約二年前に書いたブログとなります。
PＧT－Ａ結果発表～ | 妻の不妊治療奮闘記(完結) (ameblo.jp)
この時の凍結胚が現在の我が子になります。
普通では、あり得ないが
体外受精だと
一旦凍結し
そして体調が万全な状態の時に移植する。
凍結せずに移植する方法もあるが
統計的に凍結胚のほうが結果が良くなるらしい。
我が子は産まれる前に
カッチンコッチンに凍ってもらって
眠って頂いていた。
現在の凍結技術に感謝
当時のブログでは
モザイク胚について
良く分かっていなかったが
モザイク胚のモザイク率の事を理解していなかった
その後、不妊クリニックを卒業する際
引き継ぎを不育症クリニックへ行くこととなり
その際に不育症の院長から
モザイク率を前院長に聞いてきてほしいと言われ
紹介状に診察結果やいろいろな検査結果を貰い
その時、初めて我が子のモザイク率を知る事に
我が子のモザイク率は確か40％だったはず
正直忘れました。もしかしたら30％だったかも…
たぶん40％で間違ってないと思いますが
どっかのブログに書いたような気もしますが…
一応30～50が低モザイク率と言われている。
不育症の先生からも
この程度のモザイク率なら自己修正能力で消えるでしょうと言っていた
そもそも１０番のモザイクは大丈夫の可能性が高いとも言われていた。
当時、採卵しても
1～3個
ただ、もう既に採卵しても厳しい状況で
１個しか取れない事もあったし
空砲が出始めてきた。
１個しか取れないなら
それをPGT-Aをしないで
移植したほうが良いのかもとも思ったが
このころは
確実の道を行かないと
結果遠回りになると思い
石橋を叩いて渡る作戦
どんなにお金がかかっても
どんなに無駄だと思っても
PGT-Aをやる
今回妊娠に至った卵も
結果PGT-Aをしなくても
おそらく結果は同じになったと思う。
ただ、妊娠する可能性があると
分かって移植する事と
よく分からない、失敗するかもと思って
移植するのとでは
気持ちの部分で違いがある。
逆に正常卵での移植失敗も二回経験した我らとしては
正常卵への期待値はめちゃくちゃ高く
一回目の正常卵移植での
化学流産の時の凹み具合と言ったら半端ない
初めて見たフライング検査で二本線を見た時
これで不妊治療を終われる
やっと終了と思った
一週間後にはｈｃｇが減少
正常卵なのに妊娠しないんだ
意味が分からないし
この結果を認めたくなかった
この時の移植は一回で総額１２０万円
考える能力も無くなる
思考停止
ただPGT-Aで正常卵をゲットすれば
着床はするんだと
なら次正常卵をゲットするだけだと
そして、次の正常卵では着床すりゃしない
……なんでやねん！
なんでこんなに上手くいかないんだ
完全に神に見放された
４０歳を過ぎて
正常卵を取得する事すりゃ難しい状況
もう次の正常卵は、ゲット出来るのか
出来ずに終わるのか
その時に来た
得体の知れない
モザイク胚
無修正胚にしてくれ
ちょっとふざけましたが
モザイク胚なんて
移植して上手くいくのか
それより
とりあえず移植出来る胚をゲット出来た事で
まあ、あまり期待しないで
移植するべ
そんな感じで移植する事に
今思えば
逆に、モザイク胚だったから良かったのかも
これが正常胚だったら
妻には、また変なプレッシャーがかかっていたのかもしれない
妊娠でも何でも
タイミングが大切
この移植の前に
着床の窓のズレの検査もしようと思いましたが
院長からは
はっきり言って意味は無いと
一度着床している事と
この検査はやっても
またズレる事もあるから
毎年やる人もいると
だからやる必要はない
そんな事をいわれ
直前でこの検査はやりませんでした。
しかも一周期無駄にする事になるので
もしこの検査をしていたら
我が子に出会えなかったかもしれない
全て結果論となりますが
上手くいく時って
結構何をやっても上手くいくし
上手くいかない時って
逆に何をやっても上手くいかない
気持ちの部分が大きいのかなと
不妊治療って
基本自分に余裕をもててないと思う。
なんかいつでも
脅迫されているような
追い詰められているような
だから
気楽に治療出来たら
結果は変わると思う。
変に期待しない時のほうが
結果が良くなるんじゃないかなと
まあ、言葉で言うと簡単なんですが
当時の自分に同じ事を言ったとしても
そんな事簡単じゃね～よっと言われると思う。
いや言うと思う間違いなく
それくらい
不妊治療って難しい
ただ、諦めちゃダメ
何が起きるかなんて誰も分からない
当時の私達も
このモザイク胚が成功するとは
この時は全く思っていなかった
今このブログを見ている
貴方にも奇跡が起きる事を願っております。