胚培養士の富田です。
さて、今日は精子についてお話します。
皆さんが精子と聞くと頭の中でオタマジャクシを思い浮かべると思います。
まさにあの形に似ています。
ただ、最初からオタマジャクシの形ではありません。
精子は精巣で作られます。
精巣の中は精細管という細い管がたくさん詰まっており精細管→精巣上体→精管を通って外へ射精されます。
スタート地点の精細管からゴールの尿道口までなんとその距離は約7-8メートルとされています。長いですね!!
そして、精細管の中では精粗細胞という丸い細胞が減数分裂を繰り返しながら約74日かけてあのオタマジャクシの形になっていきます。
そして精子は日々精巣のなかで常に作られています。
そこが卵子と違う所です。
しかし、精子は毎日作られているから大丈夫!というわけではありません。
それについては次回のブログでお話します。