おっぱい出てる? | 医療法人社団 晴晃会 育良クリニック

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中目黒アトラスタワーにある産科・婦人科・生殖医療科の病院です。
病院のお知らせなどを載せていきます。

とらままです。

先日、「おっぱいが出ているか心配な時」について
当院の助産師が書いていました。

授乳しても泣かれると、分泌量が十分でないのではないかと心配になりますね。
分泌が順調で、授乳にも慣れてくれば、おっぱいが張ったり、
授乳後に乳房が軽くなった感じ、柔らかくなる感じで分かります。
しかし、その感覚が掴めるまでは、私も毎度心配になりました。

私は、
オシッコの量
授乳中、喉がごくごく動いているか(口先があむあむしていても、おっぱいが出ていないと飲み込む物がないので喉が動かない。)
授乳後の表情
の3点を気にしていました。

うちは、1ヶ月頃までは、授乳中に寝てしまう事が多かったので
出ないおっぱいを吸い続けるのに疲れて寝てしまったのか?
満腹になって寝てしまったのか?
どっちだ??と悩みました。

その内に、満足した表情が分かるようになってきました。




これが、お腹いっぱいで満足した表情のつもりですが。
気のせいですか?

おっぱいが十分に出ていると自信を持つまで、1ヶ月弱かかりましたかね。
それまで、授乳をしながら片手でおっぱいを絞っていたので肩がこりました。
絞るというのは、乳房の麓の方から乳首の方向へさすっていくのです。
乳房でごりっとしているところを、赤ちゃんに吸って貰いながらさすると、
つまりが取れて、すっと通ります。
詰まりやすい方にも、お勧めです。

おっぱいをさすってお手伝いしながら授乳をすると、吸引で疲れ果てる前に
十分な量のおっぱいが飲めるので、授乳間隔も空き、次の授乳に備えて休むことができます。
おっぱいタンクを溜めるために、私は粉ミルクにも頼っていました。
まだおっぱいが溜まってなさそうなときや、飲み足りないけどもう出ないときに少量。
そのうち、需要と供給が合ってきて産後1ヶ月でミルクも使わずに母乳だけになりました。

色々と方法はあります。
工夫してみても、難しい時は、担当にご相談くださいね。