在するのではないかと言っています。それが、「戦後の荒廃から世界2位の経済大国になる過程に見られる」と言うのです。


2012年にアンダー20の日本代表がウェールズへ遠征。結果は7対119と大敗して帰国。コーチ陣は、次のような言葉を口にしたそうです。「体が小さすぎる」「日本人は狩猟民族でないからメンタルが弱い」「海外と違い、選手はプロではない」


「こうしたことを口にしていたら、一生勝てない。“できない理由”を探すよりも“何ができるのか”を考えるべきだよ。戦後、日本社会が世界第二位の経済を作り上げた時のようにね。勝つためには自分たちには何ができるのかを考えるべきなんだ」



-勝つためには自分たちには何ができるのか考える-


なでしこジャパンも、ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した女子バレーもこのことを追求して結果を出したのでしょう、きっと…。




-勝ち負けよりも大切なことがある-


日本ではこの言葉はよく聞きますね。たしかにその通りですが、エクスキューズに使ってはいけませんね。




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