「私」が生まれてから
「今の私」になるまでを振り返る
『私が「私」になるまでの話』
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《第102話》「なぁ~んだ!私がしなくても大丈夫なんだ!」を初めて経験した日。
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もう1つの魂が目覚める
セカンドソウル心理学
セカンドソウルカウンセラーの
こんのなおみです。
私は育児休暇が明けると、
再び作業療法士として仕事に復帰しました。
子どもがいるからと
職場の方で考慮してくれたおかげで、
土日が休みの部署に
所属となったのですが、
所属が変わっても
この時に感じていた苦痛な違和感は
変わりませんでした。
それどころかむしろ、
「私がやらなきゃ!」
「何とかしなきゃ!」と
ムリして「頑張る」ことを
少しずつ手放し始めていた
私にとっては、
その違和感は大きくなるばかり
復帰して半年程経つと、
私の中でその違和感が
無視できないほどになっていて、
私は仕事を辞めたいと
考えるようになったのです。
だけど、
辞めたいと思いつつ
辞めるのが怖くてなかなか辞められません…
と言うのも、
学生時代のアルバイトを除けば、
私の仕事の経験と言えば
作業療法士の仕事だけ…
当時、
30代も半ばだった私は、
今更
作業療法士以外の仕事に
就けるのだろうか?
できるのだろうか?
そんな不安もあったし、
作業療法士を辞めることは
今までやってきたことの全てを
ムダにするように感じて
踏ん切りもつきません。
そして何よりも、
経済的な不安も大きかったんですよね
その頃は
念願のマイホームを購入したばかりで
ローンの返済だって始まったばかり。
しかも
作業療法士は国家資格で、
医療の専門職なので、
手取りも良ければ
当時の夫の収入よりも多くて
生活費を折半していたので、
私が仕事を辞めたら
生活していけなくなるかもしれない…
そんな恐怖感も大きかったからです
そんな状況だから、
夫に「仕事を辞めたい」とこぼしても、
「お金はどうする?」
「家のローンはどうする?」とお金の話になっては
仕事を辞めることを反対されるばかり
私は、
仕事を辞めたい気持ちと
辞められない恐怖感との間で
大きく大きく揺れ動き始めました…
だけど、
私が仕事を辞めたいのに辞められない
「本当の」恐怖感は、
もっとその奥にあったのです。