前回は口に出さないための言霊胆力について解説しました。
人は何かと口に出してしまう生き物なのですが、密教パワーの一つである言霊を賢く使うためには、口に出さないための意識の使い方を磨いておく必要があります。
それが言霊胆力と呼ばれるものです。
そして追記になりますが、この胆力はその人がもつ知識量や経験量に比例して、より強力なものが求められます。
なぜなら知識と経験が多いということは、それだけ多くの次元にアクセスしてきたということになり、アクセスしてきた次元の数に応じて情報空間から流れるエネルギー量も増えていくからです。
例えば、天皇陛下の有する情報エネルギーは、おそらく世界最強です。
歴史と文化と権威の継承者である天皇に流れるエネルギーは膨大であり、陛下のお姿を見ただけで崩れるように涙したり、圧倒的ヒーリングを体感する人もいます。
それ故に天皇陛下の言霊胆力は超強力。
自分の言動が全世界に及ぼす影響を一生の間考え続けなければならないため、その胆力は並大抵のものではないと思います。
ちなみに言霊胆力がある人は、例外なくカッコいいですね。
内なる強さが垣間見えることが多々あるので、魅力的です。(ただ寡黙なだけかも知れないけど、それは分析すれば分かります)
反対に、思うことを反射的に口に出したり、愚痴などを溢しまくっている人は、「うーん🤔」という感じです。
結局自分次第なのでなんとも言えませんが、精神度(Spirituality)を無限に上げていきたい人であれば、自分の言霊には気を使ったほうがいいと僕は思います(^o^)/
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と、散々口に出さないことの難しさを語っておいて言うのもアレですが、今回は「口に出す」ことがテーマです😄
現代気功や現代催眠は非言語が基本なので、言語による働きかけは抽象度が低いとされ、何かと忌避されがちです。
なぜなら仕掛けていることがバレるからですね。
書き換えは相手に気付かれると失敗します(^^;
だから具体性の高い言語による書き換えは「やらなくてもいい」とよく言われるのです。
しかし、実際はそんなことはありません。
上級者は言語の中に非言語情報を詰め込み、バチバチに書き換えを遂行していきます💥
日夜言語による書き換え合戦が展開されているのが実情なのですよ。
そしてこちら、非言語情報を詰め込んだ言語による内部表現書換テクニックのことを、僕らの世界では"トランストーク"と呼んでいます。
日常会話の中にトランスを埋め込むことで、対話相手のマインドを言語でもって、非言語的に書き換えていく高等テクニックです。
しかし、言語を使って非言語的に書き換えを展開していくなんて、矛盾しているように聞こえますよね。
そう、文字だけ見ればこれは矛盾しています。
でも、以下のように考えれば矛盾にはなりません。
それは、
「言語も非言語も本質的に同じもの」と理解することです。
両者情報純度が違うだけで、エネルギー(情報)という観点から見れば同じです。
例えるならば、誰か好きな人がいるとして、その人に対し「好き♡♡♡」と頭の中で思っているときと、「好きです!」と言語化するときとでは、本質的に差はないということです。
言葉にして伝わるのは当たり前ですが、言葉にしなくても「好き♡」という内なる思いは伝わりますよね。
どちらもマインドの中から生まれた情報に他ならないので、言語で働きかけようが、非言語で働きかけようが、「情報による働きかけ」という点では両者は"同じ"なのです。
特定の情報をマインド内で想起して伝えるか、その情報を物理的に空気を振動させて伝えるかという違いしかないですよ、ということになります。
このように言語情報と非言語情報を統合的に理解し、上手に組み合わせて言語レベルで書き換えを展開していく技をトランストークといいます。
ということで今回はトランストークの簡単なやり方、導入くらいまでを軽く解説していきましょう。
トランストークは、言語情報に非言語情報を乗っけて話すことで、他者のマインドを書き換えていくことが基本となります。
具体的に非言語情報とは何かというと、こちらは"気"ですね。
話す言葉に意識的に気を乗せることで、他者のマインドに対し効果的に働きかけを展開していくことができるようになります。
(効果的とは、眠れと言ったら眠たくなるとか、頑張れと言ったら相手に活力が沸いてくるとか、そんなイメージで大丈夫です)
例えば、催眠術が分かりやすいと思います。
催眠術師は催眠系の気を言葉に乗せていることが多いので、彼らの催眠誘導音声などを聞いていると、トロ〜ンと眠気がしたり、ふわ~っと気持ちのいい体感がよくあります。
トランストークはこの応用編みたいなものです。
それでは、言葉に気を乗せるにはどうすればいいのでしょうか?
