しばらくは密教の本質を世に広めていくのが僕の場の流れになります、と先日お伝えしました。


その背景にあるのが、複数の情報場からの応援です。


敢えて言語化するとすれば「君ならできる!」という後押しを、複数の存在から頂きました。



もちろん僕が普段からお世話になっている方々からも、背中を押して頂いた感覚があります。


情報空間上の存在であるので、今ご存命か否かは、関係ありません。


全ての存在が同時に存在しているのが、僕たちが生きるこの世の実相です。



ということで今日は、僕がアクセスしている情報空間上の先人を一人ご紹介します。


その一人とは、松尾芭蕉🥷です。


意外な人と思われるかもしれませんが、確実にアクセスしている感覚があり、しかも結構な親近感を抱いているので、紹介する価値が高いと判断いたしました。



芭蕉と縁起で繋がったのは早く、大学生の頃だったと記憶しています。


図書館にて有名な『奥の細道』を読んでいて、妙な親近感というか、深い興味を抱いたことを今でも覚えています。


その後東北を旅している中で、意図せず松尾芭蕉の軌跡を辿っていたことに気づきました。


芭蕉が休んだ石を見つけたり、


芭蕉が見た景色を見たり、


「妙に芭蕉に遭遇するのはなぜ…🤔」


と思いながら、旅していましたね笑



そして最近、芭蕉の情報場に確実にアクセスした感覚を得ました。


簡単にいうと、「芭蕉に会った」ということです。


場にアクセスしなければ見れないであろう、芭蕉の見ていた風景や心情について、みるみるうちに分かるようになったのです。



このように誰かの情報場にアクセスするとき、アクセスする側の人は、対象の情報場に通ずるなんらかの情報を持っていることが多々あります。


僕が芭蕉情報場にアクセスできたということは、僕の中に、芭蕉に通ずる何かがあった可能性が高いということです。


そして思い返すと、結構な共通点があることが分かりました。


歩くのが好きというアウトドアセンス🚶や、場の雰囲気を認識して抽象化する能力など、色々と。



ちなみに芭蕉の松尾家は正式に忍者の家系だったので、長距離の短時間移動には長けていたと思われます。


というか、芭蕉は普通に忍者です。


隠密として情報収集能力も磨いていたはずなので、情報の抽象化が得意だったことも頷けますね。



そして次の共通点が重要です。


僕の活動テーマにも大いに影響を与えているスタンス的な部分なので改めて書いておきます。


それは、「誰にでも分かるハイレベル」を意識していた点です。


芭蕉は、意識的にせよ無意識的にせよ、誰にでも分かるハイレベルな句を歌っています。



芭蕉は単に情景を抽象化するだけではなく、誰もが想起しやすいように、類稀なワードセンスでもって、五感を刺激するフックを色々と仕掛けていました。


これは芭蕉の句を、五感を意識しながら読むと、よく分かると思います。


俳諧の達人が読んでも素人が読んでも、想起される情景は、正確無比に普遍性のあるものが現れます。



さすが芭蕉!と思ってはいましたが、それは彼が「誰にでも分かるハイレベル」を意識していたからだと思われます。


この点は僕が常々意識している点でもあるので、時代は違えど、彼のマインドの傾き具合は何となく分かるものです。



芭蕉はおそらく意図せず、ハイレベルな俳諧の世界を、ハイレベルを維持したまま(←重要)、分かりやすすぎることなく、表現することに成功しました。


結果として俳諧の裾野を広げることに貢献したことでしょう。



僕は、彼の情報場にコネクトしたとき、このスタイルを継承したいと直感的に感じました。


情報場ベースの気功や密教は、高度に体系化された特殊な知識ではあるけれども、ちゃんと理解しようと思えば、誰でもちゃんと理解することができます。


センスの有無はもちろん、成長において重要な変数となりますが、知識は人を差別しません。


ハイレベルをハイレベルのまま、誰でも理解することができます。


僕はここを意識して、ブログを書いて、セッションも募集してきました。



そして最近は、ハイレベルな層を作っていくことを新しいゴールとして設定しています。


全くの情報空間の初心者に気功を教えていくこともしていきますが、僕はその先も見据えています。


ちょっとハードな密教知識や、超情報場の少しディープな話など、学びたての人では掴みにくい話を当たり前のように理解し、日々の暮らしに落とし込める人たち、からなる情報空間エリアを構築していきたいですね。



そのために必要なレールは、様々な情報場への回路を繋ぐことで、整備します。


そのレールのスタートラインにもご案内致します。


あとは、レールの先へ先へと、試行錯誤しながら上り詰めていくのみです。



もちろん、僕が背中を押すこともしますが、最終的には自分の足で進むことが求められます。


成長とはさせられるものではなく、するものだからです。



芭蕉が自分の足で東北を駆け巡ったように、情報空間での移動も、最終的には自分の力量が試されます。


ただし、情報空間は「伝授」というチートっぽい技が使えたりするので、芭蕉の時代ほど苦労することはないかもしれませんが。



もちろん僕がサポートできる範囲であれば、サポートしていくつもりです。


情報場へのコネクションは、得意分野です。


密教界の松尾芭蕉という感じで、隠密に皆さんの背中を押していきます✌️