真のジョーカー・辰巳のファンが

いちばん見たいのは、

活躍そのものではなく、お立ち台。

 

その凄さは見ていただくしかないが、

ヒロイン(というか善良なファンが思う選手像)

の概念を根底から覆す質感に、私の怪しい喜びが爆発する。

 

 

サヨナラ打の感想を聞かれ

「8回裏やと思ってたんで〜」

(寝ながら試合しとるんか!)

 

手荒いシャワー祝福に関しては

「道具濡れるんでマジでやめてほしい」

(その時点の道具って何?手袋くらいやろ)

 

ホームランに関して聞かれた時には

試合前に男の子に「ホームラン打ってください」と言われて

打てるんか?と思いながらも「ああ打つわあ」と答えた

ちう趣旨の発言をだるそうにしたのだが、

 

その時の「ホームラン打ってください」

の子供の口調のモノマネが悪意に満ちていて、

「こんなん見たことない!」と私を喜ばせるのである。

 

真夏のクリスマスに現れた、

とんでもないダーク・サンタクロース。

 

もちろんベースにあるのはお笑いのセンス。

そこが理解できないと辰巳の態度は反感を買うだろうが、

辰巳にSNSで悪口書き込みなんかしても、なんの意味もない。

 

辰巳の頭は・・プレイ以上にぶっ飛んでるのだから。

 

で。何が可哀想ってもう一人のヒーロー

鈴木翔天(そら)が鈴木大地のタオルを掲げられてること。

 

 

楽天、1勝できてよかった。

 

こちらも1勝できてよかった。

 

(山本くん、ついに足が空転中)

 

あ。後半戦1勝もできてないチームがおる!