実は、言葉に気を乗せることにかんしては、皆さん日常的に行っています。
例えば、「今日も暑いですね🥵」と挨拶するときは、「暑いよね」という非言語的な情報を言葉に盛り込むことができていますし、
「頑張れっ!」と誰かを応援するときにも、「信じてる!」「あなたならできる!」という言葉にはしていないけど、確実に抱いている情報をちゃんと載せています。
特に日本は言霊信仰が強く根付いているので、言葉に気を乗せることくらいは、皆さん無意識的に、日常的に行っていることと思います。
それでは言葉に気を乗せることができれば、それでトランストーク完成なのかと問われると、それは違います。
ここからが真髄になりますが、トランストークにおいては、言葉に気を乗せることだけが重要なのではなく、いかに深いトランスに入って言葉の浸透度を上げていくかがカギとなります。
ただ普通に、気持ちを込めながら話していてもトランストークにはなりません。
それはただのトークであり、お喋りです。
話しているだけで相手の無意識(マインド)を書き換えることができるようになるためには、自分の言葉が、相手の無意識に深く浸透していくような工夫を施さなければならないのです。
その工夫の一つが自分の変性意識を深めるというものになります。
実は、変性意識を深めるチューニングをすると、言葉に乗せる気の浸透度を高めることができるようになります。
(実際は高めるというよりも、高まってしまうといった方が正しいのですが、そこはシークレット記事を要参照♡)
言葉そのものの純度を高めるイメージでも可。
そのためトランストークの腕前というのものは、いかに深い変性意識に入れるかによって決まることが多いです。
例えば、相手よりも深い変性意識に入ることができれば、トランストークで相手の無意識を書き換えることが可能です。
反対に、相手の方が変性意識が深いとき、書き換えは効果がありません。
相手が自分よりも変性意識が深い場合、たとえこちらが色々仕掛けたとしても、書き換えはすぐに更新されてしまいます。
なぜなら、トランスは深い方が常に優位に立てるからです。
その詳しい理由はシークレット記事に書くとして、現段階では、変性意識が深い人は自分のマインド深部に潜り、書き換えを無効化すことができると理解して頂ければ十分です。
以上の内容を理解した上で、最後、"実践トランストーク"ということで、無意識に浸透するトランストークのワークを一つご紹介します。
なお、自分より変性意識が深い相手にトランストークは通用しないと先程言いましたが、これを受けて「自分でもできるのかな」と不安にならなくても大丈夫です。
なぜなら世の中のほとんどの人は変性意識が浅いからです😅
通常、ほとんどの人は日常の変性意識から出ることはありません。
詳しい理由はよくわかりませんが、徹底的に日常を極めているためか、変性意識の度合いは日常100%といった感じです。
(近所にいる普通のおじいちゃん、おばあちゃんの意識状態を参照)
加えて日本人は、学校教育やその他社会的洗脳によって作られた偽りのリアリティを「見せられながら」生きている状況なので、一般的傾向として、自分で自分の世界を作っていくという意識が希薄です。
そのためテレビを見たり、新聞を読んだり、ほんのちょっと変性意識が深まるだけでコロっとマインドが乗っ取られてしまいます。
つまり、目下日本にいる限り、他人より少しでも変性意識を深めることができれば、トランストークはかなり強力な武器になり得るということです。
学んでおいて損はないと思いますよ(^^)
トランストークのエッセンスはいかに変性意識を深めてお話するかにあるので、基本練習として"関係性"を意識してみることから始めるといいでしょう。
関係性を意識するとは、会話の内容にばかり意識を向けるのではなく、会話を成り立たせている自分と相手の"関係性"を意識してみましょう、ということです。
会話空間を認識する練習とも言えます。
会話をしているときに、自分と相手の関係性に意識を向けるだけで、簡単に変性意識は深まるものです。
なぜなら関係性を意識することで一つ視点が上がり、メタレベルに立って会話を展開することができるようになるからです。
視点が一つ上がると、変性意識は一段深まります。
まずはこれを基本として頭に入れておいてください。
通常は、会話の前提となる自分と相手の関係性を意識に上げることはありません。
これら全部、無意識下で情報処理を行っているためです。
例えばコンビニで店員さんと話すとき、僕たちは無意識のうちに「店員と客」という関係性を規定し、話をしています。
おままごとのように「僕が客で、あなたは店員さんね🙋」と明言することなく、自然に会話は始まり、自然と終わりますよね。
それが普通なのですが、トランストークを学んでいきたい方は訓練として、これから会話をするときは、自分と相手の関係性を意識しながらトークをしてみてください。
お店では「客と店員」
家では「親と子」「夫と妻」
学校では「生徒と先生」
職場では「部下と上司」
など、色々練習する機会は多いと思います。
最初のうちは意識がうまくハマらず難しく感じると思いますが、愚直に練習していくと、あるとき"視点が上がる"体感が出てきます。
相手と自分は同じ会話空間にいるはずなのに、なぜか自分は外にいるような感覚、自分が相手の上にいる感覚など、いい感じに"ズレ"を感じられるようになるとGoodです👍
その感覚が変性意識が深まるときの体感であり、その体感を維持したまま会話をすると、変性意識が深まった分、自分が発するセリフが相手の無意識に浸透しやすくなります。
相手を説得したいときや、思いを伝えたいときなどにも有効なので、ぜひ練習してみてください。
かなり効果あります😄👍
(ちなみに、関係性をひっくり返して立場を逆転させるという高等書換テクニックもありますが、そういうのは全部シークレットにて)
それでは参考にしてみてください。