現在、秘伝功のその先の次元へとアクセスするセッションを募集中です。


ただ伝授を受けただけでは見えてこない、情報空間の広がりや深さを全身で体得していくことをゴールとしたセッションになります。


例によってギア高めですが😅、今回はギアが高くならざるを得ない、とある理由がいくつかあります。



その一つが、セッションでもお伝する「秘伝功と抽象度の関係」にあります。


通常、秘伝の気を使う時は、具体性を高め抽象度を上げすぎないことがコツだったりします。


なぜなら秘伝功は密教だからです。



密教系の書き換えにおいては、臨場感が特に重要になります。


例えば密教的要素のある存在では、龍と呼ばれるものがいます。


「龍神パワー」とか「龍のご加護」と聞くと、みるからにご利益があり、とてつもないエネルギーに触れる感覚を覚えることがありますよね。


人によってはパワースポットにて「龍を見ました!」という人がいるかもしれません。


不思議と龍は、高密度エネルギーの象徴として人々に受け入れられているような印象を受けます。



しかしまず、はっきりさせておきましょう。


龍と呼ばれる存在は、実体としてこの世に存在しているわけではありません。


具体的な姿形があるわけではなく、その本質は純粋な情報です。


情報空間における情報状態の一つが、龍と呼ばれるものの本質になります。



本質は純粋な情報であるにもかかわらず、敢えて「龍」という存在として具体性を与えているのには、理由があります。


それが先ほど申し上げました、臨場感です。



分かりやすく言うと、


「はい、気を出しまーす」と言ってカジュアルに気を出す時と、


「龍神系の気を出します🐉」と勢いよく気を出す時とでは、なんとなく後者の方が威力が高い気がしますよね。


これは臨場感がしっかりと機能しているためです。



人は単純なもので、迫力あるイメージとともに気を出すだけで、臨場感が増し、気の出力が強化されます。


気を受ける側も同様に、「スゴい気を浴びている!」と強く思えば思うほどに、気の効果が浸透しやすくなります。


そのため臨場感を別段重視する密教では、龍神やら不動明王やら、とにかく迫力があり、インパクトある存在をラベルとして活用することが多いのです。



そして密教の一つである秘伝功でも、臨場感を出すために具体性を上げて気を出すことが推奨されます。


「秘伝の気=龍」という感じで、圧倒的高密度エネルギーが全身を駆け巡っていると意識すると、ほぼ確実に気の効能は増します。


ちなみに僕も秘伝功を伝授された際、同じようなことを師匠から教わりました。


「秘伝功には秘伝功の臨場感があるので、それを意識した上で、高火力で気を回していきましょう」、と。



ここまでが秘伝功ビギナーが留意すべき秘伝の気の使い方になります。


でも、その先の風景が僕は好きなので笑、今回はそこをちょっとだけ書いちゃいます。



確かに、秘伝功には秘伝功なりの臨場感の出し方があるため、龍神エネルギーの如く、抽象度を下げて気を出すことで、一定以上の効果を望むことはできます。


ただし、抽象度を下げ続ければいいのかと聞かれると、それはちょっと違うと思います。


僕の感覚としては、抽象度を下げた分だけ、抽象度を上げられる“余地”を残しておいた方がよいと感じます。


もっと言えば、大前提として思考の次元は高抽象度領域にあって、その中で抽象度を下げていくことで、秘伝の気でも龍のエネルギーでも、密教系の書き換えが上手くいくようになります。



まずは、高抽象領域にいることが大前提。


抽象度を下げるのはその後で構わない、というのが僕の率直な意見になります。



それではなぜ前提として抽象度は高くなければならないのでしょうか。


その理由は、秘伝の気の出自に関係しています。



秘伝の気は、情報空間における先人達が扱い蓄え、「人から人へ」と継承されてきたものです。


つまり、「縁起の力」を「秘伝の気」という形で受け継ぎ、使えるようにするのが秘伝功の本質だということです。


であるならば当然、意識しなければならない対象は、縁起という情報の結び目(=情報場)です。


だから抽象度は常時、高く設定しておく必要があるのです。



秘伝の気をバンバンに使っていきたい人は必ず、秘伝功気功師が構築維持してきた情報場に、積極的にコミットしていかなければならくなります。


そのためには、「抽象度は高くあるべき」と先人は言います。


秘伝功を縁起の視点から読み解くにあたり、低い抽象度では何もできないからです。


仮に抽象度が低いままだと、たとえ秘伝の気を伝授されたとしても、当然秘伝功の本質は掴めず、結局は「よく分からない…」という残念な結果が待っていることも、なくはないのです。



でもまぁ、僕がいれば大丈夫です。


今回のセッションは秘伝功のその先を見据えているため、秘伝の気を自家薬籠中のものとするための意識の使い方を、伝授します。


ヒントの一つは、


どんな人に秘伝の気を使ってもらいたいか


をよく考えることですね。



これが全身で「分かった!!」と体感できて初めて、秘伝功は真価を発揮します。


ぜひお楽しみに(^^)