私が「スピ嶋」と呼ぶ、
投げる哲学者・ミニマリストである田嶋大樹の契約更改が行われ、
今年はコロナ感染による離脱などで成績が伸び悩んだこともあり
減俸となった。
「嫌な気持ちになる方もいるから」という理由で
年俸額の非公開を訴えている彼だが、
なぜかスルーされて発表されており(推定という建前だが)
11000万→9500万
それを受けてのお言葉が
「今年は自分と向き合う時間がたくさんあり
自分のことをよく知れたので、
個人的に一番収穫があった」
スピ嶋ああああ。
人にとって何が一番大切かをこの有能な左腕投手は
ようくわかっているのだ。野球は?野球。
山本、山﨑が抜けてローテの軸として期待されているが?
との質問には、このお言葉。
「僕はそんなに大した人間ではない。
目の前の試合をしっかりやれば
到達しているかもしれないし、”していないかもしれない”」
深い。深すぎる。
予定調和なプロ野球選手像をこれほどぶち壊してくれる
選手はいないだろう。楽天・辰巳とは真逆の意味で。
趣味は読書、好きなのは一人でいること。
こんな一流野球選手が活躍する時代なのである。
やはり安楽問題は昭和の遺産だなあ。