明るい時間が短くなってきました。(11/4はデイライトセービングデイ)


朝晩は暖房をつけないとのボストンで産前産後のケアをしています助産師(日本資格)のIkuyoです。


昨晩、未就学児の子育て講座が終了、

17名参加してくださっていまた爆笑爆笑


0-6歳の子育て中のママさん、

ボストン、日本、カリフォルニアなどから参加してくださいました。


話しをしてくれた篠原歩弓さんは

現在、ボストンチルドレンホスピタル(通称ボスチル)でアーリーインターベーションの専門家として勤務されています。


ボスチルには

うちの娘たちもなんだかんだとってもお世話になりました。


医療系に進みたいと思っている大学生の娘にとっては憧れの場所でもあります。




アメリカの「早期介入」は日本でいう「療育」と同じですが、1975年には連邦法で定められ、1983年にはマサチューセッツ州法で全面的に公的支援することが決まっています。


住民であれば、どの市においても無料のプログラムが受けられるという事です。


話の中で、1番驚いたのは、


小児科医からの指示のもとでしか、このプログラムは受けられないものと思っていましたが、


それだけではなく


親、保護者がその子の成長、発達において心配や不安を感じた場合、直接アーリーインターベーションのオフィスに問い合わせができる事。


問い合わせが入った場合、2週間以内に何らかの返答を行い、そのお子さんの状況の査定にはいるそうです。



そして、ママたちから質問が多い、発語の遅れのこと。


アメリカで子育てを行うと、単一家族内での言語の量になるので(ママとパパだけの声かけだけになりがち)、とにかく日本語も英語も言語の量を聞いている時間が少ない…。


そのため1才から1才半の時期に発語がゆっくりだと指摘される事が多いんです。


0-3歳児の発達は個人差がかなりあるので、全てが発達障害ではなく、発達が凸凹であるという認識が広がってきていますよね。



早い面もゆっくりな面もあってよくて、それがその子の個性。


対応の仕方がわかれば、1番長く子育てに関わる人の心の余裕ができますよね^_^


その場合に役立つ、24項目の小技を具体的な声かけに合わせてお話ししてくださいました。


翌日には数名のママから直接メッセージをいただきました。


これはママたちにとって大いなる助けになったようです!


寝かしつけの時間帯の開催だったので、耳だけ参加もOKにしたのですが、

返って、チャットには歩弓さんへのたくさんの質問が入り、あっという間に1時間でした。



また、こんな機会を作って行きたいと思います。




私事ですが、

アメリカのNPO法人のJBLine inc.のコアメンバーの大きな研修が終わり(まだ少し残っていますが)、

コアメンバーとして活動して行きます。


自分の仕事に関しては細々と続けて行きますが、


妊産婦、子育て世代のコミュニティを繋ぐ活動は、ニューイングランド地方に住む誰もが参加できる形に行っていこうと思っています。



今日のフィンです。