【景品表示法】ユーザー・運営への訴え【優良誤認】 | いくしんの鎧袖一触(がいしゅういっしょく)

※10月23日 執筆

※10月31日 被害状況追記

 

晩成型エルメス(以下エルメス)の件で

 

やはり納得がいかないので

次のステップに移ります。

 

今回の件は

 

 

「実際のものよりも著しく優良であると示すもの」

 

 

であり

 

ユーザーが、エルメスを購入時に

想像していた強さをライオンとするならば
現在の強さはチワワレベルなので

 

我々ユーザーが誤認しなければ

課金額が著しく減っていたであろうと予想します。

 

 

今回のケースで

考えてみたい点をざっくり言うと2つ。

 

 

エルメスはMAであり

MAのスキル=100%発動

 

という概念を覆して

 

エルメスを取得するイベントの最終日に

スキル発動率が100%から50%

下方修正されました。

 

 

MA=100%発動という表示をしたうえで

発動率が100%の機体を売った後に

発動率を50%に修正すること

 

そもそもの

MA=100%発動という表示をしたうえで

発動率50%の機体を販売すること

 

 

それぞれ

 

 

景品表示法第5条(不当な表示の禁止)


に該当しないか

判断していただきたく存じます。

 

 

 

以下、詳しく書くと

 

 

ソーシャルゲーム

「ガンダムエリアウォーズ」において

 

2020年10月3日に発売されたエルメス

 

は、MAと呼ばれる種類に属します。

 

 

image

 

 

運営が定めた、MAの定義は

 

「100%の確率でスキルが発動する」

 

機体です。

 

 

 

 

 

今回の問題の一つは

 

スキル1の「MA:天翔ける白鳥」

 

説明文には「高確率で(発動して)軽減」するスキル

と、表示にありますが

 

 

我々ユーザーは、発売当初

 

実際に性能を試したうえで

「発動率100%で確実に軽減」するスキル

で、あることを確認して購入して

 

MAの定義である

スキルの100%発動を信じて疑わず

 

多数のプレイヤーが

課金をして取得した結果

 

 

 

image

 

発売から10日後の10月13日

多くのユーザーが買い求めた後に

 

スキル発動率を50%程度に

下方修正されてしまった件

 

 

実際のものよりも

著しく優良であると示したうえで販売し

 

一般消費者によ る

自主的かつ合理的な選択を阻害する

 

景品表示法第5条(不当な表示の禁止)

に当たらないかという点。

 

 

※今回は発動率の修正であり

軽減率はややこしいので忘れてください。

 

※修正前は十分に検証した結果

100%の確率でスキル1が発動しており

運営も100%→50%程度に修正をしたことを認めております。

 

 

ユーザーは

 

修正前の100%発動するスキルこそ
MAの原則スペックに準じていた

 

解釈でしたが

 

 

運営の返答は

 

説明文にある高確率(50%程度)の

発動率が正常であり

 

説明文どおりに戻したとのこと。

 

 

説明文に

 

 

「高確率で(発動して)軽減」するスキル

 

 

と、表示されたいとしても

 

実際は発動率100%の挙動

ユーザーに誤解を招き

 

一般消費者に対し、

実際のものよりも著しく優良であると示し、

自主的かつ合理的な選択を阻害する

 

【優良誤認表示】と言われる

不当表示に当たらないか?

 

 

というのが1つの争点。

 

 

 

もう1つの問題は

 

エルメスの2つのスキルの説明に

 

「高確率」「確実に」

確率の説明表示がある通り

 

MA=100%発動の性能という

 

そもそもの運営が定めた

MAのルールと矛盾しております。

 

 

そのルールは

実際よりも著しく優良であると示しており

 

一般消費者による

自主的かつ合理的な選択を阻害する

 

景品表示法第5条(不当な表示の禁止)

に当たらないかという点。

 

 

※エルメスが修正された当初、運営は

 

