前回、ゴールは現状の外側に設定しましょう、という話の中で、自分一人の力で現状の外側にゴールを見つけることは難しい、と書きました。
真のゴールは、従来までの自分のマインドでは、全くと言っていいほどに、見ることができません。
言語抽象度を超え、「想像すらできない」のが、真のゴールだからです。
だからコーチの存在が重要となる...という流れで話は進んで行ったわけですが、
ゴール設定はもっとカジュアルにやって頂いて、差し支えありません。
抽象度低く、具体的なゴールで全然OK。
「今日は一日、元気に過ごそう」
「今月は親孝行しよう」など、
真のゴールを見出そうとする姿勢も重要ですが、あまり考え過ぎず、身近なところからゴールを設定していっても大丈夫です。
まずは沢山、意識的にゴールを設定していきましょう。
これを続けていくと、次第に、ゴールを設定しようと意識しなくても、無意識的にゴールを設定していく感覚が掴めてくると思います。
無意識が情報空間から勝手にゴールを見つけ、それが意識に降りてくる感覚です。
ポンポン、ゴールが生まれてきます。
とりあえず、この感覚が掴めるまで、どんなゴールでも構わないので、手当たり次第にゴール設定してみて下さい。
現状の外側と真のゴールは、その後で、ゆっくり考えて行くとよいと思います。
ちなみに、「現状の外側外側!」と意識し過ぎても、現状の内側が拡張していくだけで、その外側はそう簡単に見えてこないので、注意が必要です。
まぁ厳密には、「見えない」というのはちょっと違うかもしれません。
なぜなら外側は、「無い」ので。
実際のところ、私たちにとっては現状の内側だけ現実であり、外側は「無い」ものとして扱うことがほとんどです。
それでは、「無い」現状の外側が、どうやったら「有る」に変わり、私たちの目の前に立ち現れるのでしょうか。
究極的には、意識が鍵ですが、
実は、私たちが「有る!」と意識した瞬間から、外側は「有るもの」へと変貌します。
それが情報空間と呼ばれる空間の実相です。
全ての情報は、私たちが意識するから「有り」、意識しないから「無い」のです。
現状の外側も同様に、意識して「有る!」となった瞬間に、初めて立ち現れてきます。
ただし、現状の内側から外側を「有るもの」とするためには、内側と外側を隔てる次元の断絶を克服する必要があります。
川に隔てられた向こう岸に渡るためには、飛ばなければなりません。
そこで、ゴール設定が活きてきます。
ゴールを一つ設定すると、ゴール情報場(可能世界でも可)が一つ「有るもの」となり、移行先の次元として、情報空間のどこかに生成されます。
そこに飛ぶことが現状の外側へワープすることの意味であり、マインドを刷新することの意味するところとなります。
そしてその飛び方にいくつか方法論があり、その内の一つがコーチングであったり、現代気功であったりするのです。
ということで、ちょっと上級者向けの話になりましたが、まずは現状の内側・外側関係なく、何でも良いので、ゴールを沢山設定してみて下さい。
「ポンっ」と突然ゴールが生まれる感覚を掴むのが、現状の外側への第一歩です(^^)✌️