ぽつり ぽつり

雫が落ちてゆく

ひとつ ひとつ

落ちては重なる

冷たい空気が私を包む

ぽつり ぽつり

音をたてて

響くように 紛れるように

二人は狭いの

でも一人は苦しいよ

わがままになる心を許して

嫌いじゃないの

きらきらの雫が止めば

君がいた