僕たちは、情報場の中で暮らしています。


マインド空間(=情報空間)における【場】から、一歩たりとも抜け出すことはできません。


全ては【情報場】の中で展開されるのです



こちらの事実を体感するためには、情報場の階層性を理解することが必須です。


むしろ階層性が分かれば、学びの次元が変わり、一気に視野が広がっていくと思います。


もちろん思考の抽象度は上がるし、IQもメキメキ上がるので、今日も気合を入れて付いてきてください😁



情報場における階層性は、【学校】を例に上げると理解しやすいと思います。


学校には、小学校、中学校、高校、大学と複数の学びの場が用意されているわけですが、これこそまさに、情報場における階層性そのものと見ることができます。


小学校から中学校へと場が上がると、一気に視野が広まった記憶がある方もいると思います。


もちろん中学校から高校、そして高校から大学へと上がるときも同様に、日常のスケール感がゴゴゴッと大きくなる経験、誰にでもあるのではないでしょうか。


こうしたスケール感が変わる現象はすべて、情報場の階層性の階段を登るときに起こります。


【大学場】は【高校場】よりも情報量が多いため、スケールは大きく、外を見渡したときに得られる情報量も、高校の時とは比べならないくらいに膨大になるのです。


まぁ簡単に、小学校から大学まで情報場の階段があると認識しておけばOKです。



それではここからギアを少し上げていきます😁


学校にはそれぞれ、学年と組で構成される固定的なクラスがあったり、授業ごとに集まる人が変わるクラスがあったりと、無数の場が内在しています。


高校や大学といった大きな【場】の中に、小さな無数の【場】があるというイメージですね。


もちろん授業クラス以外にも、部活動の場、サークル場やゼミ場など、交流する人の数だけ場が存在していると言えるでしょう。


他にも先生たちの場であれば、教える教科ごとに場があったり、担当学年・学科毎に場があることになります。


こうなるともう、周りは【場】だらけです。


(この【場だらけ感】は、超情報場理論を学ぶと誰でも感じるものであり、成長の証として胸にしまっておきましょう)



それでは今度は、場の階層性とエネルギーの話に移ります。


小学生から見れば、中学生はちょっと年上で、まぁまぁ近づける存在です。


でも高校生となれば、そう簡単に近づけない、かなり遠い存在へと変わります。


そして大学生となると、小学生にとってはもう【おじさん】クラスの存在です(笑)


完全に大人に見えてしまうので、ある種の断絶感出てくることかと思います。



こういう断絶感という距離感は、それぞれの情報場が持つエネルギー(情報量)の差によって生まれます。


つまり、小学生が属している小学校場よりも、大学生がいる大学場の方が、上位の階層にあり、ポテンシャルエネルギーが大きいということです。


ポテンシャルエネルギーとは、その場が潜在的に持っている情報量の大きさを言います。



人生経験も知識量も少ない小学生に比べ、大学生は情報量が圧倒的に豊富であるからこそ、小学生の目には、手の届かないくらい大きな存在と映るのです。


なお、小学生にとっては先生たちもだいぶ遠い存在に見えることでしょう。


彼らからすれば大学生同様、完全に大人なので。



しかし、そうした認識も成長とともに変化していきます。


情報場の階段をすくすくと登ってきた結果、小学生の頃には持っていなかった、大量の情報ポテンシャルエネルギーが宿ってきたからこそ、嘗ては大きく見えた存在も、今ではちっぽけに見えるのです。



ちなみに、このまま階段を上がり続け、大学院教授くらいにまで登り詰めることができたとすると、【エリート大学場】にアクセスしたということなので、それはそれは、相当な量の情報エネルギーを蓄えられたことになります。


このくらい膨大な情報エネルギーがあれば、鶴の一声で周りを動かすことができたり、周りと協力して新しい時代を創ることができるようになるのです。



他にも面白い話としては、明治維新後、そして戦後、日本の学校の多くは【文科省場】によるトップダウン式支配を受けている状態です。


そのため学生はもちろん、先生や副校長から校長までを含め、丸ごと文科省の影響力を考えないわけには行きません。


簡単に言えば、文句が言えないということです。



これを超情報場理論の観点からみると、エリート(?)官僚が牛耳る【文科省場】には膨大なエネルギーがあり、そのエネルギーの下に日本の学校が従属しているというイメージになります。


そのため【文科省場】に従属するすべての学校関係者は、何らかの形で文科省場からの影響を受け、意味のないタスク・授業をシブシブやらされていることになるのです😂



もちろん皆さんご存知のように、これは学校に限られた話ではなく、ガイドラインが存在するトップダウン型の組織全てに関わる話になります。


経団連傘下の企業は、上から下まで経団連が作成したガイドラインに従わざるを得ないし、病院は、厚生省が指示した通りに動かざるを得ない状況にあります。


医者であれば、医師免許を発行する【場】の言うことを聞かないと免許を剥奪されて、ブラックジャックのように活動ができなくなります。


誰が見てもおかしいガイドラインであっても、それを作成した【場】にエネルギーがある限り、仕方のないことでもありますが。



と、ちょっと暗くなってしまいましたが、


以上が情報場の階層性と、ポテンシャルエネルギーに付いての話でした。


情報場には階層があって、上に行けば行くほど情報量(=エネルギー量)が増していき、下位に位置する場に対して影響力を有する。


とりあえずここが理解できればOKです😁


抽象度もギューンと上がったはずなので、自分は今どんな【場】にいるのか、そしてどんな場の位置関係があるのかなど、今後色々と見えてくると思います🧘