ボストンで産前産後のケアをしています、助産師(日本資格)のIkuyoです。


4月のおはなし会、クーリッジコーナーの図書館での会が終わりました。


今週はスプリングブレーク(春休み)。


お花が満開でとってもいい気候の

MA(マサチューセッツ)州は、


4月の第3月曜日がパトリオットデイ=愛国の日(独立戦争が終わった日)と言って、州が決めたお休み

その日にボストンマラソンが開催され、

その日から1週間が春休みになります。


マラソンのことは↓



さて、春休み中のおはなし会


月に2回、ブルックライン市の図書館で日本語のおはなし会をさせてもらっていますが、

第3週目の会は春休み中なので、

パパさんが読み聞かせを行ってくれました!!


以前2月にも、

仕事にいく前のパパさんが読んでくれる企画があり、大盛況でした。


今回、読んでくれたのが、「いろいろバス」のお話🚌


バスにいろいろな色の物が乗ってくるお話ですが、


毎日読み聞かせをしているパパさんは

子どもたちが興味を引くポイントを

本当によく知っています指差し指差し





絵本を読み進めながら、

キンダーに通う5歳の娘さんが

「待ってーっ」と

亀🐢さんになって参加する

寸劇を入れてくれたんですが、




もう、0-2才のベビーちゃんたちは身を乗りだして、

釘付け目目


絵本の方によってきて、全身で楽しんでいました。


いろいろな声の日本語を聞く

パパによる読み聞かせ、

本当にいいと思います。


男の人の読み聞かせは、

抑揚が抑えめで、どちらかと言うと淡々と読み進めていくことが多いと思いますが、


声のトーン、

注目するポイントが違って、

同じ本でも全く別のお話を聞いている感覚になりますよね爆笑


手遊びはちょっと抵抗があるけど、

絵本や紙芝居はパパさん結構挑んでくれるのではないかと思います^_^



うちの連れも、

娘たちが小さい時

「読んで!読んで!」

とせがまれていたなぁ。


本人はうさぎとかめみたいな物語が読みたいけれど、まあ、そうはなりません。


オノマトペ系絵本って


娘たちが選んでもってくるのは

「もこもこもこ」「もけらもけら」「さる、るるる」など




いわゆるオノマトペ系の絵本

(擬態語、擬音語、擬声語、擬情語などを総称する音のこと)


物の音、イメージする鳴き声、

ニュアンスの音が繰り返されるもの


そう、男の人ってこう言うのが

苦手な方、多いのかなと思います。


その微妙な感じが

娘たちも面白いから、あえて選んでいた感じニヤリニヤリ



子どもって、年齢を問わず、

面白い音って大好きですよね。


その音をイメージすることで、

コミュニケーションを取る力

感情を表現する力、

読解力学べるそうですよ^_^




活動するメンバーについて



お子さんをおんぶしながらフルートを弾く姿、

おんぶ紐の中で安心して演奏に加わるベビちゃん




時間があればボランティアで参加してくれる高校生のお姉さん、


とコーラス部だったスタッフ



小さい子どもって、

自分に歳の近いお姉さんが、

日本語でお歌を歌ってくれるのって、

印象深いものなのでは、って感じますにっこり




手遊びで始まり終わる

手遊びのような

参加型のものは子どもたちも

やっぱり大好きですラブラブ


単純なメロディと簡単な手や指を動かすだけなんですが、

子どもにとてもニュアンスが伝わります。



「はじまるよー」の歌で会が始まりますが、


1から5までの数え歌で進み、

最後が「手はおひざー」となります。


これは、

お話を聞く準備しましょうね!となります。


そして、

「さよならうさぎ」↑の

手遊びで会が終わるのですが、


2匹のうさぎちゃんが

最後にさよならとお辞儀をするので

コレで終了の合図。


楽しくて、メリハリがあると


歩いたばかりの1歳代のお子さんも、

3歳前の動きたくて仕方ない子どもたちも、


あー、おしまいだ!

って

気持ちの切り替えができて


使った座布団た椅子、スカーフなどの小物を

しっかり、

所定のいちまでお片付けしてくれるんですねおねがい




読み聞かせは世界共通

子どもって、

言葉が日本語だからとか英語だからって、

本質は関係ない気がします。


楽しいことは好き


これ1番!


楽しそうにしている人を見るのも好き、

目を引く絵が好き、

楽しい音の響きが好き、

絵本の色の世界感、

読み聞かせによるコミュニケーション、

想像力(自分の中でお話をどう解釈するか)

物事には始まりと終わりがあること、


それを知ると

生活のメリハリ(気持ちの切り替えができること)

が生まれるんだと思います。



日本語でも、英語でも、中国語でも、

フランス語でも

読み聞かせは

遊びと学びの相乗効果ですねひらめき