先のチャロは、けんかもするけど、狩りも得意でした。いろんなものをくわえてくるので、家中戦々恐々でした。
いなくなる16歳の夏には、野うさぎをくわえてきました。
いつもの通り夜の散歩に出て、いつもの散歩コースを回っていきました。石に腰かけて、ぼんやり待っていたら、チャロの様子がおかしいのです。灌木のしげみを見つめたまま、フリーズしているのでした。
そのまま1時間以上過ぎ、、、。
待ちきれなくて、家に連れて帰ろうとしたら、あばれて、、、・。でも、遅くなるし、不安だし、心配だし、あきるし、、、。
強硬手段で、ぎっしり抱きかかえて、家まで走ったら、もがいて、あばれて、途中で逃げてしまいました。
あやしいと思って、灌木の所に戻ってみたら、やっぱり、さっきの場所にフリーズしているのでした。
手に負えないので、いったん家に帰って、また様子を見に行って、、、。
これを繰り返して、3時間以上、すっかり夜中になった頃、
サーと茂みに入って行ったとおもったら、中から、『ぎゅーん』と、異様な声、。
続きは、この次に。