「高確率」と「確実に」の2つの説明があるのに

共に確実に発動するのは矛盾しているので

説明文通りに修正した

 

 

と、返答しておりましたが

 

 

ユーザーが運営への問い合わせで

 

MAの定義

「100%の確率でスキルが発動する」

 

を追求した後は

こういった返信はなくなったようです。

 

 

 

↑エルメス修正後に発売されたガシャ画像
 
エルメス修正後も

「MAのスキル発動率は100%」

と、表示がある通り

 

 

現在においても、運営は

「100%スキルが発動する」

MAの定義を認めており

 

 

今回のエルメスに関しての

発動率が100%たる釈明は

 

 

「高確率で(発動して)軽減する」

スキルを100%付与する

 

 

と、非常に苦しい返答をしており

 

これらが【優良誤認表示】にあたらないか

消費者庁に判断していただきたい所存です。

 

 

これらの言い分がまかり通るとなると

 

 

例えば、

 

 

20%で発動率するスキル「ブーストアタック」

の効果を100%付与する

 

 

など、ゲーム内のすべてのスキルが

 

「100%発動」と表示として販売することが可能です。

 

 

景品表示法違反被疑情報提供フォーム

 

※提供した情報を審査していただくのが目的で

相談・問い合わせに応じるフォームではありません

 

 

※被害状況追記

 

【ポイントから推測する売上増】

 

 

 
9/6~9/13連合戦
10/6~10/13連合戦
 
同じイベントの
ポイントランキングを比較しました。
 

 

 
ユーザー順位(1位~100位)
の合算ポイントを比較すると
 
9月76億7235万ポイントに対し
10月108億8500万と
 
ユーザーは141.9%も多く進軍しており
運営はそれに伴う売上を取得しています。
 
 
今回イベントの売上は、エルメスの修正前の
性能によって取得した売上であり
 
修正後の性能であれば
これほどの売上はなかったと確信します。
 
 
101位~200位の合算ポイントを
101位と200位の平均から推測すると
約126.4%増えているので
 
被害にあったのは
当アプリのコアなユーザーで
広範囲に渡ると予想できます。
 
 
【被害金額概算】

 

 

 
仮にレイドlv170~230が万遍なく出現し
 
1~100位のユーザーの平均が
170・185を指揮200で
200・215・230を指揮400で
 
強めに見積もって
確実に撃破できる強さだとすると
 
レイド1体に対する
指揮が320で150240ポイント取得できる。

 

 

 
レイドを1体出すために
倒す強敵は平均8.6体であり
 
緑棒1本で強敵8体出現するとして

赤棒1本で強敵30体倒せるとすれば

 

100万ポイントを稼ぐために

レイド6.66体を倒す必要があり

そこに使う赤・緑棒は約11.2本で

 

1~100位までのポイントを稼ぐには

最低12万1935本の棒が必要であり

 

売上に換算すると約1036万円の被害

であると推測できて

 

101位以下のポイントを合算すれば

もっと大きな金額になると思われる。

 

 

また、レイド170~230が安定して出現するまでの

辛い育成には稼ぎにならないレイドを

75体程度倒す必要があり

 

育成に使うコストの棒は102.15本

 

100連合で6日間育成するコストは

61290本必要であり

売上に換算すると約521万円の被害

であると、推測できる。

 

※サブアカウントを使うと消費は減るが

このゲームは原則サブアカウントは禁止であり

今回は考えないものとする

 

※ENで進軍するポイントと

強敵撃破でもらえるポイント

自然回復するEN・指揮は今回無視した

 

 

今後も追記・修正します。

 

 

【メモ】

 

 

 

※景品表示法の正式名称は、

「不当景品類及び不当表示防止法」といい、

1962年からある法律で

以前は、

公正取引委員会が取り扱っていましたが

2009年からは新しくできた消費者庁に移管。

 

 

ダリルの件

URMA全般の件

URユニコーンのスキル件

リミテッドガシャ全般が違法では