今日は今月一回きりの当直です。
1時半ぐらいにお産がありました。
そのまま眠れないのです。今3時です。
昔恩師から、
「君ら若い人は起こされてもすぐ眠れるだろうけど、歳をとると一度おきてしまうとなかなか眠れなくなるのだよ。」
と、聞かされて、
「へえ、そういうものですか。」
などと実感がわかなかったのですが、
確かに今歳をとりそういうものだと思い知らされております。
昔はそういう60歳を越えた部長先生たちにも「当直は医局員の義務だ。」
と、息巻いていたのが恥ずかしい限りです。
もうすでに鬼籍に入られた先生方、ごめんなさい。
でも年寄りには年寄りの知恵があり、
当直の日は9時過ぎには寝ることが出来ます。
若いときには当直の日でも
何も無くても12時過ぎまでは寝ることが出来ずに起きている事が多かったのですが。
そんなときはたいがい医学書を読んでいましたが、今ではそれも億劫で書類に目を通したり、このように原稿を書いたりしております。
開業当初は夜も昼も無く働き詰めでしたので、少しの時間があればすぐ寝る癖がついていました。
夜中にお産の立て込んだときなどお産とお産の合間の20分間に硬いレントゲン台の上で仮眠をとり、助産師にびっくりされたこともありました。
さてまだお産前の経産婦さんが2名いるので明け方まで寝ることにしましょう。
おやすみなさい。
そうそう、勸玄君、白狐のお役での最年少の宙乗り、パパと一緒にしたのだね。えらいね。これからも頑張ってね。応援しているよ。
理事長