とらままです。
外来にいると、一日お一人は腹痛で患者様がいらっしゃいます。
様々な症状の方がいらっしゃいますが
出血や張りもなく、
「うずくまって動けない位痛かった」
「脂汗が出る位痛い」
と表現される方も多いです。
診察の結果、便秘が原因ということで
お薬が処方されます。
お薬をお渡しする際に、「便秘だったんですね~」と
すみませんと言うような顔をされる方がいらっしゃいますが・・・
その必要はありません!
その痛み、本当に分かりますよ。
妊娠中の便秘、時には陣痛じゃないかと思うほど
痛く苦しいんですよね。
「妻が腹痛で大げさに騒ぐから心配したらただの便秘でさ~」
なんて話す友人がいたのできつく叱っておきました。
「それ、あなた体験したら多分気絶するから!」
妊娠で、身体の変化が起きて
気付かない内に便秘になっていることも多いですよね。
私も悪阻中は、水分が取れにくくてずっと便秘気味、
お腹が大きくなってからも、腸の動きが悪いのか便秘気味でした。
便が硬い時は、トイレで激闘でした。
苦しくて痛くて、でもいきんではいけないし・・・。
それが怖いので、便意を感じたらすぐにトイレへ
ガスケ法のトイレでの姿勢をとります。
これ、お勧めです。
正しいトイレの姿勢は、外来トイレの一番奥のトイレドアに貼っています。
参考にしてください。
又、基本は、運動・水分・食生活ですが、
病院で貰うお薬でかなり改善されますので
お気軽にご相談くださいね。